私がこのレデューサーを入手した経緯については
過去記事の何処かに書いてあったかもしれませんが
一般ユーザーとは異なる経緯で私の手元に来ました。
したがって、私のブログ記事は情報発信と言う観点からみると
特定方向のベクトルが掛かっているブログ記事であると言えそうです。
その辺りを差し引いて記事を読んでいただければ
レデューサーの実像に近いものが伝わるのかもしれません。
ブログ記事には暫く登場していませんでしたレデューサーです。
前回ブログ記事にした時からほぼ1年ほど経過しています。
去年の9〜10月頃に、レデューサー本体を分解した時は
特に異常は見当たらなくて、元通りにして終了だったんですが
それから約6ヶ月ほど経った今年の4月頃になると
スロットルを戻した時のエンジン回転の落ち具合に
バラツキが感じられる様になっていました。
恐らくレデューサーの内部が、また詰まったのではないかと
思っていたんですが、中々分解清掃する事も出来ないまま
月日が過ぎていました。
ブログ過去記事を遡ってみたら、今回と同じ様な症状が出て
ほぼ1年前のちょうど同じ季節に分解清掃していました。
秋〜冬〜春、寒い季節から暖かい季節へ季節が巡り
偶然にも同じ季節に症状が・・・と言う事でしょうかね?
http://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20110415/archive
私のZRX1100に装着しているレデューサーは、
割と外部からレデューサー本体にアクセスしやすい位置に
設置していますので、まずはレデューサーの取り外しから。
レデューサーを取り外した段階で、堆積物が有るのが判りましたので
連結しているホース内部に溜まった堆積物を取り除きます。
クランクケース(ブリーザーカバー)側のホース内部と
エアクリーナーBOX側のホース内部、
それぞれのホース内部を掃除します。
綿棒をホース内部に挿れて堆積物を取り出します。
画像はありませんがホース内部には結構堆積物がありました。
コーヒー色をしたのが堆積物ですね。
続いてレデューサー本体を分解清掃します。
網目に詰まっていたり、内壁に堆積物がへばりついています。
一つ一つ洗浄して、乾燥させておきます。
リードバルブ本体です。
分解洗浄する前まで、独特の作動音(ビィィィーーン)が聞こえていたので
実はこれほど堆積物が溜まっているとは思いませんでしたが(汗)
ここにも堆積物があり、肝心のリードバルブの動きが完全では無く
機能不全を起こしていた可能性も考えられます。
ここも綺麗に洗浄しておきます。
全て分解して洗浄後、乾燥させます。
特にレデューサーの内部部品が破損している様子も無い様なので
これで機能が元に戻ると思います。
ネジ山にはグリスアップして元通りに組み立てます。
リードバルブの向きが判る様にマーキングをしていましたが
洗浄で消えてしまったので、再度マーキングしました。
分解洗浄後、組み立て完了!
再び車体に組み込み、エンジンを始動させ異常が無い事も確認。
また暫くはこのまま使いまーす。
走行距離:124266q

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