teacup.ブログ 狩猟とナイフSTART!  

 農作物への害獣被害がひどくて、我慢の限界となり狩猟免許を取って狩猟を始めました。ワナ猟の免許です。「苔の一念」というか執念を持って続けていると、ある程度まで行けるものです。いまや獣肉販売が本業の一つになるほどです。
 狩猟のなかで良いナイフを求めているとアメリカのある古いナイフに行き着きました。それがオールドガーバーといわれる一連のナイフたちでした。
 実用からコレクションへと発展してしまいました。
 しかし、コレクションが増えて喜んでいたのですが、ある事情でコレクションを処分しなくてはならなくなりました。
 私は農業を中心(プロ猟師でもあります)に仕事をしていますが、こんどミカン畑を購入することになりました。
 ミカン畑でイノシシの食害がひどくて毎年駆除を依頼されイノシシを退治していましたが、そのミカン畑の持ち主が後継者がいなく老齢になったため私に購入の話を持ってきてくれたのです。
 実に美味しいミカンが収穫できていましたので、伐採するにはあまりにももったいなく購入することにしまた。しかし、かなり広大な面積の立派なミカン畑ですので高額です。
 ということで泣く泣くコレクションを処分する事になりました。折角集めたコレクションですのでバラバラにする前にせめて記録をしておこうと思っています。

  これまで集めたオールドガーバーなどコレクションをお譲りします。
 
 かなり珍品があります。ナイフ販売のページに順次アップしていきます。

 販売方法ですが、コメントでご希望をお知らせ下さい。購入希望コメントは公開しませんので、連絡先(メールアドレスなど)をご記入して下さい。
直接〈akame_7840031@yahoo.co.jp〉へのメールでも可です。

 ●販売金額と送料を振り込んで頂いてから商品を発送します。

 ●説明や画像で判断できなかったキズや当方の瑕疵がある場合の返品は送料着払いで返品して下さい。それ以外の返品は1週間以内に送料のご負担でお願いします。


 自慢するわけではありませんが、かなり珍品や希少品のお宝もあるようです。みなさんも目の保養に見てくだされば幸いです。

 また、狩猟は私はほとんど独学です。道具も既製品を買ってきて始めましたが、同級生の幼なじみもやっていたので、彼の道具をわけてもらったりしました。

 絶対にやってはならない事だけを教えてもらいましたが、あとは山へ入って誰かが仕掛けてあるワナを見つけては勉強しました。
 
 何をやっても思う事は、それぞれ奥が深いものでいつまでたっても行き着きそうにありません。

 これから猟のことなど書いていきますので、おかしい事など見つけられましたらご指摘ください。
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2018/9/23

ショウティー(2)  

 
 初期のショウティーです。

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 ジェットハンドル・ショウティー
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 上@ラウンドエンドハンドル 試作品
  Aベークライトハンドル(ジェット)
  Bラウンドエンドハンドル ハンドル下側 GERBER・SHORTY
C同上
  D同上
  Eクローム・ハンドル
  Fスチール・ハンドル(キャットタング)
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2018/9/8

その(10)マグナム・ハンター グリーンアーモハイドハンドル  

 ラム・ハンドル・ハンター(Lamb Handled Hunter)は、トーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってデザインされたハンドルを使用し設計されたシースナイフで、1954?年から1964年まで販売されました。使用されたハンドルデザインは、1945年12月に、ニューヨーク市のトーマス・ラム(Thomas Lamb)氏によってU.S.パテント2,390,544が取得され、ガーバー社に使用を認可したものでした。ガーバー社ではそれをラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)と呼びました。
 1947年9月に、ラム・パターン・ハンドル(Lamb pattern Handled)を初めて使用して、アバクロンビー&フィッチ・ハンター(Abercrombie & Fitch hunter)が発売され、1953年4月まで販売されます。刻印は右側に(GERBER)、左側が(ABERCROMBIE & FITCH CO.) 、下側にラム・ハンドルの特許番号が打刻されていました。
 その後、ラム・ハンドル・ハンターとなり、クリップ・ポイントからストレート・ポイントになります。刻印は右側に(GERBER)、下側(ラム・ハンドルの特許番号)にとなります。1955年から下側に(GERBER)のみとなり、1965年からは、マグナム(Magnum)と呼ばれ1989年まで販売されます。刻印は下部に『GERBER GERBER・MAGNUM・エクスカリバーマーク』となります。

