先日の、ホイールベアリング交換の際に発見したのですが
リアブレーキのブレーキパッドが摩耗して交換時期に来ていました。
現在使用中のブレーキパッドは、カーボンロレーヌ(品番:2249-SBK5)です。
メンテナンス履歴を見ると、前回交換時から約9000km程の走行で
ブレーキパッド中央の溝が消えるほど摩耗しているのが解ります。
約9000kmも保てば、ブレーキパッドのライフ的にはまずまずでしょうか?
現在使用しているブレーキキャリパーが、純正キャリパーに比べると
ピストン径が小さく、ブレーキパッドの有効面積も小さいので
制動力として見た場合には、効きが弱い事が前提条件となりますが
(小さいキャリパーとして見た場合)SBK5の効きは「普通レベル」で
コントロールしやすい部類だと思います。
ブレーキパッドの側面から見ると残量が良く判りますが、
摩擦材の残りは約1mm位しか残っていませんでした。
マメなパッド残量確認を怠ると、ディスクローターにも被害が及ぶので
気をつけなければいけませんね〜(汗)
リアブレーキディスクローターのブレーキパッドとの相性もありますが
今回は、Vesrah(ベスラ)からリリースされている
BERINGER 6Pキャリパー専用品のブレーキパッドを使う事にしました。
シンタードメタル系の製品で、品番:VD-980JL(溶射付き)
同じ形状のブレーキパッドが6枚1セットに梱包されているので
6枚セットの内の2枚を使う事になります。
Vesrah VD-980JLについての過去記事はコチラ↓
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20100331/archive
このブレーキパッド・・・新品フロントディスクとセットで使おうとして
以前にストックしておいたブレーキパッド2セットの内の一つでは無く
新たにリア用として購入した物です。
ブレーキパッド選定に迷ったのも、部品が一度に揃わなかった理由なのです。
ブレーキパッドの厚みを比較すると一目瞭然で
新しいブレーキパッドは摩材の厚みも十分にあるのが判りますね。
リアのブレーキキャリパーもだいぶダストが堆積してしまっていたので
メンテナンスを行ってから新しいブレーキパッドを組み込む事とします。
台所洗剤を薄く溶いた水にキャリパーを漬けて、
歯ブラシでブラッシングして汚れを落としていきます。
続いて、ピストンを出した状態にしてメタルラバーMR20を吹き付けて
ピストンのモミ出しを行いますが、リアブレーキキャリパーをフルOHしてから
それほど経過してないので、すぐにスムーズな動きが戻ってきました。
余分なメタルラバーMR20はウエスで拭き取り、
キャリパー表面をシリコンスプレーを掛けて吹き上げて
新品ブレーキパッドを組み込んで完成!
組み付け後の見た目は変わり無し!(笑)

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