2013/6/29

ワイヤーのキンク  狩猟



 2013年6月22日、害獣対策で仕掛けていたワナに小さなイノシシが掛かりました。
 20キロを少し超えるオスの個体です。
 
 近づくと果敢に突進を繰り返して攻撃してきます。

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 ワイヤーを見るとくくった近くから派手にキンクしています。まあ相手が小さいのでそれほど不安はないのですが、もし、これが大型だと危ないところです。

 わなに掛かってから12時間以内なのですが、ワイヤーを立木などに巻き付けてヨリモドシが機能しなくなるとすぐにワイヤーはキンクしてしまいます。正常なワイヤーだと切れることはないのですが、縒りがかかってキンクするとワイヤーは引っ張りの衝撃で簡単に切れてしまいます。

 ワナにかかったイノシシに近づくとき最も気を付けないとならないところです。

 小型でしたが、解体すると脂肪たっぷりの焼き肉に美味しそうなイノシシでした。
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2010/12/14

飛び道具  狩猟

 飛び道具についての話題を2題

 1話:2010年12月のある日、ミカンの収穫に山道を登っているといつもこの周辺で罠猟をしている方と出会いました。道路が狭いためどちらかが道を下がって譲り合いをします。私が下がりました。
 罠の見回りに行っていたようです。

 ミカンのコンテナを満載にしての帰り道、また同じ人と出会いました。ははあ、獲物がかかっていたな。回収に行っているのだと思いました。こんどは彼がかなりの距離を下がって道を譲ってくれました。ミカンの味を見てもらおうと車を降りて「かかちょったかよ?」と話しかけると「おお、太いががかかちょって、ナイフで突いたけんどナイフが折れたきに、こりゃあいかんと思うて、鉄砲をとりにいんじょった」と言います。道路からかなり下の罠に大物がかかっていたそうです。
 彼の家は車で30分以上もかかります。「あいつはまだおるろうか?」
「そりゃあ、一人では出せんろうがよ」といいますと、「連れが来よる」といいます。話しているうちに、軽トラが2台やってきました。

 それから約2時間、再度ミカンを運びだそうと山道を登っているとまたも同じ車と行き会いました。今度は荷台に大きなイノシシを積んでいます。見ると罠で括られていた足が折れ、骨は飛び出し、皮と腱だけでつながっていました。足がちぎれて逃げられる前に鉄砲が間に合ったようです。
 
 私はナイフ一丁で数百頭のイノシシを仕留めてきたのですが、飛び道具が欲しいと切実に思った場面がなんどもありました。しかし、いまさら鉄砲を持つつもりはありません。

 もう1話:数日前のこと、ハウス園芸でナスを作っている友人にミカンのお裾分け。猟の話になりました。
 私と同じ駆除隊所属のグループの一人が罠を見回りに行くと、4頭のイノシシがかかっていたそうです。そこで仲間の鉄砲打ちに「とどめ」を依頼。鉄砲を持って出かけたそうです。山をえっちらおっちら登って現場に着き、ケースから鉄砲をだして組み立てようとすると、なんと、銃身しかはいっていなかったそうです。慌てて出てきたため、引き金のついた銃床は家のロッカーに忘れてきたそうで、みんな絶句。
 結局ナイフで仕留めたそうです。
 友人と話しながら大笑いをしました。
 その友人は解体処理に雇われて「おらあ3頭料理した」と言っていました。

 
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2010/11/22

ミカン食った報い その3  狩猟

 毎日、数十キロのミカンが食べられていました。ミカン畑のぐるりの「ハシリ」に毎日せっせと括りワナを増設。ちょうど一回り仕掛け終わったころからぴたりと侵入が止まっていました。

 昨日11月21日、ミカンの収穫にいって日課のワナ見回りをしていると大きなイノシシがかかっていました。これは一人では出しができないとおもって、ちょうどお隣のミカン畑に作業に来ていた先輩に応援をたのみました。

 やはり大型は大迫力。お隣さんもワナ猟をグループでやっていますが、「こんな太いがはやったことがない」といいます。止め刺しは鉄砲でやっているそうで、ナイフ一丁で仕留めるのを見るのは初めてだといいます。
 
 鼻を括り、ナイフを入れるまでのやり方が勉強になったそうです。
 
 二人でよいしょよいしょとかけ声をかけながら運びました。


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 丸々と太った♂のイノシシでした

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 毛抜き処理を始めたところ

 家で目方を量ると72キロでした。私よりも体重が重いのは久しぶりです。牙の大きさなどから見て若いイノシシとおもいます。

 解体をすると、実に脂肪たっぷりの美味しそうなお肉の持ち主。しかし、骨抜きに夜中までかかり、味見は明日のお楽しみとなりました。   
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2010/11/21

