世間的には夏休みも終わった頃なので、道路も空いているかなと思ったんですが
いや〜暑くてバイクに乗るどころではありません。
遠出できれば、もう少しましなインプレでも出来るのでしょうが、この暑さでは無理なので近所を一回りした感想でも書いてみます。
530サイズから525サイズへとチェーンコンバートを完了しまして、近所を約30q程度軽く走ってみました。スプロケットハブ側のベアリングに追加でグリスを充填しましたが、若干適量よりも多かったみたいで、グリスがはみ出してきていたので綺麗に清掃しておきました。
これで当面は大丈夫でしょう。
スプロケットのサイズ選定について
元々の純正の設定では、ZRX1100はF:17T/R:45T、ZRX1200RはF:17T/R:42Tなのですが、GALESPEEDホイール導入の際に、ドリブンスプロケットをZRX1200Rと同じ42Tを選びました。
この仕様だと、4速から5速のギア比が離れている訳では無いですが、高速道路の走行を除き、市街地はほぼ4速までで十分に間に合う感じの設定でした。
まあ、私が住んでいる地域は、どの幹線道路やバイパス等も渋滞が無い日は無いですから、4速で巡行する場面も殆んど無いようなものなので、一般的な感覚とはやや異なるのかもしれないのですが「まあ、こんなもんか」って感じでしたので、今回のチェーンコンバートで42T→43Tへと少し変化を付けてみました。
結果として、日常的に使う速度域でのエンジン回転数が少し高めに移行した事で、エンジンのレスポンスが良い回転域を使えるので、割と好印象です。
スプロケットの重量と素材の違いに付いて
ドリブンスプロケットの素材がアルミ製からスチール製に変わった事で、重量は2倍以上も重くなりましたが、その重量差はあまり感じませんでした。
スロットルを開けて加速した時に、アルミ素材の方がソフトに駆動が伝わる感じで、スチール素材の方がしっかりと駆動が伝わる感じが有ります。
気のせいかとも思いましたが、日にちを変えて試乗した印象でも同じ様に感じたので、多分そうなのだろう・・・と言う事にしました。
ホイールのハブダンパーには、これまで以上にダイレクトに衝撃が伝わると思うので、ダンパーの劣化には気を付けないといけないかもしれないですね。
525サイズへのチェーンコンバートに付いて
530サイズから525サイズへとチェーンコンバートを行い、重量が342g、割合で14%の軽量化になった事で、バイクで曲がる時の倒し込みが軽快になりました。交差点を曲がる時や車線の変更時に、バイクの向きを変えようと動作に入ると、自然に思う方向にバイクが動く感じとでも言いましょうか、ちょっと新鮮な驚きでした。
チェーンの様に大きい軌道で回転している物の重量を軽くする事は、回転する物を安定させるジャイロ効果をほんの少し低減させる事で、軽快なバイクの操縦性の方向へ近くなる・・・と言う事なのでしょうかね。
もう何年もバイクに乗っていますが、興味深い現象でした。
※<追記>
恐らく、あと数ヶ月もバイクに乗れば、今感じている感覚は「慣れてしまう」でしょうから、至って普通の事として、感じる様になるのではないかと考えています。

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