ベルリンガーFキャリパーOH後、台風による天候不順のため
中々乗る機会がありませんでしたが、ようやくお天気が回復して来たので
ちゃんとブレーキが効く事を確認の上、試乗に出ます。
走り出して数十メートル・・・ブレーキを掛けます。
さすがキャリパーをOHした直後だけあり、
レバーを軽く握るだけでとてもリニアにブレーキが効きます。
しかし・・・
タッチが若干スポンジー気味?(※柔らかいの意味)
試乗前の確認で、ブレーキが効くのは確認していましたが
どうやらブレーキのエア抜きが不十分だったようですね
OHの際に、一度ブレーキラインのフルードを空にしてしまったので
再度フルード注入した時に、ブレーキライン内に細かい気泡が残り
それが悪影響をしてるのだと思います。
一応、想定範囲内の出来事なので、
早々に試乗を切り上げて再びエア抜き作業を行います。
作業にあたり、マスター側のリザーブタンクはキャップを外して
大気解放させておきます。
ブレーキホースを軽く指で弾いて、ホース内のあちこちに溜まっていた
小さな気泡を動かして(フルードよりも空気の方が軽いので上に上がる)
空気が溜まり易い位置にある、マスター側のバンジョーボルトを少し緩めて
ワッシャーの隙間からエアを抜く事もあります。
(ティッシュが青いのはワッシャーの隙間から出て来たフルードです)
ブレーキライン内に残ってるエア(主にキャリパー内)は極少量なので
Fフォークからキャリパーを外して、エアブリードスクリューを緩めて
溜まっていたエアを排出させる事にします。
予想通り、小さな気泡が数回出てきました。
気泡が出なくなってきたら、エアブリードスクリューを完全に閉めて
溜まっているフルードを「こより」に吸わせます。
エアブリードスクリューにゴムキャップを忘れずに装着して
取り付けボルトを本締め後、ワイヤリングを行い片側の作業終了!
続いて反対側のキャリパーもエア抜きを行います。
こちらも小さな気泡が出てきました。
ブレーキのエア抜きの状態が確認し易いのも、
私が好んで青いフルードを使っているポイントです。
余分なフルードをこよりで吸わせるのを忘れない様に
(後々のトラブルの元になるので・・・)
ゴムキャップを被せて、取り付けボルトを本締め後ワイヤリングです。
再び試乗してみたところ・・・今度はレバータッチも正常で
レバー握り始めから手応えがあり、リニアにブレーキが効く様になりました。
OH直後の感触を忘れずに自分の身体にインプットしておき
今後のOHする時期の目安にしたいと思います。
エア抜き作業関連は過去記事にもあります↓
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20090911/archive
続いて、先日のタンクキャップ清掃の際に、忘れた個所があったので
ついでに作業しました。
タンクキャップを外すと左側に穴が空いてますが
(たぶん水が入った時の排出用の穴ではないかと思います)
手近にエアがありませんので、パーツクリーナーにて穴の中を
軽く洗浄をしてみました。
詰まっていた訳ではありませんが、気になったので洗浄してみました。

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