2018/9/8

その(10)マグナム・ハンター グリーンアーモハイドハンドル  

 ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)は、トーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってデザインされたハンドルを使用し設計されたシースナイフで、1954?年から1964年まで販売されました。使用されたハンドルデザインは、1945年12月に、ニューヨーク市のトーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってU.S.パテント2,390,544が取得され、ガーバー社に使用を認可したものでした。ガーバー社ではそれをラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)と呼びました。
 1947年9月に、ラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)を初めて使用して、アバクロンビー&フィッチ・ハンター(Abercrombie & Fitch hunter)が発売され、1953年4月まで販売されます。刻印は右側に(GERBER)、左側が(ABERCROMBIE & FITCH CO.) 、下側にラム・ハンドルの特許番号が打刻されていました。
 その後、ラム・ハンドル・ハンターとなり、クリップ・ポイントからストレート・ポイントになります。刻印は右側に(GERBER)、下側(ラム・ハンドルの特許番号)にとなります。1955年から下側に(GERBER)のみとなり、1965年からは、マグナム(Magnum)と呼ばれ1989年まで販売されます。刻印は下部に『GERBER GERBER・MAGNUM・エクスカリバーマーク』となります。

 今回、紹介するのは、1974年に販売されたグリーン・アーモハイドハンドルのマグナムハンターです。
 グリーン・アーモハイドハンドルは1968年から製造、販売されます。

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2018/9/4

セールスマンサンプルセット  サンプルセット

 ガーバー社のナイフが最も充実していた1975年頃の17点サンプルセットです。
 当時のセールスマン、ディック・ムーア氏用に作られたもので一点ものが多数あります。
 ウッドディスプレーと各ナイフに匂い立つようなレザーシースが付属しています。こうしたディスプレーセットにシースが付属する事は少ないです。

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    初期のセールスマン(Dick R. More氏)のサンプル

上左から
@M450/スタッグ HS 62    AM425/スタッグ HS 59
BMFH/スタッグ 440C    CFS−3/ポリッシュスタッグ
DFS−2/ポリッシュスタッグ EFS−2/スタッグ
FPK−2           Gクラシック/ウッド
HFS−1/ウッド       IPK−1/2刀ストックマン
JFS−2/ウッド       KFS−2/スタッグ
LFS−1/スタッグ      MMFH/ウッド
NFS−3/ウッド       OFH/ハイス/ウォールナット(チェッカー)
PFH/ハイス/ブラックエボニー(チェッカー)


 ●ビアンキ製のシースが幾つかあります。ビアンキ (Bianch)は、1885年創業のイタリア名門自転車メーカー。現在の自転車(セーフティ型)が発明された年に創業、現存する中では世界最古。鞄や革製品のブランドとしても有名です。

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@「プレゼンテーションシリーズ・M450/スタッグ」

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 HS(ハイス鋼の意).62(ロックウェル硬度)
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 1971年〜1973年 全てのシースにガラストップの番号に対応する番号がふられています。
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 ハンドルのクラック



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 A「プレゼンテーションシリーズ・M425/スタッグ」

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 HS(ハイス鋼の意).59(ロックウェル硬度)

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 1971年〜1973年

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 みごとなスタッグが使われています

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 ハンドルのクラック(極細いヒビがあります)



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 B「マグナム・フォールディング・ハンター(MFH)/スタッグ」

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 440C鋼
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 スタッグハンドル、ピンつき

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  1975年〜1976年

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 分厚い立派なスタッグが使用されています



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C「ホールディング・スポーツマン・スリー(FS−3)/スタッグポリッシュ」


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 440C鋼
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 1975年〜1976年

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 スタッグハンドル・ピン有り
 



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 D「FS−2/スタッグポリッシュ」 1976(希少) 
 
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 440C鋼
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 スタッグ・ポリッシュハンドル ピン有り



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 E「ホールディング・スポーツマン・ツー(FSU)-スタッグ・インレイ」
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 440C鋼