 今回、紹介するのは、1974年に販売されたグリーン・アーモハイドハンドルのマグナムハンターです。
 グリーン・アーモハイドハンドルは1968年から製造、販売されます。

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2016/7/11

助けた  

 7月1日のことでした。梅雨空の間の晴れの日、ミカンの病害虫の防除で農薬の散布に行きました。車を降りて準備していると、ため池でちゃぽんちゃぽんと音がしています。
 何だろうとのぞいてみると茶色の動物が池に飛び込んでおぼれそうになっていました。「しめた、シカが車に驚いて逃げようと慌てて池に飛び込んだのだ」仕留めて食ってやろうとおもってよく見ると、大型の茶色の犬でした。
 すでに時間が経っていると見えて犬はほとんど泳げなくなっていて今にも沈みそうです。
 枯れ葉やゴミをすくい取る網で何とか手前まで寄せて胴体に手を入れてすくい上げることが出来ました。犬はぐったりしています。そのまま寝かせてマッサージをしました。マッサージを続けているとようやく前足をたてて座りぶるぶると震えだしました。その状態でがんばれと声をかけながらマッサージを続けていると息子が車で到着しました。息子の姿をみた犬はよろよろよたよたと歩きはじめ少し離れた場所で座り込みました。
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 座り込んで震えながらこちらを見ています。ミカン畑は人家とはかなり離れた山頂です。首輪もなく体にはダニがたくさん食らいついて吸血して大きくふくらんでいました。この犬はおそらく近くで捨てられてしまったものだと思います。人を見て逃げようとするので、いじめられていたのかもしれません。
 せめて持ってきた弁当でも食べてもらおうかと思いましたが、近づくとよたよたと離れていくのであげることが出来ませんでした。

 そのうちいつの間にかいなくなっていました。

 命を奪うことだけではなくたまには救うこともあります。
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2015/7/9

 お詫びとお願い  

 情けないことに、拍手コメントというものがあることを本日初めて知りました。
自分のブログなのに、十分使い方を知らなかったという不明をお詫びします。初めて開いて読ませていただいたコメントには、返事が必要なもの、無いものがありますが、返事を求められていた皆様にはご無礼をしました。かさねてお詫びします。

 拍手がはじまって以来ですので、古いものでは2009年からになります。ただ、この拍手コメントには返信コメントを書くことが出来ません。公開もされないため、いちいち拍手コメントをみる手続きをしないと、見ることができません。お願いですが、返事や回答が必要なコメントは本文のコメントに書いていただきたいと思います。

 どうかよろしくお願いします。
                        2011年2月23日
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2014/1/3

新年おめでとうございます  

 2014年の新しい年をむかえました。みなさん おめでとうございます

 時の流れは止めることができません。老いるとその流れは速くなり、あれもやりたいこれもやりたいと諸々の課題が宿題のように背に積もるのですが、一方では諦観も働いてつりあいをとりながら何とか過ごしています。

 それでも正月は年の初め、去年のことはリセットして新しいページを開きます。

 昨年は鳥獣被害でひどい目に遭いました。食害を受けたミカンの量は軽く千`を越えると思います。農業というのは自然に働きかけて作物を生産していますので毎年天候や病気、害虫などに対応しなくてはいけません。この中でヒトが何とかできるのは天候以外なのです。
 昨年の夏と初秋は極端な小雨でした。ミカンにも大きな影響が出ましたが私のみかん園は水持ちのよい土地なので何とか持ちこたえました。それでも数本は枯れてしまいました。また、多くの枝が枯れたことでした。
 ただ、悪いことばかりではなくて、糖度はあがりとても味の濃い美味しいミカンができました。今期は初めて「舌」ではなく糖度計という器具を使って1本々糖度を測りましたが、何と「16.7度」という糖度を記録しました。この糖度のミカンの木は1本だけですが、15度以上のものはかなり多くありました。驚異の糖度です。
 
 天候以外はヒトが対応できると書きましたが、病気や害虫は主に農薬で対応します。昨年はカメムシが大発生してひどい目に遭いました。例年だと1回ですんでいた農薬散布が3回もやらなくてはなりませんでした。テレビで放映していましたが愛媛で無農薬栽培をしているみかん園は全滅だったそうです。ほとんどの作物が1年に1回だけしか収穫できませんので、1年間の労働の対価が全くないということになります。これはたいへんなことなのです。労働者だと1年間働いたのに給料がまったくもらえなかったということになります。
 私も農薬はできるだけ使いたくないのですが、農業で生計を立てているいじょうしかたないと諦めています。

