2018/10/16

三姉妹 キッチンシリーズ、シールドセット 最初期  珍品・希少品

 10月12日の記事の三姉妹の説明で、最初の製品だと紹介しました。ところがナイフの整理をしていて、三姉妹が出てきました。よく見ると、ハンドルがメッキ無しなのでした。
 ハンドルメッキ無しはこれまで、1952年の製造だと紹介してきましたが、この三姉妹の製品が現れるのは1953年からです。
 ですので1953年にはメッキ無しとメッキ有りの三姉妹がありるというこになります。まあ、三姉妹が発売されたときに、メッキ無しの製品も残っていたので、最初はそれを使った、と、言う事も考えられます。1953年の何月からハンドルに鍍金が施されはじめたのかは不明です。が、どちらも、短期間のとても珍しい製品です。

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 ブレードが逆に取り付けられたピキシーは1952年からあるのではなく、1953年のハンドルメッキ無しからメッキ有りにかけて製造されたものなのでしょう。

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 ガーバーが自前でナイフの製造をはじめてから1950年代初期までのナイフは、良いものを作ろうと試行錯誤の課程が見て取れます。短期間のうちに沢山のバラエティがあり、面白いものです。
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2018/10/12

三姉妹 キッチンシリーズ、シールドセット  珍品・希少品

 私の大好きなピキシーが、セットされたシールドセットを紹介します。先に紹介したシールドの試作品からできあがった、最初の製品です。
 その名も「三姉妹-3 Sisutaers set Shorty Joyeuse Pixie」。
 1953年製造、販売です。この最初のシールドにはガーバーのロゴタイプの焼き印はありません。
 納められた3本のナイフは分厚いメッキがブレード・ハンドルともに施され、てらてらと妖しい光沢を放っています。前年の1952年まではメッキはブレードのみでした。また、翌年の1954年からはブレードの形状も変わります。
 この年1953年だけに現れたナイフです。 まさに、珍品なのです。

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 試作品のところで紹介したブレード逆取り付けピキシーです。このタイプは1952年のハンドルメッキ無しのピキシーにも存在しますので、一時の期間ではなくある期間修正なしに作り続けられた事を示唆しています。

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 Gump'sのロゴシールが箱の表に貼られています。Gump'sがガーバーから仕入れて販売したものです。 他にも、アバークロンビー・フィッチやエディ・バウアーなどでも同様にGERBERから仕入れて販売されていました。
 Gump'sはカリフォルニア州サンフランシスコに1861年に創業した豪華なアメリカン家具と家庭用デコレーション小売業者です。1950年代からカタログ販売を開始し繁盛していましたが、今年(2018)の暮れには廃業することが決まっています。創業1861年といえば日本は文久元年、徳川家茂の江戸時代です。160年ほども営業してきた老舗が廃業していくのは寂しいですね。
 

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 ハンドル下部のGERBERと商品名の刻印です。エクスカリバーマークが入るようになるのは1954年からです。
 
 
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2018/10/10

盾型シールド試作品  珍品・希少品

 オールドガーバーのなかでも、ピキシーが好きでピキシーの単体はもちろん、ピキシーがセットされた色々な製品も集めてきました。
 ハンティング用とキッチン、パーリング用と使われ方が2とおりあったので、ハンティングナイフのコンボにも使われ、キッチンの各種セットとしても使われてきました。
 今回紹介するのは、盾型シールドです。盾型シールドセットは1953年“三姉妹”が最初に販売されます。納められたナイフはピキシー・ショウティー・ジョイユースの三本です。
 アメリカンクルミ材(ウオールナット)でシールドが作られますが、その試作品です。ナイフは付属せず、塗料も塗られていないもので、これは1点ものです。

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 試作のシールドです(ナイフは製品となった三姉妹のものをおさめてみました)。

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 シールドの厚さがずいぶん違います。

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 ナイフのブレードが出るように作られています。

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 シールドを固定するための方法も後の製品とは違いビスで固定するようになっています。後の製品はビスの頭に引っ掛けて固定するようになっています。