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 1977年〜1985年




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 Fピートナイフ2D (PK-2)ドロップ

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ライナーロック機構 

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 440C鋼

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 ボルスターにR.E.M

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 シースはビアンキ製 1976年〜1981年



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 G「クラシック/ウッド」

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 ハンドル・ピン有り 440C鋼 1976年〜1983年
 
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 ボルスターにD.M

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 *このクラシックには設計者「アル・マー」の刻印があります

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 *このクラシックにはブレードにPRE-PRODUCTION MODEL 2/5/76とエッチングされており、量産試作という事が示されています。量産試作とは、量産用の製造ラインを通して製品を作る(試作)することをいいます。そこで出来上がったものが「量産試作品」です。実際の量産ラインを通して試作品を作ることで、量産ラインが正しく機能しているかも同時にチェックします。貴重なナイフです。


 
 
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 H「FS−1/ウッド」

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 440C鋼 ※ナイフをデザインしたアル・マー氏のマーク入り

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 シースはビアンキ製

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 ブレードに「PRE-PRODUCTION MODEL 2/5/76」のエッチング、  1976年2月5日から製造が開始されていることが判ります。 

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 ボルスターにセールスマン「DICK MORE.」入り。




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 I「PK−1」2刀ストックマン

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 440C鋼
 
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 1973年〜1981年

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 ボルスターにセールスマン「DICK MORE.」入り。
 



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 J「FS−2/ウッド」

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 440C鋼

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 1973年〜1995年

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 シースはビアンキ製

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 ボルスターにR.E.M




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 Kフォールディング・スポーツマン・ツー(FSU)スタッグ

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 440C鋼

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 スタッグ・ハンドル・ピン付き

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 ボルスターにセールスマン「DICK MORE.」入り。

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 ハンドル左側スタッグにクラック有り




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 Lホールディング・スポーツマン・ワン(FST)

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 440C鋼 スタッグ・ハンドル ピン無し


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 1977年〜1985年




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 M「マグナム・フォールディング・ハンター(MFH)/ウッド」

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 440C鋼

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 1975年〜1978年

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 ビアンキ製シース

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 プリ・プロダクションモデル
1-23-75(1975年1月23日製造)、ブレードに手書きのエッチング

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 N「フォールディング・スポーツマン・スリー(FS−3)/ウッド」

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 440C鋼

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 1975年〜1995年

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 ビアンキ製シース




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 Oファースト・フォールディング:ハンター(FFH)

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 ウオールナット・ハンドル チェッカー入り

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 ハイス鋼 1968年〜1974年

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 後期製造 パテントNo.入り



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 Pファースト・フォールディング:ハンター(FFH)

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 エボニー・ハンドル チェッカー入り

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 ハイス鋼

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 1973年〜1976年

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 後期製造 パテント・ナンバー入り

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販売済み。
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2018/9/3

その(9)ラム・ハンドル・ハンター  ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)

  ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)は、トーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってデザインされたハンドルを使用し設計されたシースナイフで、1954?年から1964年まで販売されました。使用されたハンドルデザインは、1945年12月に、ニューヨーク市のトーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってU.S.パテント2,390,544が取得され、ガーバー社に使用を認可したものでした。ガーバー社ではそれをラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)と呼びました。
 1947年9月に、ラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)を初めて使用して、アバクロンビー&フィッチ・ハンター(Abercrombie & Fitch hunter)が発売され、1953年4月まで販売されます。刻印は右側に(GERBER)、左側が(ABERCROMBIE & FITCH CO.) 、下側にラム・ハンドルの特許番号が打刻されていました。
 その後、ラム・ハンドル・ハンターとなり、クリップ・ポイントからストレート・ポイントになります。刻印は右側に(GERBER)、下側(ラム・ハンドルの特許番号)にとなります。1955年から下側に(GERBER)のみとなり、1965年からは、マグナム(Magnum)と呼ばれ1969年まで販売されます。刻印は下部に『GERBER のみのものとGERBER・エクスカリバーマーク、GERBER・MAGNUM・エクスカリバーマーク』となります。

