月日が経つのは本当に早いもので、2011年8月に新旧の入れ替えを行った
アクティブ製BigラジエターKitも、もう、約3年が経過しています。
ラジエター本体のトラブルなどは無いのですが、
ステーの腐食が目立つ様になって来ました。
私の住んでる地域は、海沿いを走る事もありますので
進行方向の風向きいかんで潮風に当たる事と、
ラジエターからの熱の影響を受ける事などにより
通常の市街地等の使用環境下よりも、ステーの腐食進行が早いのかな?
と思っていたりします。
と言う訳で、鉄ステーの錆が深く進行しない内に補修します。
ステー表面の錆を取る為と、補修する塗装の密着を上げる目的で
耐水ペーパー#400でステー表面を擦りました。
穴の中までペーパーを当てて、極力、錆が残ってない様にして
パーツクリーナーで洗浄しておきました。
元々、ステーに施されていた塗装は、しっかり密着している部分と
パリパリ剥がれる部分が有った事から、下処理が不十分だったかな?と
考えたりもしますが、塗装が剥がれたら、また塗装すれば良いので
大した問題点では無いと思います。
補修用の塗料は、パパッキ〜さんのブログで使われていた
常温黒染(着色)材
「ファインスプレーブラッセン」を使います。
購入ルートは色々ありましたが、沢山本数は必要無いので
1本のみの購入だとアマゾンが割と安かったですね。
ファイン・スプレーブラッセン
品番:FC-142
内容量:420ml
特徴:超微粒子のグラファイトを主成分としていますので
膜厚2〜3μの真黒な仕上がりとなります。
耐水・耐油・耐熱性に優れた被膜を形成します。
硬化後は、塗布した鋼板を赤熱しても剥離しません。
被膜は硬く密着性・耐摩擦性にも優れています。
鉄は勿論、ステンレス、アルミニウム、銅など
あらゆる金属に黒染(着色)出来ます。
ワンタッチスプレー式ですので作業性が良く
必要な所に必要量だけを塗布出来ます。
用途:あらゆる金属の黒染め。
金属表面の反射防止。
焼付け塗装を行えないものへの黒染め。
つや消し黒。
表示対象成分:トルエン、酢酸エチル、磯プロピルアルコール、
キシレン、エチルベンゼン
http://www.fcj.co.jp/products/blacksen.html
早速、塗装します。
これは1回目の塗装です。
サラッとした感じで塗膜は薄いものの、良く密着している感じです。
艶消しクロなので、デジカメのフラッシュで白っぽくなってます。
時間を置いて、2回目、3回目の塗装を行いました。
ステーの端部や、穴の内側は特に入念な塗装を心掛けました。
約1時間位、自然乾燥させた後に、ステーをドライヤーで加熱して
強制的に乾燥してみました。
塗膜の密着具合は良好ですね。
※デジカメのフラッシュの影響で白っぽい感じですが
実物はもう少し黒い仕上がりとなっています。
元通りにラジエターステーを組み付けて作業完了です。
ファインスプレーブラッセンの耐久性については
これからの経過を見ておきたいと思います。

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