ステンレス材で製作されたエキパイは、焼け色と言うか酸化した表面が
あまり綺麗では無く、耐水ペーパーを当てて擦る事にしました。
薬剤をウエスに付けて磨くよりも、時間&労力を使わずに
綺麗な仕上がりになりますので。
これはペーパーを当てる前の状態ですね。
手持ちの耐水ペーパーが#1000しかなかったので
ちょっと時間が掛かってしまいましたが、ペーパーを当てただけで
艶が無かったエキパイも、これ位の状態にはなります。
エキパイは後でも手入れが出来るので、程々に仕上げて
メタルコンパウンド等で磨けば大丈夫ですかね。
エキパイのジョイント部分、パイプの端面は、
後でエキパイを組み立てる際にスムーズに嵌合出来る様に
入念にペーパーを当てています。
正体が掴めなかった3種類のジョイントスプリングは使うのを止めて
マフラー嵌合部分のスプリング取り付けピッチ(約100o)に
互換性が有る、別のメーカーのスプリングを用意しました。
K-FACTORY製のステンレス材のスプリングです。
http://www.k-factory.com/detail.php?goodsId=1029
これと同じスプリングは、現在私のZRX1100に装着している
Baby Faceのステンレス製4-2-1マフラーにも使用しています。
これまで15年間、私が使い続けて来た中で、メンテナンス中も、走行中も
一度もスプリングが折れた事が無い実績を持って選びました。
ステンレス材のスプリングなので、経年による錆などの影響で
素材の強度が著しく低下しない事もあります。
マフラー組立て中に、スプリングに付けてしまったキズが元になったか
サイレンサーステーのリジット化などにより、
排気の脈動による振動の増加で、スプリングに過度の負荷が加わったか
スプリング折損のほとんどの要因は、この辺りだと思いますけど。
極端なマフラーの性能低下とまでは行かないでしょうが、
エキパイには凹部分が数カ所ありましたので修正に出しております。
テールパイプのステップ辺りは、立ちゴケでもしたのか?
凹んでいたので、これも修正に出しております。
私が付けた傷では無いですけども、チタンマフラーだと見た目も
ある程度綺麗じゃないといけませんので(笑)
素性が判らないチタンサイレンサーは、インナーパンチング径が
かなり大きい為、少しパンチング径を絞った物へと
作り直してもらう為に加工に出しております。
加工に出ている物が全て戻ってくれば、マフラーを装着出来そうです。

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