初獲物  狩猟

 今年も11月15日、狩猟が解禁されました。

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 猟期の初獲物

 ミカン畑のすぐ近くの括りワナにシカがかかっていました。今年の猟期の初獲物。狩猟といってもミカンの食害で駆除をしていましたので、わたしには駆除の延長のようなもの。私の狩猟の目的は駆除が主です。獲った獲物は、販売もしておりますがこれは、おまけのようなもの、「借りは体で支払ってもらおう ぶははははのは」と悪代官みたい?

 このニホンジカ、若い雄で一本角でした。

 前足をワナのワイヤーで括られています。後ろ足をワイヤーでくくって引っ張りつけていますが、実は首にかけようとしていたのです。それが、シカが暴れた瞬間首ではなくて足にひっかかりました。体勢をみてツノの危険は気を付けてやれば大丈夫とみてこのまま止め刺しをおこないました。

 シカの角はするどく危ないのでよほど気を付けないといけません。
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2009/7/1

イノシシの食べ物  狩猟

 イノシシは何を食べているのでしょう。
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画像:2009年6月21日、ヤマモモを食べるハナ子。

イノシシは雑食
 イノシシはグルメです。その上大食漢。それもそうでしょう。あの体格を維持して野山を駆け巡る生活をしているのですから。

 イノシシの大好きな食べ物の中に果物があります。山で自生しているドングリ類や栗はもとより、柿、ビワ、モモ、梨、ヤマモモ、スモモ、ミカンなど里山や畑で栽培する果物類はほとんど好んで食べます。

 上の画像は、私のペット?愛猪「ハナ子」です。猪団地に住んでいまして今年初めて収穫したヤマモモを食べているところです。今年は表作のはずだったヤマモモがそれほど生っていなくて、勇んで収穫に行って肩すかしをくいました。
 
 イノシシはヤマモモが大好きです。与えると目を細めて味わいます。硬い種までばりばりと噛み砕いて食べてしまいます。しかし、木に登って食べるわけではありません。あまり木に登るのは上手ではないようです。ハナ子が小さいとき、いくらおだてても庭の木には登ろうとはしませんでした。ヤマモモが熟して落下したものを食べるのです。ハナ子にあげたヤマモモを収穫にいったときです。イノシシが食べに通っている痕跡がありあり。ヤマモモの木の根元にはスリツケの痕があります。それほど大型ではなく、せいぜい40キロほどあろうかというイノシシのようです。山の斜面には通い道であるハシリができています。

 ワナ猟初心者の方向けに美味しい話を。
ヤマモモの場合以外でも一般的に言えるのですが、えさ場にワナをしかけてはなりません。捕まえた場合でも、ワナが作動して失敗した場合でもそのポイントが潰れてしまうからです。ワナを設置するのはそこに通っている山の中の獣道(ハシリ)に仕掛けるのが正解です。イノシシがえさ場に一匹だけ通っている場合でも複数のイノシシが通っている場合でも、ハシリは複数あります。そこに仕掛けるのです。そうすると一カ所でワナが作動していても餌場に警戒心をもたなければその餌場に通い続けます。
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2009/6/4

厳しい生活  狩猟

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画像:左前足のつま先がちぎれてきれいに回復していました。ワイヤーに括られた痕跡です。

 イノシシはたいへん厳しい生活をしています。悪さをして農業に被害を与えることから、害獣として狩りたてられています。また狩猟の対象として最高ランクの位置づけがされてもいます。なにしろ美味しい肉の持ち主ですので値打ちがあるのです。むかし昔、ギャートルズの時代からの狩猟の対象だったようです。私がギャートルズの時代に生きていたらもててもてて四国の住人の多くが私の遺伝子を受け継いでいることになっていたかも。

 イノシシは鉄砲、犬、ワナなどの攻撃をかわし、かいくぐって生きていかないといけません。狩猟の猟期は限られていますが、いまや害獣駆除がよくやられていて猟期以外でも狙われるのです。

 日々、こうした危険と向き合うかれらは警戒心が強く学習能力が高くなるのは当然のことなのでしょう。そうでないと生き抜いていくことができないのですから。
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画像:処理中に後ろ右足の変形に気づきました。以前ワナにかかっていたようです。足首にはワイヤーの痕がありました。こういうことです。わいやーを切ろうと暴れ回るうちに骨が折れたが何とかワイヤーを切って逃げることが出来たのす。