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 1953年の各ナイフを見ておや?とおもいませんか。そうです、ピキシーのブレードが逆さまに取り付けられています。エラーピキシーなのです。
 ところが、この時期のピキシーは全て逆取り付けで堂堂と販売さていました。このピキシーは分厚いメッキが施されていますが、1952年のハンドルメッキ無しにもこの逆さまピキシーがありますので、すくなくてもメッキが施されるようになる1953年までの何ヶ月もの間、工場から出荷されていた事がわかります。
 本当にアメリカ人はおおらかさをもっていますね。『何!ブレードが逆?そんな小さな事でがたがた言うな!出来たモノは仕方ない。』ということなのでしょう。

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 1953年製品化された“三姉妹”
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2018/10/6

トラウト&バードコンボ  珍品・希少品

 トラウト&バードとハサミのコンボ製品です。
 これは珍しいものです。
 ハンドルがブラックアーモハイドですので、1978年以降のものです。
 このコンボはフィッシング、ハンティング(鳥類対象)とも最強のアイテムです。
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 状態は未使用です。箱はありませんので、スレやへこみなど経年のダメージがシースにあります。

 ○トラウト&バード ●全長:約20p ●ブレード長:約8.3p ●ブレード材:440C鋼 ●ハンドル:アルミキャスト・ブラックアーモハイド
 ○ハサミ:●全長:約21p ●ブレード長:約9.5p

 販売価格:26.000円
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2018/10/4

ジェットハンドルウオールナット2段ボックスセット  珍品・希少品

 1951年製造され短期間販売されたベークライトハンドルのセットです。
 ウオールナットの箱に2段で納められたキッチンナイフと二叉フォークでトップデッキには、バルマンとロン、ボトムデッキにはミミングが6本です。
 ハンドルがベークライト(Bakelite :数あるプラスチックのなかでもっとも歴史の古いもので、1908年ベルギー生まれのアメリカ人、ベークランドが開発したフェノール樹脂の商品名)の製品は大珍品です。
 1950年勃発した朝鮮戦争でアルミニューム不足のため急遽ハンドルがアルミニウムからベークライトにかえられたものですがすぐに元のアルミに変わります。この合成樹脂製のハンドルは当時のガーバー社のキッチンナイフ・ハンティングナイフの一部に使われますが、一連のハンドルを「ジェットハンドル」と呼んでいます。
 そのジェットという宝石について
『ジェットは褐炭(かったん)と関連のある化石化した木で、よどんだ水の化学作用により、その結果大きな圧力によって平らになった流木に由来します。ジェットは密度が1.10〜1.40 比重が1.30と非常に軽い宝石で水晶類の約半分の重さしかありません。水晶で12mm丸玉ネックレスですとさすがに重く、長時間すると肩が凝ってきますが、ジェットの12mm丸玉ネックレスは、重量感を感じずに長時間使用することができます。また、モールス硬度は2.5〜4で、真珠のモールス硬度3.5〜4と同じぐらいの柔らかさです。屈折率は1.66でジェットは全体的に暖かい感じを受ける宝石です。
 ジェットは「ブラック アーバン」黒い琥珀とも呼ばれていますが、それは琥珀の密度が1.03〜1.10 モールス硬度が2〜2.5 比重が1.08と非常に似ております。また、最大の要因は、双方とも擦ると摩擦によりマイナスの静電気を起こる性質があることが「ブラック アーバン」黒い琥珀と呼ばれている由縁です。』


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 トップデッキのバルマンとロン カタログ

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トップデッキとボトムデッキ
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 ミミング
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 箱の下側です

 画像でミミングを6本並べていますが、何かおかしい?そうです。ブレードの長さが少しずつ違います。物差しで測ってみました。一番短いものが7.8p、長いものが8.9pでなんと11oも違いがあります。このセットは未使用のセットです。
日本ではとてもこんなばらばらでは絶対製品として外には出さないでしょう。おおらかというかこれぞアメリカです。

 バルマン ●全長:約36.3p ●ブレード長:約23.7p ブレード材:ハイス鋼・クロームメッキ ●ハンドル:ベークライト
 ロン ●全長:約28.3p ●フォーク長:約16.2p ●ハンドル材:ベークライト
 ミミング ●全長:約20.7〜22.1p ●ブレード長:約7.8〜8.9p ブレード材:ハイス鋼・クロームメッキ ●ハンドル材:ベークライト

