
この連休は大荒れの予報なので、急遽19日に講習を決行しました。
今年の冬は、南紀は荒れることが多くて、
いい海の土日は非常に少なく、
それでなくてもゲストが少ない時期に
せっかく参加を申し込まれても
中止になる確率が多くて、困ったことです。
例年春のこの時期頃から、潮が引くと広く海底が現れて
満ち引きの大きさを知ることが出来ます。
津波で潮が引いているわけではありません。
アドバンスの講習が残っているO川さんが
3月中にどうしても、講習を終わらせたいとおっしゃるので
マンツーマンでみなべに来ました。
水温は18度で、一時の14度というほど寒くはなくて
日差しも暖かく、少しウネリが残っていましたが
良いダイビング日和でした。

アンダーフォトとナビゲーションをテーマに潜りましたが、
30mのラインを引きキック数を計ったり
直線コンパスと、四角形のナビを
水深20m前後で行うのは、タンクのエアーと窒素との戦い
でもありました。
人数が少ないときしかできない技です。
アーチとハナレには、ブイが打たれ
すさみ方式の竹竿にハタが立っていました。
アンカーの上げ下げはしなくても良いので
ロープを取ればすぐに潜れ、終われば
スムーズに帰港することが出来るようになりました。
生物を痛めることなく環境に優しいし
船長にとってもやまたての必要もなく
力仕事も無くなるので、
ずっと続くようになればいいのですが・・・

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