2010/12/14

飛び道具  狩猟

 飛び道具についての話題を2題

 1話:2010年12月のある日、ミカンの収穫に山道を登っているといつもこの周辺で罠猟をしている方と出会いました。道路が狭いためどちらかが道を下がって譲り合いをします。私が下がりました。
 罠の見回りに行っていたようです。

 ミカンのコンテナを満載にしての帰り道、また同じ人と出会いました。ははあ、獲物がかかっていたな。回収に行っているのだと思いました。こんどは彼がかなりの距離を下がって道を譲ってくれました。ミカンの味を見てもらおうと車を降りて「かかちょったかよ?」と話しかけると「おお、太いががかかちょって、ナイフで突いたけんどナイフが折れたきに、こりゃあいかんと思うて、鉄砲をとりにいんじょった」と言います。道路からかなり下の罠に大物がかかっていたそうです。
 彼の家は車で30分以上もかかります。「あいつはまだおるろうか?」
「そりゃあ、一人では出せんろうがよ」といいますと、「連れが来よる」といいます。話しているうちに、軽トラが2台やってきました。

 それから約2時間、再度ミカンを運びだそうと山道を登っているとまたも同じ車と行き会いました。今度は荷台に大きなイノシシを積んでいます。見ると罠で括られていた足が折れ、骨は飛び出し、皮と腱だけでつながっていました。足がちぎれて逃げられる前に鉄砲が間に合ったようです。
 
 私はナイフ一丁で数百頭のイノシシを仕留めてきたのですが、飛び道具が欲しいと切実に思った場面がなんどもありました。しかし、いまさら鉄砲を持つつもりはありません。

 もう1話:数日前のこと、ハウス園芸でナスを作っている友人にミカンのお裾分け。猟の話になりました。
 私と同じ駆除隊所属のグループの一人が罠を見回りに行くと、4頭のイノシシがかかっていたそうです。そこで仲間の鉄砲打ちに「とどめ」を依頼。鉄砲を持って出かけたそうです。山をえっちらおっちら登って現場に着き、ケースから鉄砲をだして組み立てようとすると、なんと、銃身しかはいっていなかったそうです。慌てて出てきたため、引き金のついた銃床は家のロッカーに忘れてきたそうで、みんな絶句。
 結局ナイフで仕留めたそうです。
 友人と話しながら大笑いをしました。
 その友人は解体処理に雇われて「おらあ3頭料理した」と言っていました。

 
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