 状態:未使用。バルマンのブレードの背に点サビがあります。ミミングのエッジに点サビがあるものが有り。

 グッドコンディションのセットはとても珍しいと思います。
 
 販売価格:180.000円
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2018/10/4

ジェットハンドルセット エクスカリバー・バルマン  珍品・希少品


 1951年製造され短期間販売されたベークライトハンドルのセットです。
ハンドルがベークライト(Bakelite :数あるプラスチックのなかでもっとも歴史の古いもので、1908年ベルギー生まれのアメリカ人、ベークランドが開発したフェノール樹脂の商品名)の製品は大珍品です。

 1950年勃発した朝鮮戦争でアルミニューム不足のため急遽ハンドルがアルミニウムからベークライトにかえられたものですがすぐに元のアルミに変わります。この合成樹脂製のハンドルは当時のガーバー社のキッチンナイフ・ハンティングナイフの一部に使われますが、一連のハンドルを「ジェットハンドル」と呼んでいます。
 そのジェットという宝石について
『ジェットは褐炭(かったん)と関連のある化石化した木で、よどんだ水の化学作用により、その結果大きな圧力によって平らになった流木に由来します。ジェットは密度が1.10〜1.40 比重が1.30と非常に軽い宝石で水晶類の約半分の重さしかありません。水晶で12mm丸玉ネックレスですとさすがに重く、長時間すると肩が凝ってきますが、ジェットの12mm丸玉ネックレスは、重量感を感じずに長時間使用することができます。また、モールス硬度は2.5〜4で、真珠のモールス硬度3.5〜4と同じぐらいの柔らかさです。屈折率は1.66でジェットは全体的に暖かい感じを受ける宝石です。
 ジェットは「ブラック アーバン」黒い琥珀とも呼ばれていますが、それは琥珀の密度が1.03〜1.10 モールス硬度が2〜2.5 比重が1.08と非常に似ております。また、最大の要因は、双方とも擦ると摩擦によりマイナスの静電気を起こる性質があることが「ブラック アーバン」黒い琥珀と呼ばれている由縁です。』


 このウオールナット箱入りセットには、エクスカリバーとバルマンが入っています。

 エクスカリバー 全長:約42.5p ブレード長:約30.2p
 バルマン 全長:約36p ブレード長:約23.4p

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アメリカン・ウオールナットで出来ているというシールはジェットハンドルセットで初めて見ました

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 状態は中古。少ない頻度の使用で全体にきれいです。ナイフはそれぞれスレがあります。エクスカリバーのエッジに点サビがあります。

 販売価格:70.000円
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2018/10/1

ワスキー(Wasky)  珍品・希少品


 試作ではなく正式に短期間販売されたきわめて珍しいナイフ、Waskyです。
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 ごく短期間の登場でこれまで正確な販売時期が特定できていませんでした。
 ワスキーはステーキナイフです。ステーキナイフはミミングが広く流通して、支持されていたため出番がなかったのでしょう。現れて直ぐ姿を消します。

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アメリカの著名なコレクターのガーバーの生産年表には、ワスキーの販売時期は1959?1961?と記されています。

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 フィル・ローデンバーグ氏の著書「A Chronology of Gerber Legendary Blades(ガーバー伝説の刃の年表)」

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フィル・ローデンバーグ氏の著書「A Chronology of Gerber Legendary Blades(ガーバー伝説の刃の年表)」の23ページ、24ページでワスキーについての記述で「Another unusual knif that was made for a very short time was the Wasky which was really an oversize bladed Miming knife.(非常に短時間で作られた別の珍しいナイフは、実際には特大の刃を切ったミミングナイフだったワスキーでした)とあります。

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 私が入手したWaskyのセットに入っているカタログは1956年のものです。紙箱などとともに入っている資料からワスキーの販売は1956年の短期間だったということがわかりました。

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 下のナイフ1本は幅広ブレードミミングです。ワスキーと比べてみたのですが、ブレードの形状が違っています。











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