 鳥獣被害対策ですが、地上から攻めてくる獣被害のほうはうんと努力すればある程度は防げます。鳥のように空襲するものに対してはあまり打つ手がありません。小面積ならネットで覆うなどできるのですが。まあ、カラスなら「バードキラー(爆音機)」などである程度防げますが、おばかで耳が遠い?メジロ・ヒヨドリなどはどうしようもありません。幸い今年は鳥の数が少なく被害は昨年ほどではありませんでした。
 獣被害での相手はイノシシを筆頭にシカ、ハクビシン、タヌキなどです。幸いなことに今のところサルの被害はでていませんが、二山こえるとサルがでていますので戦々恐々というところです。
 シカはネットを張れば防げますが、労力と費用がかかります。イノシシや他の動物はネットでは防げません。どうするかというと、一つはやられっぱなしの泣き寝入り、もう一つは捕まえてぶち殺すしかありません。私は後者を選びある程度成功していると思います。ワナ猟の免許を取り食肉処理と販売の許可をとってミカンを襲撃してきた獣を捕まえて、精肉にして販売しその被害を補填しています。損害を十分取り返しているかといえばそううまくはいっていませんがある程度は穴埋めできています。

 自然保護を主張する人や動物愛護者の一部の人から「動物は殺さず共存するべきだ」と批判があることは承知しています。狩猟を題材に書かれた本などでもほとんどのものがむやみに殺さず共存を考えるべきだとのイチジクの葉っぱが添えられています。また、鳥獣被害は人間の自業自得だととく人もいます。鳥獣が棲めない針葉樹などをむやみやたらに植林し自然林を破壊したためにしかたなく人里に増えたのだそうです。イノシシの場合だと少しはこの主張は合うところもあるかもしれません。近年爆発的に増えたシカの場合も少しはあっているようです。杉、檜は伐採するときには皆伐します。一山、あるいは広範囲に全て切ってしまいますので、はげ山になります。そこは数年間、シカの餌場になります。
 色々な説があり、どれも少しはあたっているところはありそうですが、なかにはとんでもない説もあります。シカがふえたのは日本からオオカミが絶滅したからだというのです。だから外国からオオカミを連れてきて増やせばよいというのです。これほどあほらしい話しがでてくるほどですから深刻です。

 私は昔のようにイノシシやシカは動物園でしか見ることができなかったような正常な状態に戻したいのですが、いまや無理でしょう。
 被害農家に動物を殺すなと主張する人々や動物愛護団体から、あるいは公的に鳥獣被害に対する損害補償がでるまでは、殺し続けます。
 攻撃は最大の防御です。

 被害をうけている農家のみなさん、狩猟免許をとりましょう。幸い最近はとてもワナ猟の免許は取りやすくなりました。取得するための講習会などの経費を自治体が補助してくれるところまできています。
 美味しいお肉が手に入ります。また、一方的にやられていると精神的にしんどいですが、気が楽になります。私は頭の毛が抜けるスピードが落ちたとひとり喜んでいます。ただし、猛獣が相手です。それなりの覚悟と技術がいります。最初は先輩の猟師にきちんと処理の方法をならわないと大変なことになりかねません。

 日本社会はとんでもない方向に進められています。自民公明を選んだ人だけに消費税がかかり、ものが言えなくなり、その人たちだけの子どもが戦場に行かされ、放射能の恐怖に震えるわけではないので大変です。
 すこしでもよくなるように今年もがんばるぜよ。
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2013/11/20

ゆとりすとパークおおとよ 第2回四国ジビエグルメフェスタ  

 

 ジビエ料理とは、狩猟された鳥獣肉を使った、ヨーロッパでは高級で特別料理。
四国の豊かな山で育った栄養いっぱいの鹿や猪、鴨、キジを味わってみませんか?

