このLEDヘッドライトユニット、メーカー名、ブランド名が未だ判らないのですが、判っている範囲で販売元から引用すると「CREE社製 高品質LED使用」「消費電力は、ハイ&ロー同時点灯時でも純正ハロゲン以下の48W」「電動ファン等の可動部品が一切存在しない」と言う事でした。
プライスは・・・17000円位です。
上段の3個のレンズがロー、下段の2個のレンズがハイになります。
ZRX1100のヘッドライトリムにボルトオン装着する為の専用リムが付属しています。
バイク好きの有名コメディアンが、ブライトロジックで製作したSUZUKIカタナも、似た様なLEDヘッドライト(もしかして同じ物かな?)が装着されていましたね?
LEDヘッドライトユニットの背面全体に放熱フィンが有りますが、フィンの張り出しは少なく、スペース的に厳しいZRX1100でも、問題無く装着出来る感じだったので、直感的に、この製品を使おうと思いました。
白い配線に端子が1個出ていますが、これも販売元から引用すると「ロービーム側が減光して点灯して、ポジション代わりに使用出来る」との事です。
私のZRX1100は国内仕様で、ポジション用の配線が元々無いので、ポジション用の配線加工は行わない方向で作業を進めます。
LEDヘッドライトユニット+付属ボルトオンリムの重量を計測してみました。
重量:1046.5g
純正ヘッドライトの重量は、確か過去にブログ記事にしていたはず・・・探してきました。
http://moon.ap.teacup.com/applet/933style2/20090612/archive
3種類のヘッドライトユニットは、同一条件で重量計測した訳ではありませんが、ザックリとこんな感じでした。
・純正ヘッドライト(ガラスレンズ):680g
・RAYBRIGマルチリフレクター(プラスチック):490g
・LEDヘッドライトユニット:1046.5g
今回の変更で、純正ヘッドライトとの比較で
プラス366.5gの重量増加、RAYBRIGマルチリフレクターとの比較だと
プラス556.5gの重量増加となりました。
RAYBRIGマルチリフレクターが、3種類の中ではダントツで軽量ですね。
毎回、重量計測していると、同じ部分の変遷も興味深いです。
LEDヘッドライトユニットに付属しているボルトオンリムを組み込んで、8ヶ所有るツメを折り込んで固定します。
下準備も整ったところで作業開始。
ヘッドライトの上のゴムシート(純正品番:53004-0048:マツト)
この部品、ビキニカウルの内側に、隙間から洩れて来るヘッドライト明かりを遮る為の物だったですかね?
経年劣化により、傷みが進んでいるので、今回、撤去する事にしました。
車体からヘッドライトユニットを取り外したついでに、以前より少し気になっていた「カタカタ音」の原因を調べてみる事にしました。
私の予想では、ゴム製のダンパーが経年劣化により痩せた事で音が出ているのだろうと考えて、ゴム製ダンパーは新品部品の手配をしていました。
ところが、よーく観察してみると、メーターカバー(3ヶ所)、インジケーターカバー(2ヶ所)のカバーを固定している受け側のネジ穴が全て割れていて、カバーが確実に固定されて無い事で、カタカタ音が出ている事が判りました。プラスチック製品にタッピングネジで固定しているので、長い年月を経ると、僅かな振動のダメージも蓄積されて、やがて割れてしまうのは仕方が無い事ですね。
今回は、熱した半田ごてを押し当てて、一時的にプラスチックを溶かして成型し直して、5ヶ所全てを修復しました。元の強度には及びませんが、当面はこれで大丈夫なはずです。
2017年5月現在で、カバー、メータハウジングの新品部品が出る様なので、部品が出なくなる前には入手して交換しておいた方が良いかもしれないです。
※備忘録
純正品番:14090-1841:カバー、メータハウジング:税込み価格6060円
LEDヘッドライトユニットから出ているポジション用の配線はカットせずに、端子に保護カバーを被せて外れない様にして使う事にします。
少し長くなりそうなので続きます。

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