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画像:オスイノシシの背中中央部に残ったキバによってできたと思われる傷痕。

 また、恋の季節には他のオスとメス獲得をめぐって大闘争をするようです。今期の猟で知人が仕留めたオスイノシシの身体の中には大きなイノシシのキバが刺さっていたそうです。またキバで切り裂かれたキズが十数カ所もあったといいます。総じてほ乳類のオスは子孫を残すために恋の季節は大変そうです。猫も家の周りでフウウ、フウー、ギャーと騒音をまき散らすだけでなく真剣勝負をやっていて、以前私が餌をやっていたオスの自由猫など耳は咬みちぎられ、顔は腫上がりよたよたと歩いていました。その点ヒトのオスはだらしないのかもしれませんね。

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2009/3/12

お おもたい! 運搬-2  狩猟

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画像:イノシシとニホンジカを運搬機で運んでいるところです。

今期の狩猟の終了は高知県の場合ニホンジカとイノシシは3月15日までとなっています。増えすぎたシカやイノシシを減らす為に延ばされたものだと思います。

小さい獲物だとスーパーカブに活躍してもらっていますが、大型だと無理です。道路がものすごい悪路ですし、断崖絶壁もたくさんあります。ヨロヨロと運転していては帰り着けるかどうか判りません。

今回はシカとイノシシを運搬機で山出ししました。この運搬機は250キロの
積載能力ですので安心です。
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2009/3/6

小さいシシやけど  狩猟

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 画像:2009年3月5日、コナラの実を探しにきてワナにかかった23キロの♂

 ミカンの剪定作業をしていると、携帯電話がなりました。猟の相棒からでした。「ちんまいシシがかかっちゅう、20キロばあじゃけんど飼うかよ、今から奥のワナを見てくるきに1時間ばあして来てくれ」といいます。
 生かして連れ帰る準備をして行きました。待ち合わせ場所につくとまだ相棒は来ていません。見回りに手間取っているようです。あとで聞くと「イノシシが何カ所も出没してワナが空撃ちしちょった」そうです。空撃ちしているとワナを仕掛け直さなくてはならないため時間がかかるのです。
 小さいシシなら一人でも何とかなるだろうと相棒を待たずにイノシシがかかっているというワナを目指しました。
 到着してワナに近づくとなるほど20キロ余りの子供のイノシシです。しかし、よく見るとワナのワイヤーがかかった左の前足が折れて骨が皮を突き破りとび出ています。これでは飼育を始めても回復せずに死んでしまう可能性が高いように思いました。時々三本足のイノシシがワナにかかりますが、こうしたイノシシはワナにかかり足を引きちぎって逃げたものが回復した場合が多いようです。これまで10匹ほど足が傷ついたイノシシを檻に入れて飼育を試みてみましたが約40%は回復せずに死んでしまっています。
 しゃーない、仕留めよう。
 
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 家に帰ってハカリに乗せてみると23キロでした。
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2009/3/3

もう一匹かかっちゅう  狩猟

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 2月28日、イノシシを1匹仕留めて帰り道、相棒が枝道のほうに仕掛けてあるワナを見ていないので見てくるというので、カブを停めて待ちました。ワナは2カ所に仕掛けてあり道路を走りながら、また、停めたバイクにまたがったままワナを確認できます。彼はすぐに帰ってきましたが、「おい、またかかっちゅうぞ」と言います。
 歩いて数分の所のワナにかかっていました。道路の下に耕作放棄された田圃がありそこをヌタ場として使っています。その下は谷川、対岸から20メートルほど斜面を登った所です。黒い体毛におおわれたイノシシは40キロ前後のようです。
 少し回り込んでイノシシの上に出て、私が鼻括り用のワイヤーを小枝を払った木にセットしイノシシの鼻を括りました。二人でイノシシと引っ張り合いをしながら鼻を括ったワイヤーの端を椎の木に括ろうとしていたら、鼻からすっぽ抜けてしまいました。やり直しです。
 こんどはしっかりかかりましたが、イノシシがバッと頭をふるなり私がつかんでいたワイヤーの端がすっぽぬけてイノシシの方に飛んで行きました。「しもうた、ワイヤーを取られた」。
 暴れ回るイノシシからワイヤーを取りもどすのに二人で苦労しましたが何とか取り返して2点固定ができました。私が後ろ足を掴んでひっくり返し、鳩尾から心臓を突いて仕留めました。
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2009/3/2