開催日時2013年11月17日(日)10:00〜16:00

 という呼びかけに惹かれて、かみさんと二人で出かけました。私はプロの猟師。常々シカの活用について思うところがあり感心がとても強かったのです。
 前回は大盛況で駐車場がすぐに満杯になったと聞いていたので、朝7時に出発。9時前には到着しました。
 会場のゆとりすとパークおおとよは標高700bを越えると言うだけあって寒いこと。会場の麓は曇っていました。山道を登っていくと霧なのか視界が悪くなってきました。これは霧ではなくて雲海であったことをあとで知ります。

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 発電の風車が雲海に隠れたり現れたりと非日常の光景に見入りました。

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 これほどの雲海はそれほど頻繁に見ることはできないそうです。


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 いよいよ開会。ご挨拶。

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 四国各地から自慢のジビエ料理を持ち寄ったブースがならびます。


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 食の元気者の仲間「猪鹿工房おおとよ」のブース。ご自慢の鹿の燻製を購入。シシ汁を食べました。美味しいこと。
 帰りがけに奥さんに聞くと途中で全て売り切れ、商品を取りに帰って追加をしたがそれも売り切れましたとのことでした。
 それぞれのブースも早々に売り切れ続出だったようです。

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 私のお目当ての学習会。それぞれ一流の講師で勉強になりました。


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 午後のもう一つの学習会は鹿の解体とハンバーグ作りでした。解体と言ってもじつは枝肉(モモ)の骨抜きでしたが、とても勉強になりました。


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 同じテーブルでハンバーグ作りを学んだ仲間の学生さん。彼はなんと南国市から原付バイクで来たそうです。勾配のきつい山道ばかりなので大変だったことでしょう。若者だからできる技ですね。

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 「アカメバーガー」これが私の作品です。うまそうでしょう。実際にとてもうまかった。

 しかくってうまかった一日でした。

 フェスタの仕掛け人西村直子さん、誘ってくれてありがとう。

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2013/10/9

ジビエフェスタへ行こう!  

今年も第二回目の四国ジビエグルメフェスタがおこなわれます。友人が仕掛け人の一人で今回もパワフルに活躍しています。
 
 私も捕獲されるイノシシやシカは無駄なく活用できればよいと思っています。

 こうした取り組みは、普段あまり馴染みのない自然の恵みを知っていただくよい機会です。

 是非みなさん、ご家族や友人知人と美味しくて役立つ、楽しい催しにおでかけしませんか。


 会場は">「ゆとりすとパークおおとよ」

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">「第2回 四国ジビエグルメフェスタ 2013」

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 (ポスターをクリックすると大きく拡大します)

     出店者もすごい!!

     アトラクションは楽し過ぎ!

     勉強会は、あり得ない充実度!






11月17日(日)は、
「四国ジビエグルメフェスタ2013」へ!


なんて楽しそうなイベントだろう!
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2013/9/7

マダニ感染症(SFTS) 嗚呼恐ろしや  

 2013/8/9現在のマダニ媒介による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の国内での確認状況

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 発症状況概要(8月9日現在)
[発症者数]33人(男性15人、女性18人):うち死者16人
[都道府県別発症者数]
 ●愛媛県:6人
 ●山口県:4人
 ●高知県・長崎県・宮崎県・鹿児島県:3人
 ●岡山県・広島県・佐賀県・熊本県:各2人
 ●兵庫県・島根県・徳島県:1人

 [年齢別発症者数]
40代:1人 50代:4人 60代:9人 70代:7人 80代:9人 90代:2人 (未公表:1人)  

 「重症熱性血小板減少症候群」の患者は、2009年頃に中国で初めて発生し、2011年に原因ウイルスとしてSFTSウイルスが確認されました。
 患者の発生した地域では、フタトゲチマダニ等のマダニがSFTSウイルスを保有しており、患者の多くはマダニに咬まれることで感染したとみられますが、マダニの咬んだ痕跡のない患者や感染患者の血液・体液との接触感染も報告されているそうです。

 現在のところ、有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、対症療法が中心となるそうです。

 日本国内で、2013年1月に初の発症者が確認されたSFTSウイルスによる新しいダニ媒介性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)で、上記のように、これまでに33人の発症が報告され、うち16人が死亡しています。

 死亡率がとても高くて、有効な抗ウイルス薬やワクチンはないというのが恐ろしい。

 2月26日の厚生労働省からの発表で、2005年に死亡した患者からSFTSウイルスが検出されたことから、このウイルスが以前から国内に存在していた可能性が高いとみられています。
 厚生労働省は、3月4日、このSFTSについて「四類感染症」に位置づけ、全ての患者の発生について医師からの届出を義務付けています。

 SFTSウイルスを持つとされるマダニ類は、イエダニやヒョウヒダニなどの家庭内に生息しているダニとは異なり、草むらや藪などの屋外に生息しており、全国的に分布しています。

