私が住んでいる地域では幸いにも台風の被害はほとんどありませんでした。
念の為、バイクは強引に屋内に避難させてありましたので大丈夫です。
よく利用する西湘バイパスや箱根方面の被害が大きい様なので、今年の秋のバイクシーズンは、なかなか遠出し難いかも・・・ですね。
台風が通過した後に金木犀の花が咲き始めましたが、今週も雨の日が多い様なので、今週で金木犀は見納めでしょうか。
先日、装着したYZF-R6純正スロツトルは、近所のパトロール程度しかバイクに乗っていませんが、スロットル開度が低い域での扱い易さを改善する為に、もう少し手を加えて「オレ流プログレッシブスロットル」にしようと思います。
と言う訳で、まずはYZF-R6純正スロットル装着時のスロットル開度の全閉〜全開までをマーキングしておきます。
YZF-R6純正スロットルを取り外して加工の準備に入ります。加工の際に邪魔になるので、グリップラバーは痛めない様に取り外して再使用します。
黒い破線のマーキングのラインは、ワイヤーを固定する側を、最大で2o削り(巻取り径で36o相当)〜40.6oへとプログレッシブに巻取り径を可変して行く様に加工しました。
可変レシオについては、KATANA純正プログレッシブスロットルを参考にしました。
この可変レシオの取り方によっては、初期の巻取り径を小さい状態(ロースロ)から可変させたり、可変レシオを短くして素早くハイスロに立ち上がる様にしたり、自分好みの特性へと近付ける事も出来ますね。
YZF-R6純正スロットルは巻取り径が大きく、追加加工出来る余地が残っていますので、加工ベースとしては最適だと思います。削り過ぎに注意しつつ、手作業でヤスリで成型しました。
加工を終えたスロットルパイプを組み込んで、グリップをマーキングの全閉位置に合わせてワイヤリング3ヶ所で固定。
スロットルを全閉〜全開の位置まで回して、マーキングの位置を確認します。スロットルワイヤーの巻取り部の山が低くなった分、予想通り、スロットル開度は目視で2o程度、前よりも大きくなりました。
この変化に対しては、純正スロットルワイヤーの調整部分で対応出来ましたので、調整部品の追加装着は無しです。
箱根方面に良く有る様な、路面は荒れ気味でグリップは低め、高低差の大きい九十九折れのダウンヒルで、ZRX1100/1200の様なトラクションコントロールが無いバイクでも、スロットル操作に神経をすり減らさなくても安心して操る事が出来る様になれば良い・・・と思いを込めてスロットルパイプを加工しました。
駅前の商店街〜渋滞道路〜幹線道路〜農道〜プチダウンヒル〜プチヒルクライムと、近所のテストコースを一回りしまして、追加加工したスロットルの具合を試してみました。
結論から言うと、これはアリです。
スロットルの開け始めが格段に良くなりまして、プログレッシブ加工はしたのは正解でした。欲をいえば、プログレッシブに変化する割合に幾つかのパターンを試してみるのも面白いかも?と思います。
YZF-R6純正スロットルパイプから
「オレ流プログレッシブスロットルver.1.1」へ移行します。
走行距離:149398q

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