 今回、紹介するのは、ブレード、ハンドルともにクロームメッキが施されたラム・ハンドル・ハンターです。
 ハンドル下に「GERBER エクスカリバーマーク」が打刻されたものです。エクスカリバーマークは1954年から使われますので、それ以降、また付属するシースから1964年頃、ラム・ハンドル・ハンターの最後期の製品だと思われます。
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2018/9/2

ミミングのブラックアーモハイド  珍品・希少品

 
 ミミングは1939年から製造されます。ガーバー社のナイフで最も長く、最も多く製造されたナイフです。
今回、紹介するナイフは(17)です。

ミミングの大きな変化

(1)1939(銘なし・刻印なし)TRUNCATED HANDLE(Hまで)
(2)1941-(左側:GERBER)この年までマーフィー氏が製造。ブレード材は帯鋸工具鋼。
(3)1945(左側:MIMING)、この年からナイフビジネスを再開、自前でナイフの生産を始める。
(4)1946(右側:GERBER、左側MIMING、後に右側GERBER-1946)
(5)1947(右側:GERBER-1947、左側:MIMING)
(6)1948(右側:GERBER-10“創立10年”、左側:MIMING)
(7)1949(右側:GERBER-11“創立11年”、左側:MIMING)
(8)1950(右側:GERBER-12“創立12年”、左側:MIMING)
(9)1950(右側:GERBER、左側MIMING)極端にブレードが小さいミミング。
(10)1951(右側:GERBER、左側:MIMING)、後半、ROUND END HANDLEに切り替わる。アルミニウムの供給不足のためベークライトに切り替えて製造
(11)1952(下側:MIMING)ハンドル扁平メッキなし
(12)1952(下側:GERBER・MIMING)ハンドル扁平メッキなし
(13)1953(下側:GERBER MIMING)ハンドル扁平メッキあり
(14)1954-70'代(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)ハンドルメッキ有り
(15)1961年頃(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)極幅広ブレード(極短期間、あるいは試作品)
(16)1965(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)キャッツタングハンドル(試作品?)
(17)1978(下側:ⓢ GERBER・MIMING)ブラック・アーモハイドハンドル

 このミミングは、ブラックアーモハイドハンドルの製品群が発売されるのが1978年からですので、それ以降の製品だとおもいます。しかし、他に同じミミングを見た事がないので、かなり珍しいものであろうと思います。


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2018/8/24

18.8.18 イノシシとった!  害獣駆除


 2018.8.18 イノシシとシカの悪さがひどいので、ミカン畑の周りにククリワナをしかけてあります。
 朝、ミカンの病害虫の防除をしようと出かけると、道路沿いにしかけてあるワナのバネが作動していました。このワナは仕掛けてから、3ヶ月ほどの間に空打ちが2回あったのですが、獲物は捕まえることができなかったワナです。
 掛かっていました。
 こんどはどうだ?と車を降りて覗くと小型(約40キロ)のイノシシが掛かっています。しかし、仕留めると直ぐに処理をしないといけません。小型なのでワイヤーを切ったり、足を切ったりすることはないだろうと夕方までほっといて仕事をしました。
 夕方しとめたのですが、やはり、足を痛めていました。ワナで括られたすぐ上が複雑骨折しており、骨が皮膚を突き破り3倍ほどの太さに腫れ上がっていました。大型のイノシシだと突っかかってきた時、衝撃で足がちぎれていたかもしれません。歳をとるともう60キロ以上のイノシシは相手にしたくありません。

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 これは害獣駆除の報奨金をもらうための証拠写真です。報奨金制度ができてとても助かっています。被害の一部が補填できます。
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2018/8/23

その(8)ラム・ハンドル・ハンター ロングクリップ 何だこれは?  ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)

 
 今回紹介するナイフは、きわめて珍しくおそらく見たことがないという方が大勢を占めることでしょう。筆者もアメリカのオークションで初めて見た時は目を疑いました。「なんじゃこりゃあ?」とつぶやいたことです。

