先日、RサスペンションをOHLINS S36PR1C1L(HO417)に換装しました。
基本的なスペックと、装着までのエピソードは過去記事をご覧ください。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20100714/archive
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20100716/archive
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20100718/archive
OHLINS S36PR1C1L(HO417)には480-33のスプリングを使っていて
(スプリング自由長=230mm)スプリングプリロードを21mm掛けているのが
何も調整を行っていない標準設定の状態になります。
標準設定のプリロード状態をRサスペンションを車体から外す事無く見る為に、
スプリングアッパー上面から本体までの距離を計測しておきました。
35mm丁度くらいですね。
この場所を「計測ポイント」としておきます。
フロントサスペンションの現在の設定は過去記事のこの辺りです。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20091230/archive
標準設定の状態で、ピストンロッドにストロークセンサーを装着して
先日行われた、ヨシムラのツーリングブレイクタイムのついでに
近場の宮が瀬を軽く走ってみて確認してみました。
平地より多少標高が高く、気温も3〜4℃低い宮が瀬湖周辺ですが
夏場と言う事もあり路面温度が高く、タイヤのグリップ感も感じられて
まずまずの状態でしたが、高めの路面温度を差し引いても
リアサスペンションのストロークが感じられず堅い印象がありました。
ストロークセンサーを見て確認しても、ストローク量は
ピストンロッドの中央辺りまでしか動いていない事が解ります。
どうも標準設定では、プリロードが掛り過ぎな傾向にある様ですね。
※これはあくまでも私自身のフィーリングによります。
ここで、標準設定状態からプリロードを10mm抜いて、
計測ポイントで言う「25mm」に設定してみたところ
だいぶリアのストローク感が出て来てフィーリングも良くなってきました。
方向性としてはプリロードを標準設定よりも抜く方向で良さそうですが
ストロークセンサーを見ると、バンプラバーに接触しそうなほど
ストロークしていました。
ちょっとプリロードを抜き過ぎたようですね。
そこで「計測ポイントで27mm」にプリロードを設定しました。
走る日、走る場所を箱根方面に変えて走行確認します。
自分の場合だと、
宮が瀬方面も箱根方面も走行ペースはそれほど変わりませんので、
走る場所が変わったからと言っても、良いと感じるセッティングはほぼ同じで
ストロークセンサーの位置もこの位で良いと思います。
プリロードに関しては、概ね良い数値が判りましたので
次にダンパーの調整に入りたいと思います。
標準設定は以下の通りです。
・リバウンド(伸び側):20クリック
・コンプレッション(圧側):15クリック
と、ここまで来たあたりで(ちょっとリアルタイム進行してませんが)
関東が梅雨明けをしてから、いきなり気温35度以上の猛暑日が続き
とてもじゃないですが、日中にバイクに乗れる気候ではありませんので
(バイク的にも、肉体的にも非常に厳しいですので)
セッティングは涼しくなるまで延期しまーす。
現状だと、まあ8割くらいは合っていると思うので
近所を短い時間だけパトロールするには不満が出ないレベルです。

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