2017年10月にライディングシューズを新しい物へと移行しましたが、ようやく足に馴染んで来たので、最近はバイクに乗る際に良く履いています。
以前のシューズは靴底がフラットな形状でして、このシューズにブレーキペダルの高さを合わせていましたが、今回はカカトが有るタイプのシューズになりましたので、ブレーキペダルの位置が、ほんの少しだけ高い感じがしていました。と言う事で、もう少し自然なペダルの高さに合わせたいと思います。
まずはブレーキペダルの高さ調整前の状態。
ブレーキペダル先端での、おおよその高さ確認です。
エンジンハンガーボルトのボルト頭部の見え方が目安になると思います。
私のZRX1100に装着しているステップの場合、リアブレーキマスターのプッシュロッドを調整する事で、ブレーキペダルの高さが変更出来ます。
作業のついでに、リアブレーキマスター固定ボルト(M8×20o:2本)を変更します。
βチタニウム製のテーパーキャップボルトを使用しているので、強度的には申し分ないと思いますが、ステッププレートからボルト頭部が僅かに飛び出しているんですよね。
ボルト頭部は約3o程、プレート面より飛び出している感じです。
ではどうするかと言うと、ZETA(ジータ)の製品ラインナップに中に、低頭キャップボルト(ローヘッドキャップボルト)が有りましたので、これを使う事にしました。材質は「Ti-6AL-4V」と言う事なのでチタン合金になります。
ボルト頭部の高さを比較してみれば一目瞭然ですね。
ZETA(ジータ)
http://www.dirtfreak.co.jp/moto/products/zeta/bolt/titanium/on/index.php
ボルト重量の比較。
βチタニウムのテーパーキャップボルトM8×20o:6.3g
2本使うので12.6g
ZETAの低頭キャップボルトM8×20o:5.5g
2本使うので11.0g
マイナス1.6gの軽量化でした。
リアマスターのプッシュロッドを調整後、ボルト交換した状態です。
これでステップのプレート面とボルト頭部が凸凹が無いツライチになりました。
最近の主流であるマルチポジションのステップは、各々の調整の自由度が有る反面、プレート面は必ずしもフラット形状では無く、今一つしっくりこない感じなので、ピタッとカカトで車体を挟む様なフィーリングが欲しかったんですよ。
もう一つ。
リアマスターとブレーキペダルを連結するボルトM8×50oですが、見た目の意匠を合わせる為に、ボルトを変更します。
ボルト頭部の飛び出しは、ステップバーの下に位置する関係上、操作する上で特に問題無いのですが、一応計測しておきまして、約5o程有りました。
テーパー加工されたキャップボルトはなるべく使用したくない・・・と言う事は、ブログ過去記事でも書いたかもしれないですが、ストレートキャップボルトに変更します。
βチタニウム製テーパーキャップボルトM8×50o:12.6g
ZETA製ストレートキャップボルトM8×50o:13.5g
プラス0.9gの重量増加でした。
※今回ボルト3本の入れ替えでは、合計マイナス0.7gの軽量化となりました。
まあ、重量差は体感出来るレベルでは無いですね・・・
ボルト交換後の状態。
やや無骨な感じもしますが、見た目のバランスとしては安定感がある感じになりました。
ブレーキペダルの高さ調整後は、約5o位低くなったでしょうか。
エンジンハンガーボルトのボルト頭部の見え方が変わりました・・・
リアブレーキのスイッチは純正の機械式を使うので、丁度良い位置に調整して、ステップを少し磨いて(アルマイト処理して無いので)作業完了です。
この画像のアングルだと、ブレーキペダルの高さは下気味にも見えますが、近所をパトロールして確認してみました。思いっ切りブレーキを踏み込んだ状態でも、足首の角度の問題が無い事、マフラーや、車体への干渉が無い事も確認済みです。
走行距離:147100q

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