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 このナイフです。

 なんだ、アバクロンビー&フィッチ・ハンター(Abercrombie & Fitch hunter)じゃないか。と思われることでしょう。
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 上段がA&F hunter〔後期)で下段が今回紹介するナイフです。画像が小さいの判りにくいですが、A&F hunterはハンドルの刻印は右側に(GERBER)、左側が(ABERCROMBIE & FITCH CO.) 、下側にラム・ハンドルの特許番号が打刻されていました。ところが下側のナイフの左側には「ABERCROMBIE & FITCH CO.」がありません。
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ハンドル右側の「GERBER」もありません。

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 上段がA&F hunterでハンドル下側に「U.S.PAT.2,390,544」が打刻されています。下段は今回のナイフで「GERBER エクスカリバーマーク U.S.PAT.2,390,544」と打刻されています。

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 これまで、ラムハンドルでロングクリップブレードはA&Fハンターしかないと紹介されてきました。このナイフはその定説を覆すナイフなのでした。

 オークションの写真は小さく不鮮明で、よくわからなかったのですが、とにかくこれはヘンだ。変だ。どうしても落としたいと頑張って高額でしたが落札しました。送られてきたナイフを見て、やはりこれは凄いと鳥肌がたつような興奮をおぼえた事でした。
 出品した方はごく普通のA&Fハンターだと思い込んでいたようで、説明もガーバーの中でも珍しいA&Fハンターだと紹介されていました。当時は円安で1ドルが120円台の時、1600ドル余りで落札したものです。
 1947年9月に、ラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)を初めて使用して、アバクロンビー&フィッチ・ハンター(Abercrombie & Fitch hunter)が発売され、1953年4月まで販売されます。
 ここからは、筆者の想像です。このナイフはアバクロンビー&フィッチへの納入が終了した後、残っていたブレードを利用して作られたものだと思われます。おそらく極少数だったと思われますので、正規の製品としては流通しなかったのでしょう。エクスカリバーマークがハンドルに打刻されるのが1954年からですので、このナイフは1954年に製造されたものだと考えます。

 先に紹介したその(3)ラム・ハンドル・ハンターの大珍品と前後して製造されたのでしょう。
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2018/8/18

イノシシ獲った  害獣駆除

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 2018.8.13 ミカンの畑に仕掛けてあったワナに約80キロのイノシシがかかっていた。
 朝、仕事をしようとミカン畑に到着、仕掛けてあるワナのアタリを見ると防風林がゆさゆさと揺れていました。何かかかっていると見に行くと大きなイノシシが。
 どうしても仕事を進めないといけないので、昼までそのままにしておくことにしました。
 夏のイノシシは仕留めると直ぐに処理をしないといけないのです。気温が高く止めを刺してから体温が中々下がりません。内蔵にガスが発生して臭くなったりするのです。
 昼休み、息子に手伝ってもらって仕留めました。
 大型のイノシシには手こずります。40キロほどのサイズがわたしには丁度良いです。
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2018/8/17

その(7)ラム・ハンドル・ハンター 梨地試作品  ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)

 ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)は、トーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってデザインされたハンドルを使用し設計されたシースナイフで、1954?年から1964年まで販売されました。使用されたハンドルデザインは、1945年12月に、ニューヨーク市のトーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってU.S.パテント2,390,544が取得され、ガーバー社に使用を認可したものでした。ガーバー社ではそれをラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)と呼びました。
 1947年9月に、ラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)を初めて使用して、アバクロンビー&フィッチ・ハンター(Abercrombie & Fitch hunter)が発売され、1953年4月まで販売されます。刻印は右側に(GERBER)、左側が(ABERCROMBIE & FITCH CO.) 、下側にラム・ハンドルの特許番号が打刻されていました。
 その後、ラム・ハンドル・ハンターとなり、クリップ・ポイントからストレート・ポイントになります。刻印は右側に(GERBER)、下側(ラム・ハンドルの特許番号)にとなります。1955年から下側に(GERBER)のみとなり、1965年からは、マグナム(Magnum)と呼ばれ1969年まで販売されます。刻印は下部に『GERBER のみのものとGERBER・エクスカリバーマーク、GERBER・MAGNUM・エクスカリバーマーク』となります。

(7)で、今回紹介するナイフは1955年の試作品でハンドルが梨地でアルミ無垢のナイフです。

 製品として販売されていませんので、試作でとどまったものだと思われます。アルミキャストのハンドルをザラザラにしたもので、滑り止めとしては後のキャットタングやアーモハイドハンドルよりも優れていると思うのですが。
 他の製品でもそうですが、1950年代というのは、少しでも良い製品をつくろうと試行錯誤しながら開発を繰り返していました。そんなことを想起させるナイフです。
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 ハンドル下部に「GERBER」の打刻のみ

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ブレードの形状も他の製品とは違い先端に向かって細身になっています

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 状態:中古です。使用されており、研ぎ減りはありませんが、研ぎ跡やスレがあります。シースは経年のダメージがありますが、しっかりしています。

 販売価格:180,000円
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2018/8/9

ガーバー社歴史的ナイフ  ナイフ販売

「ガーバー(gerber)社は、ジョセフ・R ガーバー(Joseph R Gerber)により、オレゴン州ポートランドで1910年に創設された広告代理店だった。(現在も存続している) 1939年、ジョセフ・ガーバーは、お客へのクリスマスギフトのため、行商に来た地元の鍛冶屋デビッド・ゼパニヤ・マーフィー(David Zehaniah Murphy)からキッチンナイフを25セット購入する。
 マーフィーのナイフは、E.C.アトキンス(E.C.Atkins & Co.,Inc.)の弓鋸刃(Hack saw blade)でブレードを作り、 ハンドルは古いアルミニウムのピストンを溶かし、鋳造したアルミニウムハンドルで、主に、切り盛り用のカービングナイフとステーキナイフだった。
 ジョセフ・ガーバーはマーフィーからナイフを仕入れ最初は贈答用に用いていたが、後にガーバーの名で販売するようになる。ウオールナットの箱に入ったナイフは大変な人気となり、ガーバー・ハンドメイド・ブレード(Gerber Hand Made Blades)が創立され、ニューヨークのアバクロンビー&フィッチで販売された。」(wikipediaより引用)
 
 このナイフは広告代理店であったガーバー社がナイフ販売をてがけるきっかけになったナイフの1つです。
 マーフィーが製作したのですが、ガーバー社のお得意様へのプレゼント用だったため銘はどこにも入っていません。
 このマーフィーのナイフが大好評を得たため、これは商売になると判断したジョセフ・ガーバーがナイフ販売に乗りだします。
 当時、マーフィの各種ナイフとともに、同社のあるオレゴン州ポートランドでナイフの製造・販売をしていたバートゥー ナイフ (F BARTEAUX)も仕入れて販売していました。
 Gerber社がナイフ販売のきっかけとなった記念的ナイフの1つです。

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 ブレードがロングクリップになっており、後のA&Fハンターに似ています

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 状態:ナイフは完品、欠点のないミントです。箱は外観にはほとんど欠点はありませんが、蓋の右下コーナーに軽いヒビがあります。小さなスレなどはあります。ナイフが当たる部位の内張がすれているところもあります。
 80年ほども時を経たナイフとしては、これ以上のものは望めないと思います。また、贈答用に使われた数も少ないナイフがこれほどの状態で残っていた事が驚きです。
 ナイフ 全長:約29.3p ブレード長:約16p ブレード材:帯鋸工具鋼
 ボックス 全長:約32.5p 高さ:約4.7p 幅:約8.7p

 販売済み
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2018/8/6

ピキシー2本入りシース 中古美品  ナイフ販売

 ピキシーの2本入りシースです。このセットは1962年に販売されます。ピキシーのなかでもとても珍しいもので、市場にはめったに出てきません。
 
 ピキシー:全長:約18p ブレード長:約8.7p ブレード材:ハイス鋼 ハンドル:クロームメッキアルミキャスト

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 状態:中古美品です。ブレードに少しスレがあります。シースは経年の変化がありあます。