 厚生労働省は、屋外の活動で草むらや藪などに入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくするとともに、万が一、マダニに咬まれた場合には無理に引き抜かずに病院で処置するよう呼び掛けています。

 私のように、イノシシやシカが絶えず出没するミカン畑が仕事場の場合、ダニの被害をくい止めようもなく戦々恐々といったところです。まして、かれ等の通り道である獣道を頻繁に通ってワナを仕掛ける罠猟師の私はリスクがとてつもなく高いのです。

 みなさんも、くれぐれもお気をつけ下さい。

 
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2013/9/3

生食の危険性  

 近年、イノシシやシカの被害が拡大し、それらの肉の流通も多くなってきました。

 魚介類や鳥獣、家畜の生食文化は昔から一般的です。しかし、それらの生食には感染症の危険性が常に含まれています。特に、イノシシの生食のリスクは高いということがいわれています。

 ネットで少し検索するだけで山のように出てくるのですが、少しだけ紹介します。

 人獣共通感染症について

 人獣共通感染症は、「脊椎動物と人の間で自然に移行するすべての病気または感染」と定義されています。zoonosis(ズーノーシス)、人畜共通感染症、人獣共通感染症、動物由来感染症などいくつかの呼称があります。

 人獣共通感染症には、人も動物も重症になるもの、動物は無症状で人が重症になるもの、その逆で人は軽症でも動物は重症になるものなど、病原体によって様々なものがあります。

 人獣共通感染症の病原体

 人獣共通感染症の原因となる病原体には、大きいものでは何センチもある寄生虫から、電子顕微鏡を用いなければみることのできないウイルスまで、様々な病原体があります。



 シカ肉の安全性とリスク

 肝蛭症(カンテツ症) 
 ウシ等に発生する肝蛭症と言う病気があるそうです。
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 ウシの肝臓に寄生する吸虫が原因で肝臓に穴が開きます。ウシの排泄物を肥料として、牧草やデイトコーン作ることは普通に行われておりますが、それを野生のシカが食べて感染するそうです。この病気はヒトにも感染します。肝蛭症が発生している地域のシカの肝臓は生食しない方が良いでしょう。 
 また、そのような地域の山菜や野草は生食しない方が良いと思います。調理中のまな板も感染の原因に成りますので注意が必要だと言うことです。   


イノシシ肺吸虫
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イノシシや淡水産のカニ(モズクガニ、サワガニなど)の体内に寄生し、大きさ、形ともにコーヒー豆のような虫です。幼虫に感染したイノシシの生肉、淡水産のカニの生食や不完全な加熱調理または調理器具などの二次汚染による摂取感染があります。
 過去には、モクズガニやサワガニの生食で感染すると言われていましたが、宮崎大学の 調査によるとイノシシ肉の生食により、人や犬にも感染していることが判明しました。 イノシシが感染する経路は、モクズガニやサワガニの捕食によるそうです。

 感染したイノシシ、サワガニなどを食べてから数か月以内に血痰、胸痛、胸水、気胸などを起こします。

 どうすれば予防できるのかですが、
獣肉の生食をさける。
食べるときは、充分加熱する
 ことで防げます。

 『東京都西部において2000年4月から翌年4月にかけて有害鳥獣駆除で捕獲された野生ニホンイノシシ42頭の肺虫感染について検討したところ,全頭でMetastrongylus属緑虫が検出された.M.elongatus,M.salmi,M.asymmetricusおよびM.pudendotectusの4種が検出され,全て2種以上が寄生していた.最多寄生は1-3月期に認められた.』

 雑食性のイノシシの生食は、肺ジストマや寄生虫のリスクが非常 に高いということです。

『厚生労働省関連先リンク』
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/08/h0819-2a.html

食肉を介するE型肝炎ウイルス感染事例について
(厚生労働省報道発表資料 2003年8月 > 食肉を介するE型肝炎ウイルス感染事例について >)

