数年前からシートロックケーブルの動きが渋い感じがしていたのですが、これは、1998年にZRX1100を新車で購入して以来、未交換の部品で有った事と、シートロックケーブル本来の使い方では無い状態で使い続けてきた事に要因が有る様に思います。
冷却水リザーブタンクをワンオフ製作した事で、本来ならキーを差し込んでシートロックを解除するんですが、これが出来なくなったので、シートロックケーブルのワイヤーを延長して直接引っ張る事で、ロックを解除して使用してきました。
シートロックケーブルの取り回しの都合上、ワイヤーを直接引っ張ると真っ直ぐに引く事が出来ないので、ワイヤーにクセが付いてしまうんですね。長年の蓄積により、ワイヤーの動きが渋くなったのだと思います。
ノーマル状態から幾つかの社外部品が着いているので、ケーブルの取り回しを備忘録として残して置きます。
シートロック機構からケーブルだ出ていてコレをフェンダーレスKITの隙間に通す。冷却水リザーブタンクのブリーザーホース(上側)、シートロックケーブル(下側)の2階建て。
リアサスタワーバーの根元部分にはシートロックケーブルを通す穴が開いている(ワイヤーのタイコもそのまま通せる)
シートロックのキーシリンダーは取り外して有るので、ケーブルがスムーズに通せる様に大きな穴からケーブルを取り出す。
用意した新品のシートロックケーブルです。
純正品番:54010-1109
純正品名:ケーブル、シートロック
税込単価:875円
使用する前に、ワイヤーにはエンジンオイルを浸み込ませて十分に潤滑しておきました。
ワイヤーを直接引っ張るので、可動範囲は約20o〜30o程度あります。この事を想定して、以前の仕様よりも、より動きがスムーズになる様に、熱収縮チューブや網組チューブを使ってみました。これまでに数回の仕様変更を行っていますが、現状の仕上がりだと、いまひとつの70点ですかね。
もう少し研鑽を深めて、良い取り回し方法を思いついたら、アップデートしてみようかと思います。
見た目の変化はほとんど無いのですが、シートロックケーブルが新しくなったので、動きはとても軽くなりました。
走行距離:149086q

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