 
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2018/8/6

ジェットミミング6本箱入り  ナイフ販売

 
 ミミングの珍品ジェットハンドル(ベークライト)です。6本が木箱にセットされたもので、1951年から1952年前半の製品です。
 ミミングはガーバー社の製品で最も長く最も多く製造されたステーキナイフです。大変多くのバラエティがあり、珍しい種も何点かありますが、このジェットハンドルミミングもとても珍しいものです。

 ジェットミミング:全長:約21.5p ブレード長:約8.5p ブレード材:ハイス鋼 ハンドル:ベークライト

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 エッジに点サビがあるものもあります。

 状態:中古です。エッジに点サビがあるもの、研ぎ跡のあるもの、スレがあるものも含みます。ハンドルにはスレや小さなキズのあるものも含みます。

 販売済み
1

2018/8/3

シカ捕まえた  害獣駆除


 ミカンの葉を食害されて、困っています。葉っぱのなくなった枝は、しばらくすると再生して葉が出てきます。それでも繰り返し食べられてしまうと、やがてその枝は枯れてしまうのです。また、いまミカンの実が成長していてピンポン球ほどになっていますが、ミカン1個を実らすためには葉っぱが25枚必要といわれます。葉が無くなった枝のミカンはみのらないのです。
 ミカン畑のまわりにワナを仕掛けています。
 7月30日、シカがかかっていました。3段角の大きなオスジカです。角は未だ袋角で成長段階ですが、すでに大きくなって立派です。

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 やれやれ、これで少しは被害も減ることでしょう。
 シカは夏が旬、脂がのって一番美味しい季節です。
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2018/7/29

珍品 ヤン・スー中華包丁スタッグハンドル  ナイフ販売


 「ヤン・スー/スタッグ」箱入り、レザーシース付(1980年)
デザインby:アル・マー

 ヤン・スーは1974年から1980年まで販売されます。ハンドルはプラスチックハンドルで始まりました。1980年の短期間だけ、スタッグのハンドルが出現します。たいへん珍しいもので、あるショップでは「世界で5本しかない」と謳い、その1本がそこで販売されていました。他にガーバー製品を扱う大きなショップで2本販売されましたので、5本しかないというのは、あやしいと思います。
 希少であることは間違いなく、滅多に市場には現れません。

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1974年カタログ

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 1975年カタログ

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 1980年から使用開始された、ギフトボックス

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 箱の破れ


 ●全長:約33p ●ブレード長:21.5p ●ブレード材:440C ●ブレード材:スタッグ

 状態:未使用完品です。箱に一カ所破れがあります。

 販売価格:100,000円

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2018/7/18

夏のイノシシ  害獣駆除


 イノシシの被害にはもう数十年泣かされてきました。数百頭捕まえてきましたが被害は年々拡大するばかりで、一向に治まりそうにありません。
 シカの被害はイノシシよりも歴史が浅いのですが、こちらも被害は拡大の一方です。
 私が住む集落の棚田に中稲のニコマルという品種の稲を植えています。イノシシは数頭毎日この棚田に現れて、田んぼの中を我が物顔に歩き回り、畦を掘り、石垣を崩し稲を踏み込み悪さをしています。
 シカは育ちはじめた稲の葉や茎を食べてしまっています。柔らかいうちがシカの食べ頃のようで、青々と大きく育つと食べなくなります。今年は特にひどくて、収穫できるのか心配しています。
 全滅させられそうなので、通り道に2カ所くくり罠を仕掛けました。
 6月29日の雨の日、罠を仕掛けて3日めです。見回りに行くとイノシシがかかっていました。この季節になると、イノシシは冬毛を落として、夏毛に変わっています。冬毛が5pだとすると、夏は2pあるかないかという短毛になります。
 最初、小さいと思っていました。20キロあるなしと見ていたのです。冬毛のイノシシは人を見て興奮すると全身の毛を逆立てて向かってくるので、実際よりも大きく見えるのですが、夏毛のものは反対です。小さく見えます。
 近づくと、50キロはありそうなのです。捕まえてイノシシ団地に放り込んで肥らせてから食ってやろうなんて思っていたのでしたが、急遽方針を変え、止め刺しをして、肉にすることにしました。
 鼻をくくり2点固定をしてから、処理をしました。