 我が国では2003年4月の兵庫県における野生シカ肉の生食を原因とするE型肝炎ウイルス食中毒事例が、特定の食品の摂食とE型急性肝炎発症との間の直接的な因果関係を確認した最初の事例となりました。また、英科学誌「Journal of General Virology」2003年9月号掲載の報告では、北海道で市販されていた生豚レバーの一部からE型肝炎ウイルスの遺伝子が検出され、加熱不十分な豚レバーから人への感染の可能性も示唆されています。さらに、2005年3月に福岡県で野生イノシシ肉を喫食した11名中1名が、E型肝炎を発症し、ウイルス遺伝子検査でイノシシ肉との因果関係が確認された事例も報告されています。
 厚生労働省ではこれらの事例を踏まえ、E型肝炎予防に関する情報提供を目的として、次のとおりE型肝炎に関するQ&Aを作成しました。

 なお、豚レバーを含む豚肉並びにシカ及びイノシシなどの野生動物の肉を安全に喫食する為の注意点について、下記にとりまとめましたのでご参考としていただきますようお願いします。
・ 豚レバーを含む豚肉並びにシカ及びイノシシなどの野生動物の肉(内蔵を含む。)は生で食べないようにしましょう。
・ 豚肉並びにシカ及びイノシシなどの野生動物の肉は中心部まで火が通るよう、十分に加熱して食べましょう。このような加熱はほとんどの危険な微生物を死滅させることが確認されています。また、他の動物の肉については、若齢者や高齢者など抵抗力の弱い方は生肉の摂取を控えるようにしましょう。
・ 加熱調理を行う肉類は生焼けにならないよう中心部まで十分に火が通るよう、十分に加熱してください。
・ 生の肉類と加熱済みの肉類は分けて取り扱いましょう。取り扱う箸や皿も区別して使用してください。

Q.E型肝炎とはどのような病気ですか?

A.E型肝炎は、E型肝炎ウイルス(hepatitis E virus、以下「HEV」という。)の感染によって引き起こされる急性肝炎(稀に劇症肝炎)で、慢性化することはありません。HEVは主として経口感染しますが、ごく稀に、感染初期にウイルス血症をおこしている患者(あるいは不顕性感染者)の血液を介して感染することもあります。E型肝炎は開発途上国に常在し散発的に発生している疾患ですが、時として汚染された飲料水などを介し大規模な流行を引き起こす場合もあることが知られています。一方、先進国においては、開発途上国への旅行者の感染事例が多かったことから、専ら「輸入感染症」として認識されて来ましたが、近年、渡航歴のない「国内発症例」も散見されるようになり、しかも、そのような例から採取されたHEV株は、それぞれの地域に特有の「土着株」であることが明らかになって来ました。自然界における感染のサイクルは未だ不明ですが、豚やシカ、イノシシなどの動物からもヒトのHEVに酷似するウイルスが検出されていることや、動物からヒトへの感染事例の報告もされていることから、今では本疾患は人獣共通感染症として捉えられています。


 「ふぐは喰いたし、命は惜しし」と言いながら食べて死んでしまう人は昔からいたようですが、イノシシの生食やシカの肝臓の生肉の危険性を知らずに食べる人は多いようです。
 「わたしは命がけで食べます」という人は別としてくれぐれもお気をつけ下さい。
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2012/6/2

シカのツノのふしぎ  


 私のワナ猟の弟子から、頼んであったシカの角がおくられてきました。

 ナイフのハンドル材として使いたいので、サイズの大きいものを頼んでいたのです。

 近くの山で今シーズン見つけたものです。もう少し多かったそうですが、息子さんもナイフのハンドルに使うので一部は残されたそうです。
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 弟子とは長野も偉くなったものだと皮肉られることでしょうが、実際にそうなのでしかたありません。私のホームページを見られて、メールを頂きました。切実な内容でした。生活が成り立たないほどの被害を受けているのです。

 昨年、狩猟免許をとられたので狩猟期にワナの設置の実地指導に出向きました。県外ですので一晩泊めてもらいました。一度私のもとに来られたので、説明をしたのですが、一度ぐらいの説明で理解してもらうことは不可能だと思ったのです。仕掛けやワナ制作材料・道具など持ち込んですべて初めからの指導です。


 実際にワナを仕掛ける山には入ると驚きました。私の所にもシカは増えて沢山いるのですが、そこはまた別世界、ものすごいシカやイノシシの痕跡が残されています。これほどいたらすぐに獲れるかもしれないと思ってしまいました。

