本年度の私の所属は総務常任委員会です。
6月本会議での総務常任委員会が終わりました。
総務常任委員会では明石市の政策、総務、市税などを所管していますが、私自身は行政改革をテーマに委員会に取り組みたいと思ってます。
そんな中、委員会でちょうど行政改革の報告が政策部からありました。
明石市は職員数の削減などで2009年度は約25億円の財政効果があったとの報告。
さらに事業ごとにコストや効率性を明らかにした上で、「総点検」と称した見直しや行政評価委員会による「行政評価」を行い、事業の存廃などを検討していくとのことでした。
私は行政改革の推進に関し、事務事業の見直しなどは「事業仕分け」の導入を検討したらどうかとの意見を述べました。
と言いますのは、行政改革も毎年行っていくうちに毎年その効果も少なくなっていくのが現実です。(ぬれタオルを絞る時、最初はたくさん絞れるけれどだんだん絞った水も少なくなっていくのと同じです)
本年、自治基本条例が制定されました。
これは、行政が担うべき部分・市民ができうる部分を明確にして参画と協働のもとに「まちづくり」をしていこうとのことだと思います。
そんな時だからこそ、明石市の「事業仕分け」を市民にも参加してもらい、市民にも見ていただきながら事業の存廃をお互いに理解したうえで議論すべきと考えるからです。
(一部で、密室でやるべきではありません)
市側は、「総点検の結果はホームページで公表しいる。」「評価委員会の審議も公開している」と言いました。
が、私はどこまで市民に理解されているのか疑問です。
というわけで、明石スタイルの「事業仕分け」の導入を求める意見を出しました。
うれしいことに神戸新聞の「市会審議から」の欄で取り上げていただきました。
厳しくても行革をすすめないと大変なことになるんです。
基金(市の貯金)も年々減っていってあと数年で底を打つんです。
次代を担う子供たちに胸を張って引き継げるように頑張りましょう!!!!!

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