プチリニューアルの為、ZRX1100外装一式を塗装してもらっていますが
もう少し時間が掛かる様です・・・
外装が出来上がるタイミングを見計らって、現在装着中のフロントの
ブレーキホースのレイアウト変更をする予定でしたが
メンテナンスを行う時間が少し出来ましたので、
ホース取り回しのレイアウト変更を行う事にしました。
現在のホース取り回し方は、ブレーキマスターから1本で出して
途中にTジョイントを、漢字の「入」にして、2本に分岐するカタチです。
Tジョイント部分を固定してないフリー状態にしているので
フロントフォークがストロークすると、ビキニカウルの下に
Tジョイント部分が当たってしまう不具合が生じていたので
レイアウト変更しようと言う事です。
ビキニカウルを外してみた状態。
ブレーキマスターから出しているホースをもう少し短くして
Tジョイント部分を固定してしまう案も考えなかった訳では無いですが
逃げ場の無い負荷が、固定したTジョイント部分に集中してしまい
壊れてしまう恐れもありましたので、あえてフリーにしていた次第です。
いずれにしろ、何とかしなければならないので
ホースの基本構成はそのままに、Tジョイントの向きを変えて
取り回しを変更してみる事にしました。
巻尺で採寸したのがコチラ。
1.ブレーキマスターからの取り出し:380o
2.右側キャリパー:520o
3.左側キャリパー:760o
この構成の中で、再使用可能だったTジョイントと
2.の520oのブレーキホースは再使用する事にして、残りのホースと部品を
調達して組上げる段取りとました。
巻尺で採寸したホースの長さに最も近い寸法のホースを使います。
メーカーはアクティブのビルドアラインです。
ステンレスフィッティング(ブラック仕様)ブラック保護被膜。
※フロントフォーク外側の取り回し、
フロントフォーク伸び切り状態でも十分な長さを確保出来る事を
想定しているので、やや長めです。
ホース全長:385o

ホース全長:760o
ホースを借り組してみました。
ビキニカウルステーの穴を利用して、多少のゆとりが有る様に
2個所でホースを固定しています。
左側キャリパー用のブレーキホースは、
ブレーキホースが箱に入っていた時のクセが残っていて
少し丸くなっているのが残ってます・・・
ちょっとカッコ悪い。
アクティブのホースクランプラバー 7.5o 14o GR3に
カッターで切り込みを入れてホースに被せてます。
ホームセンター等に置いてあるナイロンサドルの大きめのタイプで
ブレーキホースと、ホースクランプラバーごと固定する段取りです。
ナイロン製で柔軟性が有る事から、多少の負荷は変形する事で
加わるチカラを逃がす事が出来るので、コレにしました。
使用するブレーキフルードは引き続き、MEISTER T-B/Fです。
塗装面への攻撃性が強く、アクティブのステンレスフィッティング
ブラック仕様は、フィッティングがブラック塗装なので
フルードが付着したまま、放置時間が長いと塗装面が取れます(汗)
BERINGERのブレーキマスター、BERINGERのブレーキキャリパー、
いずれも、ブレーキライン内のエア抜きが非常に面倒で
1回の作業では完全に終わらせるのは難しく、無駄にフルードを消費しない為に
各パート毎に分けて、エア抜きを行います。
まあ、とにかく面倒な作業です。
大まかな手順は過去記事のこの辺りを参考にして下さい。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20130909/archive
ホースレイアウトを変更してみたものの、パッと見た印象では
左側キャリパーのホース長は、約20o位は長い気もしますが・・・
ホースに丸まっているクセも残っていますが、使っているうちに
ホースが馴染んでくるのを少し待って、暫く様子を見ますか。
ホースレイアウト変更後の、各部分の点検をしていたら
ブレーキスイッチが壊れているのに気が付いて、予備スイッチと交換。
通算で何個スイッチが壊れたか数えてませんが、
もう予備スイッチが無くなったので、また発注しておかないと。
右側キャリパー用のホース長は良い感じでした。
Tジョイント部分が、ちょうどステム下側に当たる位置に来ているので
保護シートでも貼り付けてみようかなと思います。
暫くは、このフロントブレーキホースの取り回しで行こうと思います。
走行距離:139823q

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