年末年始の仕事の繁忙期のようやく一段落しまして、これから少しの間は時間的にも余裕が出来そうな気もしますが、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染状況によってはどうなるか?見通しの立て難い状況と言えそうです。
これから行う作業予定の為に、幾つかのパートに分けて部品発注していたものが揃いつつあります。部品チェックをしながら不足分を再発注したり、納期遅延も出て来たり、純正キャブレターのOHは先を急がない作業になるので、ある程度まとまったら、記事にしてみようかと考えています。
それとは別に、エンジンのプラグホールからのOIL漏れの症状が出ていましたので、手配していた部品が揃いましたので、こちらから先に作業を行います。
前回は・・・2016年5月にシリンダーヘッドカバーをブラックのちぢみ塗装した際にガスケット類を新品に交換していました。
走行距離にすると約11600q、約5年8ヶ月の期間を経過していました。走行距離で考えると短いですが、それなりの年数を経過しているので、プラグホールガスケットからのOIL漏れも、ある意味想定内と言うところでしょうか。
https://sea.ap.teacup.com/applet/933style3/20160505/archive
作業に入ります。
シリンダーヘッドカバーガスケットは、亀裂が無い様に見えるので大丈夫そうな気がします。
作業するスペースを確保する為に、サーモスタット&ホース類を一部取り外します。他には左側のイグニッションコイルも取り外しました。作業の都合上、冷却水を抜きますが、後々の作業の事も有るので今回は冷却水を再使用します。
プラグホールへのOIL漏れが有ったのは#4(画像の一番手前側)です。
前回、プラグホールガスケットを組み込む時に「おまじない」として、極薄く液体ガスケットを塗って組み込みましたが、その効果としては確実とは言えず微妙な感じです。
エンジン内部は割と綺麗なままでした。
前回の時に少し清掃した事も有りますが、エンジンOIL交換のサイクルが2000q前後なので、汚れが内部に付着し難いのかもしれないですね。
取り外したプラグホールガスケット。
エンジンによる熱の影響と経年により硬化していました。
ガスケットの少し凸っている部分も平らになっていて、OILを遮る事が出来なくなってプラグホールへとOIL漏れを起こしたのでしょう。
新品のプラグホールガスケット。
大きい穴の周囲に少し凸っている部分が有り、これがプラグホールの上面に密着する事でOILを遮っています。
画像には一部しか出て来ませんでしたが、今回用意した部品は以下の通りです。
・11061-0988:ガスケツト,スパーク プラグ・・・4個
・92055-1352:リング(0),ヘツド カバ- ボルト・・・6個
・11060-1771:ガスケツト,ヘツド カバー・・・1個
効果が微妙だったプラグホール部への液体ガスケットは塗るのを止めて、マニュアルに従って必要部分のみに液体ガスケットを適量塗り、元通りに組み立てまして、作業完了後に近所を一回りして、作業個所の確認を行いまして完成。
ヘッドカバーのちぢみ塗装は、作業上、止むを得なく物が当たった部分の塗装が剥がれたりした所をタッチアップしていますが、今後、缶スプレーの塗料が売っている内に予備を買っておいた方が良いかもしれないですね。
走行距離:153186q

3