お おもたい 運搬  狩猟

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 画像:2009.2.28 仕留めたシシの『出し』 左側のヒノキの皮が剥がれていますがこれは食害でシカ(ニホンジカ)の仕業です。
 
 2009年2月28日、仕事をしていると相棒から電話がかかりました。きょうは相棒がワナを見回る当番です。獲物がかかっていようといまいとお互いに見回り終了後電話をかけることにしています。山は事故も多いのです。
 山(狩猟)の事故で一番多いのが転落事故です。険しい道なき山をあるきまわります。私が一番多いひやりとすることが斜面を下っていて身体をささえるため頼って握った木が枯れているときです。身体を預けているため斜面をすっ飛ぶことがあります。
 山を越え谷をわたり動き回る見回りは危険がつきもの、ですので帰着の連絡は大切なのです。

 しかし、今日の連絡は無事かえったではなく「イノシシがかかっちゅう」でした。
 「40キロばあはありそう」とのことですが、相棒はいつも見積もりの倍以上の体重のことが多いのでひょっとすると7〜80sあるのでは?などと疑いつつ駆けつけました。
 イノシシのかかった現場は古い山道を20分以上歩いて上る山の頂上付近です。ゼイゼイいいながら汗をかきつつ到着すると仕留めたイノシシと相棒がいました。やはりどう見ても50キロ以上はありそうなシシです。
 山から道路までの運搬は前足、後ろ足とヒモでくくってそれに竹や木をとおして担いで運搬する、あるいはひきずるというのが主な方法です。
 今回はひきずるという方法をとりました。下りの斜面ですのでこの方法が楽なのです。平らな場所や上り坂では担ぐ方が楽です。
 画像は相棒が引きづりながら運んでいる所ですが、交代しながら運び出しました。
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 道路まで出して今度は私のスーパーカブの荷台に載せました。しかし、このサイズが限界のようでコンテナはねじ曲がり、運転する私はぐらぐらするのでヒヤヒヤしながらローギアで山を下りました。
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2009/2/28

牡鹿とツノ  狩猟

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      2009年2月14日、ワナにかかってた牡鹿

 山の尾根でイノシシよりもシカがかかる確立が高いと思っていたワナにやはりシカがかかっておりました。それも大きな牡鹿です。
 この牡鹿のツノは1本ツノでした。
 ツノは毎年生え変わると聞きました。このサイズの牡鹿だとツノが最大まで成長すると4本ツノ(4つに枝分かれしたツノ)になると思います。
 しかし、毎年抜け落ちて生え変わるのだとすると、その抜け落ちたツノに遭遇してもよさそうですが今まで一度も出会ったことがありません。不思議です。

 ツノの話ですが、友人はそれを手に入れる為にゆずを栽培している山の畑の周りに出かけるそうです。枝葉がシカの食害にあうのを防ぐためゆず畑の周りを防御ネットでぐるりと取り巻いてありことが多いのですが、そのネットに牡鹿がツノを引っ掛けて逃げられなくなり死んでいることがよくあるそうです。
 友人はそのツノを狙って探しに行くそうでよく手に入るそうです。
 
 この牡鹿の胃袋はぱんぱんにふくれていました。満腹になるまで食べていたようです。この時期としてはよく肥えていました。
 シカは夏から秋にかけて草等よく食べるため秋の頃が一番太っているようです。
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2009/2/26

こんまいシシ  狩猟

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 2009.2.6 27キロの♂イノシシ
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 2月6日午後、見回りに行っていた相棒から「こんまい(ちっさな)シシがかかちゅう、7〜8キロばあじゃきに一人で行ってとってきて飼うかよ」と電話がかかりました。「よっしゃ。いてくらあよ」と私。

 夕方、いまどきえらいこまいイノシシだなあと愛車スーパーカブに乗って山に向かいました。家から20分ほども山に入ります。
 何に入れて持ち帰ろうかと考えましたが、ドンゴロスもありません。モミ袋では強度が弱くて咬み破られそうです。スキュバーダイビング用品をいれる丈夫な大袋に米袋にいれて二重包装なら大丈夫だろうとそれを持って行きました。

 以前、ドンゴロスではえらい目にあっています。やはり、小型(20キロほど)のイノシシがかかっていたのをドンゴロスに入れて持ち帰ろうとしたのです。暴れ回るイノシシをドンゴロスにやっと納めて下の道路までおりたときイノシシがばりばりと暴れると袋がふっと軽くなったのです。
 イノシシは路上できょとんとしています。私はあっと思うなり飛びついたのですが毛に手はかかりましたがどどっと逃げてしまいました。ドンