少し前からですが、エンジンを掛けた状態のアイドリング付近1200rpmで「カタカタカタ」と異音が出る様になっていました。確かこの音は・・・オルタネータカップリングボルトの緩みの症状だったかな?と思い、念の為、エンジンを掛けた状態でオルタネータに触れてみると、確かに異音と振動がシンクロしていて、問題の発生源がオルタネータに有る事が判りました。速やかに部品を用意して交換作業に入ります。
オルタネータカップリングボルトは、過去にボルト交換を行ってまして2011年2月に作業しています。
https://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20110202/archive
サブフレームは作業し難いので取り外してあります。オルターネータを取り外した状態。奥まった部分の掃除が面倒なので、基本的に雨天走行はしないですから、大して汚れてはいないのですが、薄っすらと埃が付いている程度の汚れ具合でした。いつもの様にシリコンスプレーを塗布して拭き掃除しておきました。
オルターネータカップリングボルトを観察。座面から約1o程ボルトが浮いているので、やはり経年でボルトが緩んでいた様ですね。構造的にボルトが完全に脱落してしまうまでは至りませんのでカタカタ音がし出したら、速やかに手を打てば大事にはなりません。
オルタネータを取り外してみると、若干ながら、エンジンOILが廻っているので、それなりにOIL汚れが付着していました。パーツクリーナーで、カップリング、ワッシャー、ボルトを洗浄。サービスマニュアルだとロック剤の指示は無いですが、緩み防止の為、低強度のロック剤をネジ山に塗布して組み付ける事にします。
ちゃんとネジは締まったので、当面はカタカタ音も聞えてこないはず・・・です。
作業のついでに、オルタネータのカップリングダンパーも交換します。
・92075-1790:ダンパ、カップリング:389円(税込み)×4個
新品のダンパーも結構硬めではありますがゴムの様な弾力感は有ります。
2011年2月にダンパーを交換しているので、その後、約7年経過していますが、ダンパーは硬質プラスチックの様に硬化しており弾力感はほぼゼロでした。
オルタネータ本体に付いているOリングも新品に交換します。新品のOリングはSUPER LUBEをよーく馴染ませて組み込みます。
・92055-1366:リング(0),70.6X2.4:1112円(税込み)×1個
オルターネータの固定ボルト(全部で3本を使用)は、2013年9月に、ボルトの仕様変更で余ったチタン合金M8フランジボルト2本を入れ替えました。
https://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20130906/archive
ちょっと作業し難い位置に有るボルト1本は、未だ交換して無かったのですが、今回、オルタネータを取り外した事で思い出しました。
で、急きょチタン合金ボルトを買いに行って来ました。作業スペース的な問題が有るので、フランジボルトでは無く、ZETAのM8ストレートキャップボルトにしました。
ZETA M8×45oストレートキャップボルト P1.25:チタン合金製:表面処理無し
重量:12.5g
純正 M8×45oキャップボルト P1.25:鉄製
重量:21.8g
今回のボルト交換で
マイナス9.3gの軽量化です。
理想を言えば、オルタネータ固定ボルト3本は同一形状に揃えたいのですが、先に交換したM8フランジボルトは使い回した物だし、今回入手したM8ストレートキャップボルトは作業スペース優先だし・・・お小遣いに余裕が出来たら統一してみましょうかね。
元通り組み立てれば、見た目の変化無し!
走行距離:147375q

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