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夏のイノシシというのは、評価がよくありません。脂肪が抜けて美味しくないというのが一般的な評価です。概ねそういう見方が当たっているのですが、何事にも例外があります。今回のものは、それはそれは脂肪たっぷりの肥ったオスでした。
 解体処理をして、端肉を焼き肉にして家族でいただいたのですが、それは美味しかったです。
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2018/7/17

Aガーバーナイフの先祖  ピキシー(Pixie)その歴史

  バートゥー ナイフ (F BARTEAUX) とガーバー

 ガーバー社の初期(1950年まで)のナイフのハンドルはマーフィー氏がデザインしたものを使っていました。すなわちハンドルの後部をスパッと切り取ったようなブラントエンドハンドル( blunt end handle)です。 ガーバー社は、マーフィーナイフに魅せられたジョセフ・ガーバー氏がそのセールスを引き受けて、 1939年にスタートしています。創立当時のガーバーのナイフは全てディビット・マーフィー氏の制作したナイフでした。その時期、ポートランドで造られていたBARTEAUX(バートゥー)というナイフメーカーのナイフもガーバーで販売されています。BARTEAUXはキッチンナイフもハン ティングナイフもつくっていますが、ハンティングナイフでは後のガーバー社製造のフレイヤー、ビッグハンターのようなデザインのナイフ、今回紹介するピキシーのようなナイフ、トラウト・アンド・バードの先祖といったナイフもあります。また、キッチンナイフのフレンチにそっくりなナイフやスニッカーズニーの先祖のようなナイフもあります。ガーバーのナイフデザインに大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。

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バートゥーナイフの一部
 上は後のガーバーのキッチンナイフ:フレンチそっくり
 その下は同じく:スニッカーズニーそっくり
 一番下は同じく:リトルフィッシャーマン、ピキシーそっくり

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 これまた、後のガーバーのトラウト&バードにそっくりです。

 マーフィー氏との蜜月時期も長くはなく数年後には仲違いをしてマーフィー氏はガーバー社を去ります。そしてナイフデザインの使用禁止を求めて訴訟をおこします。彼の主張が認められ1951年からは全てのガーバー製品でラウンドエンドハンドルデザインに変更されるのです。

 ガーバーは太平洋戦争中、ナイフビジネスを中断していました。戦後、再開しますが、以前の唯一のナイフ職人であったマーフィー氏はガーバーを去っていま したので、1945年の再開からは自前でナイフを作り始めました。そして軌道に乗るのが1947年で、この年に社名をGERBER HAND MADE BLADESから
GERBER LEGENDARY BLADESに変更します。
 ハンドルのデザインはマーフィー型と呼ばれるブラントエンドなのですが、1945年以降のナイフにはマーフィー氏は全く関わっていません。私個人の考えなのですが、ナイフのデザインではバートゥーナイフの方を強く意識したのではないかと思います。当時はマーフィー憎しの時ですから、以前、販売していたバートゥーナイフを参考にした事は間違いないと思われます。これから数年の努力で、マーフィーナイフ、バートゥー以来のネジ等全く使わないアルミ無垢のハンドルとハイスブレードという恐るべき切れ味と質実剛健、世界中にファ ンを持つ製品群を生み出していきます。


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 ピキシーの先祖と考えられるバートゥーナイフ

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 真ん中の画像がバートゥー 上と下はガーバーのリトルフィッシャーマン

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 真ん中の画像がバートゥー 上と下はガーバーのリトルフィッシャーマン

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 ハンドル下部に F BARTEAUX と打刻されています。
 
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