燃料タンクキャップは、純正品を清掃したり、磨いたりして
手入れをしながら、これまで使用してきました。
その過程については過去記事が有りますのでご覧下さい。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20091025/archive
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20091026/archive
純正の燃料タンクキャップは、ZRX1100用(7穴タイプ)が
GPZ900Rと同じタイプと言う事で、社外品の燃料タンクキャップは
様々なメーカーから出ていますが、品質的には今一つな物も多く有り
給油口の密閉が不十分でガソリン臭がしていたり、滲んだり、
或いは、かなり高価な燃料タンクキャップ等もありまして、
正直、私の中では、交換してまで必要な部品なのか?
との思いが有りました。
現在、塗装依頼中の外装が出来上がるまでかなり時間がありますので
その間に、周辺部品を調べていまして、限られた予算の中で
改めて、社外品の燃料タンクキャップを探してみたら
TWM製のアルミ削り出し燃料タンクキャップが
何となく良さそう!?
と感じたので入手してみました。
入手先はサムライガレージです。
http://www.samuraigarage.jp/
TWMの本国(イタリア)サイトはコチラ
http://www.twm-sc.com/index.html
本国サイトの製品とは、ちょっとデザインが変わっています。
KAWASAKI:7穴タイプ
アルミ削り出し(ブラックアルマイト仕様)
給油口はスクリュータイプ
品番:TK01 N
値段は・・・約14000円
ちょっと細部を見てみます。
スクリュー式のキャップを裏返してみると
画像では色合いが解り難いのですが、ミドリ色のOリングが嵌っています。
これなら気密性は保たれそうですね。
アルミ削り出しのフランジ部を裏返すと、給油口の外周部に
大きめのゴムパッキンが有ります。
アルミ削り出しの加工精度も良い感じがします。
透明なチューブはエア抜き用。
丁度、スクリュー式の給油口キャップのネジ山の中間あたりに
直径3o〜4o程度の穴が空いていて、透明チューブへと繋がっています。
ちょっと気になったのはアルミ地の取り付けカラー部分です。
根元が膨らんだ形状を見ると、
薄板素材にネジ山のタップを立て難い時によく使われる
(ナッター、ポップナット、等の商品名)カシメて使うナットに
形状が似ている気がします。
まあ、カラー部分にネジ山が無いので、何と呼ばれているか?は
判りませんが、カシメられている事を考えると
比較的柔らかい材質のアルミが使われているものと想像します。
燃料タンクキャップ一式の重量計測。
68.5g(取り付けボルトは含まず)
燃料タンクキャップに同梱されていた取付けボルトは、
M5×20o P.08 皿ボルト(ステンレス製)でした。
重量は1本当たり2.4g
7本使用で16.8g
皿ボルトの頭には、画像だと見え難いですが刻印が有ります。
「A2-70」
オーステナイト系ステンレス鋼の2種で、
引っ張り強度が700N/mm2(71.4kgf/mm2)の規格品ボルトでした。
暫くは色んな部品の下調べでもしてみますかね。
寒い寒いとは言いながらも、日中に日差しが当たる草むらの
落ち葉の下では、蕗の薹も春の準備をしていましたよ。
私にとっては、春のバイクシーズンが来る前に
花粉シーズンが来ますので、ちょっと鼻がムズムズしますが(笑)
それでも春は待ち遠しいものですよね。

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