私のZRX100は1998年モデル(C2)でして、
純正カラーのライムグリーンとしてラインナップされた車両です。
後年にリリースされたZRX1100/1200は、
同じライムグリーンベースでも、ラインの配色を入れ替えたり
ラインのブルーの濃さが微妙に異なりました。
そんな訳で、あと何十年もすると、ZRX1100のC2ライムグリーンは
初期型カラーなんて呼ばれる日も来るのかな?なんて考えたりもします。
まあ、当時は販売台数が多かったので希少性は無いんですけどね。
そんなZRX1100も16年が経過、走行約13万7000qにもなりまして
外装の痛みが目立つ様になって来ました。
各部分の劣化具合を調べてみます。
Fフェンダーは純正形状のカーボン(ウエットカーボン)に
クリアグリーン塗装をしたもので、ブログの履歴を遡り
調べてみると、もう12年も経過していました。
塗装の剥がれや、細かいヒビが無数に入っていまして
これが表面だけなのか?下地から来ているのか?
このまま使い続けるのは、やや不安が残るところです。
ビキニカウル周辺。
幸いな事に、ZRX1100での事故歴はゼロなのですが、
サイドスタンドを掛けて停めていた時に、路面の僅かな傾斜で
バイクが倒れた事が有り、ビキニカウルに傷が入ってしまい
修復したんですが、最近になり、修復した塗装が剥がれてきました。
ヘッドライト下側部分のカウル辺り、塗装がヒビ割れています。
ビキニカウルを固定するボルト頭と、白/青ラインのステッカーは
丁度、ボルト頭部分に切欠きが有るんですが、
切欠きが小さかったので大抵の車両はステッカーが浮いています。
後年のZRX1200Rはステッカーの切欠き部分が大きくなったので
ステッカーが浮く事は無かった・・・と記憶しています。
燃料タンクは目立つ劣化はほとんど有りませんが、
燃料タンクの脱着は何度も行っていますので、カドの部分は
所々塗装の剥がれが有ったりします。
「Kawasaki」の立体エンブレムは経年により
ゴールドが退色していてシルバーに近い色合いになってました。
サイドカバーはウエットカーボンにクリアグリーン塗装したもので
これも装着してから既に10年経過しています。
サイドカバーの塗装面と衣服が擦れる事が多いせいか?
光沢があまり無い感じになって来ました。
シートカウル周辺。
シートカウルのグラブバー周辺に亀裂が入ってます。
この亀裂を見つけた頃から、かなり時間が経過していますが
亀裂の進行は進んでない様です。
とは言え、いずれはカウルが割れる可能性も有ると言う事です。
シートカウルとフレームを固定するボルト穴周辺(左右で計4カ所)も
ヒビ割れていました。
カウル関係部品は樹脂部品と言う事もあるので
ボルト脱着時は、オーバートルクでの締め付けになり易く
長年の蓄積された歪みが、ヒビ割れとして出てきましたかね。
白/青ラインのステッカーも、所々黒い斑点が目立つ様になってます。
ステッカーの性質上、ある程度は止むを得ないところですかね。
同じ1998年のZRX1100(C2)ライムグリーンと比べると、
割と綺麗な部類の個体に入るのでしょうが、
経年なりの劣化(ヤレ具合)も、私としては気になることろなので
外装をプチリニューアルしてみようと計画しています。

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