ブログ記事を遡ってみると、ブレーキ関係のメンテナンスは2018年8月に行っていました。
https://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20180820/archive
今回、リアブレーキディスクローターの交換に伴い、リアキャリパーのメンテナンスを行いましたので、フロントブレーキのメンテナンスも行い、メンテナンスのインターバル時期を合わせておく事にしました。
クラッチ側と比べると、それほど色の変色が無い様ですがブレーキフルードの色を確認。
ブレーキフルードはMEISTER T-B/Fを使います。片方のキャリパーのフルードが入れ替わるまで、おおよその目安として、フルードタンク容量15t×2回分位の量のブレーキフルードを使うと無色透明のフルードの色になる様です。
ブレーキフルードのMEISTER T-B/Fは、塗装面の攻撃性が高いので十分に養生してから作業を行っています。。
ワンマンブリーダーでは無く、大きめのシリンジの方が意外と使い勝手が良いので、最近はこんな感じで作業しています。シリンジの中には少し色が黄色くなったブレーキフルードが溜まってますね。
続いてキャリパーの洗浄です。手が汚れるので画像がほとんど撮影してませんでしたので、大まかな流れだけ。ブレーキパッド、ブレーキパッドピン、βピン等は外しておいて、キャリパー本体は台所洗剤で水洗い。
前回のメンテナンス時より、あまり走行距離が進んでないので、キャリパーの汚れはそれほど悪くない感じ。ピストンシールはメタルラバーで潤滑、キャリパー本体はシリコンスプレーして、ウエスで余分な脂を限りなく拭き取ります。
ブレーキパッドの残量確認OK、ブレーキパッドピンの摩耗問題無し、各部を確認した上で元通り組み付けてキャリパーのメンテナンス完了。
続いて反対側のキャリパーも洗浄します。この状態は洗浄前ですが、走行距離が進んでないので大して汚れて無い様に見えます。
キャリパー2個分の汚れ・・・ほとんどがブレーキダストだと思いますが、結構水が汚れていました。まあ、定期的なメンテナンスは行っていた方が良いですね。
洗浄&潤滑の一通りのメンテナンスを終えて元通りに組み付け。
キャリパーのエアブリードスクリューに装着するゴムキャップの輪の部分が劣化して切れていました。使用していたゴムキャップはカワサキ純正部品か?ホンダ純正部品?だったと思いますが、耐久性を確認してみたいので、今回はBrembo純正のゴムキャップを使ってみる事にしました。
一連の作業を確認中にブレーキマスター側のスイッチが壊れている事に気が付きました。予備に保管していた新品スイッチを入れ替えて動作確認。
今回の交換で、予備のスイッチはゼロになったので、また予備を発注しておかないといけませんね。
走行距離:147968q

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