ZRX1100に現在装着中のBEETパルシングカバーは、純正カバーと入れ替えで装着した物でして、履歴を遡って調べたら、2002年には装着していた事が判りました。
現在2017年なので、装着後、約15年も経過しているんですね。
この間、BEETパルシングカバーのアルマイト(ブロンズ色)退色が気になりまして、2009年5月に再ブラック塗装を行い、これが現在に至っています。
当時のブログ記事を読み返すと、2005年頃には既にブラック塗装していた事になるんですかね?
http://moon.ap.teacup.com/applet/933style2/20090511/archive
実はオークションに懐かしい物が出品されていたので、ついポチッっと落札してしまいました。
私がこのパルシングカバーを見たのは、当時の持ち主が装着していた2006年頃が最後になるので、あの頃から、何と11年もの時が経過していたんですね。
※2006年当時の画像です。
既に当時の持ち主もZRX1100は乗って無い様ですし、製作に係わったショップにも迷惑が掛かってもいけませんので、まあ、適当にぼかしておきます。
で、オークションで入手したパルシングカバーはコチラです。
ZRX1100/1200系のビレットパーツや、スイングアーム、ダウンチューブkitの製作で有名なWheelieが製作したカワサキ水冷系レーシングパルサーカバータイプ1がベースとなっている物です。
http://wheelie.jp/archives/795
これに「K Kawauso?」が彫り込まれてまして、ワンオフ製作された一つしかない物です。
確かに見覚えが有る物に間違いありません。
立ちゴケ程度のキズが有りましたが、このキズも十分に修復可能と思えた事と、カワウソのパルシングカバーがオークションに出て来た事も何かの縁が有るのかな?と思いまして入手した次第です。
確かに「Kawasaki」をもじって「Kawauso?」と彫り込まれています。
私もあの当時、普通のバイク乗りでは出てこないセンスだなと感心しましたので、よーく覚えているんですね。
このタイプ1のパルシングカバーは、割と厚みが有るのですが、カバーの内側を見ると十字に補強リブが通っていて、凝った作りをしているんですね。
ブラック塗装のままではキズの修復が出来ないので塗装を剥離します。
キズの上からブラック塗装をしてありましたが、比較的容易に塗装剥離出来たので、作業がスムーズに進みます。
塗装を剥離してみるとアルミ地に所々腐食が見られます。
そういえば、Wheelieのビレットパーツは変わったアルミ材を使っていた様な・・・
このアルミ材特有の腐食ですかね?
まだら模様に腐食しています。
傷跡部分や腐食部分はペーパーを当てて修復した後、再塗装するつもりでいるので多少の事は塗装で隠れてしまいますが、このカバー、機械の切削痕が残る仕上げとなってまして、なるべくなら切削痕も感じ取れる位に塗膜を薄く仕上げたい気持ちも有ります。
まあ、とにかくやってみない事には判りませんが。
ここで重量計測。
Wheelieレーシングパルサーカバータイプ1:394.5g
計測する対象物が大きくなった事から、今まで使っていた計量器には載せきれなくなったので
計量器をTANITA製の物に変更しました。
0〜300gまで0.1g 300g〜1500gまで0.5g 1500g〜3000g 最大3sまで計る事が出来ます。
まあ、キッチンスケールなので、そこそこ正確ならばブログ記事としてはOKです。
次は修復作業ですね。

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