ZRX1100のフロントブレーキディスクをsunstar neo classicに交換してから
約250q程走行しましたのでインプレなどを。
仕事の繁忙期と、寒い季節と言う事も有り、バイクに乗る気が起きないので
あまり走行距離は伸びておらず、そのほとんどが市街地中心なので
高い速度域からの減速は行っていません。
そのあたりを考慮した上でのインプレとなります。
まずはインプレの前に・・・
新しくなったブレーキディスクの効きを有効に生かす為に
車体側のセットアップ(主にサスペンション)を始めに行います。
サスペンションのプリロード、コンプレッション側(縮み側)、
リバウンド側(伸び側)、1o毎、1クリック毎、増減を色々と調整して
サスペンションのセットアップとブレーキとの兼ね合いを確かめていましたが
結果としては、フロントサスペンションのセットアップ値は
BERINGERブレーキディスクをしていた頃にセットアップした時と
同じ値になっています。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20150702/archive
路面温度がもう少し高く、走るエリアを限定するならば
もう少し狙ったセットアップを行える可能性が有りますが
私自身がハードに走行するタイプでは無いですし(笑)
現状で8割近く満足出来る状態ならば、それで良いと思ってますので
まあ、こんな感じで良いですかね。
ちょうど春一番の雨風が激しかった頃、冬場にしては気温、湿度共に高く
ブレーキディスクのアウターローター(ステンレス材)の表面には
薄っすらとサビの様な物が出来てました。
軽くブレーキを掛ける程度で綺麗に落ちましたが
バイクを長期保管する場合などは、やや気になるところです。
ブレーキダストは、BERINGERディスク装着当時よりはやや多い気がします。
sunstar neo classicには、その数は少ないですがホール&スリットが
設けてあるので、ブレーキパッド表面を一定に保つセルフクリーニングが
多少なりとも効いているのでしょう。
ブレーキパッド、ブレーキディスクの摩耗具合は、ある程度の距離を
走行してみないと判らない面も有りますが、これまでの経験上、
数万qのライフは有りそう・・・と感じました。
後のブログ記事でも検証してみたいと思います。
ベスラのブレーキパッド(シンタードメタル)の特徴としては
ブレーキの効き始めから、制動力が途中から急激に立ち上がる様な事が無く
常に一定の制動力が立ち上がるイメージです。
その後に、もう少しレバーを握り込んでからも、常に安定した効き具合で
乗り手側がブレーキの効き具合をコントロールしている意識があります。
sunstar neo classicのディスクも、同じ様な印象が有り、
制動力の加減が常にコントロール下にあります。
ブレーキパッド、ブレーキディスクとも、晴天の舗装が良い道路に限らず
時には、ウエットパッチの残る路面や、埃っぽい路面、雨天時など
様々な環境下で使われる事が多いストリートでは
絶対的な効力よりも、安定したリニアな特性の方が間違い無く、
落ち着いて操作出来る、良いブレーキシステムだと思います。
フローティングピンが8個の構成(BERINGERディスクは6個)になった事と
フローティングピンの素材(ステンレス材+WPC処理)の影響も有るのか?
ブレーキを掛けた時の剛性感は、かなり向上した様に感じます。
総合的な印象では、BERINGERディスク時代よりも良いと思います。
フロントのブレーキディスクが変わった事で、
フロント側のサスペンションのセットアップを確認しましたが
私自身の走行環境下では、リアサスペンション側には大きな影響が無く
セットアップ値は、特に変化無しでした。
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20150630/archive
リアブレーキ周辺も変化無し。
sunstar neo classic装着車両って、自分のZRX1100以外は
未だに遭遇した事が無いのですが(仕事が平日休みのせいもあるけど)
装着ユーザーは、思いの外、少ないのですかね?

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