現在ZRX1100に装着しているビキニカウルステーは、2010年11月頃にK/styleで製作してもらったアルミ素材(7N0系)の物にガンメタアルマイト処理をしたものです。ガンメタアルマイトは私のオーダーなので、多分同じ仕様の物は無いと思います。
必要最小限の部品構成で軽量化に特化したビキニカウルステーです。
2021年6月現在だと、K/styleのブログが動いていないので、ちょっと判らないのですが、ビキニカウルステーの製作は、現在は行って無いのかもしれないですね。
https://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20101109/archive
長らく眠らせていたもんご〜るさんのZRX1200Rを再び動かそうと、2020年末頃より色々と作業している最中なのだそうですが・・・
https://love.ap.teacup.com/applet/933style/20181201/archive
そのもんご〜るさんが「チタンビキニカウルステー」を製作して頂ける事になりましてオーダーしていた訳です。製作の過程は動画でドゾー。
出来上がりはこんな感じです。
全体的な形状は、純正のビキニカウルステーに近い形状で製作している様ですね。
気合のドリリング加工ですが、穴の開いた板と、穴が開いてない板を張り合わせて溶接して1枚の板の様にしているのだそうで、同じ厚さの1枚のチタン板と比べると、曲げ強度は1/4になってしまうのだそうですが、リブを設けたり、形状を工夫したりして軽量化に努めています。
構成している部品点数はかなり多く、また溶接個所もとんでもなく多いので、その加工工数を計算するとヤバイですね。
斜めに通っている丸棒は補強の様な感じですね。
隠れて見えなくなる部分ですが、ヘッドライト固定用の大きな穴の円周上に小さい穴が設けてあります。
重量を計測してみました。
測りの上の安定がイマイチなのでプラスチックの300oの定規を載せて測っています。
プラスチックの300oの定規が約5gあったので、秤のゼロ調整をしまして、チタンビキニカウルステーの重量は約300gでしょうかね。
と言う訳で、アルミのビキニカウルステーと比べると、チタンビキニカウルステーの方が約40gプラスになりました。
・純正ビキニカウルステー(鉄製):約650g
・アルミ製ビキニカウルステー(7N0系):約260g
・チタン製ビキニカウルステー:約300g
※動画と重量が異なるのはビキニカウルステーの細かい仕様が異なる為の様です。
チタンビキニカウルステー装着中の図です。
ドリリング加工した板の面は外側からは見えないので一見普通に見えます。
ビキニカウルを装着すると、インナーカバーも有るのでチタンビキニカウルステーの見える部分は少ないです。
ビキニカウルステーの完成品の形状から推測しても、アルミ製のビキニカウルステーと比べると強度はチタンビキニカウルステーの方が高いと思います。
ビキニカウルの下側から覗くとこんな感じ。
ビキニカウルの内側はフラットブラックに塗装してあるので、チタンのステーが少し見える程度です。チタンビキニカウルステーの製作過程上、止むを得ずチタンの焼け色が付くのはそのままにしています。
製作者のもんご〜るさんが込めた情熱が感じられるチタンビキニカウルステーです。
走行距離:152150q

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