 実際にワナの仕掛け作りから、山への設置まで一日がかりで実地訓練です。

 今日か明日かと吉報を待っていましたが、なか々届きませんでした。

 最初の獲物はシカでした。

 うれしさがあふれる声を電話で聞いたときは、わが事のように嬉しかったです。

 そしてまた、しばらく待っていますと、こんどはイノシシがかかったと報告がきました。

 初期処理も解体もおそらくたいへんだったことでしょう。

 ご家族から感謝のお手紙をもらいました。
「むっちゃおいしかったです。来年はもっととれるようにご指導をおねがいします。」という息子さん。

 シカの角ですが、私はかなり山を歩き回っています。しかし、一度としてツノを見つけたことがありません。これほど沢山いるのに不思議でなりません。


 シカは毎年ツノが生え替わります。繁殖期が終わると牡だけが持つツノは役割を終え落としてしまいます。
 
 そのツノを山中で見たことがないのです。

 ある人は、シカがそれを食べてしまうのではなかろうかといいます。カルシウム補給には絶好ではないかと想像するのだそうです。
 
 しかし、うーむ。あれは硬い。
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2011/3/26

2011.3.23 ハナ子  

2011年3月23日のハナ子です。
 温州ミカンの出荷は終了しましたが、売り物にならないものを自家消費したり、猪たちにお裾分けをしています。

 ミカンの皮をむいてやると、喜んで食べます。
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 お おいしい〜

 現在、17頭のイノシシがいます。それぞれ個性がありますが、ミカンの食べ方にもまた違いがあります。皮をむいてやればいいのですが、沢山のミカンをいちいち皮をむいて与えるのではあまりにも時間がかかりすぎます。そのまま与えるのですが、好きなイノシシは皮ごと食べてしまいます。皮を嫌うイノシシは中身だけ食べるのですが、皮のむき方がとても上手なイノシシもいます。ほとんど中身を残さずにきれいに食べるのもいれば、ぐじゃ々にしてしまうのもいます。
 ハナ子はといえば、そうですね、まあまあという評価でしょうか。
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2011/2/23

ご質問への回答  

拍手コメントへ投稿されたコメント
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害獣駆除 56キロ 雄
2009/7/11 11:49
akame さんへ
 
 こんにちは。初めてコメントします。私は、ここ数年毎日欠かさずアカメ標識放流や、イノシシ捕獲の迫力ある写真とエキサイティングな記事を拝見しているフアン?の一人です。
 山畑の仕事の大変さと同時にその素晴らしさに感動します。さらに、敬服することは、アカメへの飽くなき情熱と、その生態解明への献身的な努力です。行政に対する果敢なアプローチ。正論だと感じ入っています。新堀川、コアマモ、浦戸湾、アカメetc.

それにしても、害獣駆除とはいえ、イノシシとの戦い?は相当な危険を伴いますね。旺盛な研究心と強靭な意志と体力には驚くほかありません。

 ところで、長くなりましたが、『イノシシ出没』についての助言をお願いしたいのです。私の住まいする朝倉の団地および、背後の里山(朝倉神社神体山から西方いの町枝川に続く畑の多い地域)に最近複数のイノシシが真昼間に出没して、住民の不安が高まっています。自分は目撃していませんが、一匹は幼獣のようで、他もそれほど大型ではない?ようです。裏山は畑仕事や、散歩する人も多く心配です。住民の目撃情報の中には、犬を連れた人にまで向かってきたとか、一人歩きの女性の後をしばらくつけてきたとか、ネギ畑まで掘り返された。モウソウ竹林の筍全滅?とか、、です。庭の畑に侵入したイノシシの写真を団地内に掲示して注意の呼び掛けもなされました。もしも散歩中に遭遇したらどうしたらよいのか、、。

 真昼間に人間のすぐ近くにまで出没するとは信じれない思いがしています。ちなみに私の住まいする団地は枝川と接する朝倉の西端に位置します。
カワウソ博士?の魚類学者はお隣りです。
 akame さんとはどのようにコンタクトしたらよいのかわからず、このページをお借りした次第です。
このようなページに住所、氏名、電話番号など、載せるのが良いのか迷っています。ご助言をお願いします。

 イノシシの出没に不安をかこつ住民amego より
***********************
 amego様

 トップページのとおり、本日コメントを拝見した次第です。たいへん遅れた返信コメントでお詫びします。

 さて、かの猪はいまでも出没しているのでしょうか?昼間や人々の中に出没する猪としては兵庫県の六甲の猪が有名ですね。よくテレビ出演もしていたのですが、大きな猪が街のど真ん中、車が行き交うなか歩道を何頭もつらなってゆっくりと歩く姿にはびっくり仰天しました。よく太った美味しそうな猪なので「もったいない(プロ猟師の性?)」とつぶやいたことでした。
 
 猪は利口です。危険がないということがわかれば何事にも平気のようです。ただ野生のものが、危害が加えられないからと、六甲の猪のような態度をとることは考えられません。私の想像ですが、ことの始まりは小さいときから飼育されていた雌猪が飼いきれなくなり六甲の山に捨てられて、子供を産み現在にいたったのではないかと思います。猪は母系社会、子供の教育は母親の仕事です。母親がヒトを恐れなければうり坊は見習うようになります。まして神戸は大都会ですので、ヒトとの接触は密です。うり坊はそれはそれはかわいいですので、ヒトは美味しいものをよくくれたのでしょう。その子供達が子供を産み現在にいたったのではないでしょうか。

 ご近所の猪君もおそらく飼育されていた猪なのでしょう。そうでなければ少し頭のおかしい猪なのでしょう。猪は美味しいごちそうです。もうギャートルズの時代から私のような危ない男に付け狙われていますので、普通はものすごい警戒心をもって生活しています。そうでなければすぐ絶滅です。生まれたときから一番恐ろしい生き物がヒトだと教え込むと思います。

 いまでは、里山で繁殖をしていますので、タケノコ掘りや野菜畑荒しは日常茶飯事です。おそらく、複数の猪たちがご近所で生活していると思います。人前に出てくる猪は一頭かもしれませんが、姿を見せない猪は数頭はいると思われます。これまでにも書いていますが、猪は好戦的ではありません。普通であれば絶対に猪の方からヒトに危害を加えたりしません。里山でもこちらが気づくより先に猪の方が先に気づいて逃げています。猪がヒトを襲うのは、パニックになっているときだけです。

 猪が近づいてきても餌をあたえないことが一番です。普通なら襲ってきたりしませんので人慣れした猪がでたら「知らん顔」をしたらよいと思います。
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2011/2/23

イノシシと紙漉  

 猪の鬣(たてがみ)と牙が紙漉の道具に?

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 長野ハナ子の鬣と、罠で獲った雄猪の牙

 ハナ子の鬣は、昨年の夏、衣替えのとき抜いてあげたものです。まとまったので捨てるのはもったいないため残してありました。昔は烏賊を釣る餌木に使われていました。別の場所で書きましたが、猪は衣替えをします。夏毛と冬毛です。冬毛が抜けるとき最後まで残るのが鬣です。体中の冬毛が抜けたのに残っている鬣はまるで「モヒカン刈り」みたいでおかしい。

 2011年1月のある日、友人からの電話で、「猪の牙と鬣はないですか」と聞かれました。どうするのですかと聞くと、婿殿が紙漉を仕事にしていて、その道具に使いたいというのです。さらに話を聞くと、牙は漉いた和紙を磨くために使うのだといいます。昔の文献に猪の牙で紙を磨くことが出ているそうなのです。鬣は和紙を掃く刷毛にするといいます。

 その電話の前の日にちょうど雄猪を捕まえて処理し、頭骨は肉を外して置いてありました。以前とってあった牙(下あごの牙)と上下の牙がついたままの頭骨を進呈しました。上あごの牙と下の牙は形状が違うためどちらの牙が使えるのかわかりません。上下が揃った頭骨が一番よいと思いました。

 頭骨から牙を外すのは、道具を使ってあごの骨を割ってから取り外す、あるいは土の中に埋めておいて、肉等を微生物にとってもらってから抜き取るという方法が主な手法です。友人には1ヶ月ほど埋めておいてから、きれいに洗ってとりだしてください。ただし、季節により埋める時間は調節がいります。いまだと寒いので一ヶ月では早すぎるかもしれないと言ってあります。

 こんど機会があれば、紙漉で猪の部位がどのように利用されているか見に行きたいと思っています。
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2010/11/17

うんこクイズ  

 「生き物いろいろ」でうんこクイズを始めました。

 このクイズは昨年に続く第二弾で、昨年同様、アカメの国農園の危険なミカン(顎関節学会指定:あごがはずれるおそれあり)一日分(5キロ入り一箱)が当たる世界中から注目されているクイズです。

 山中に残されたうんこの画像をみて、そのうんこを残した動物の名前をあてるというギネスブッククラスの難解で有名なクイズです。

 どうぞ挑戦してみてください。
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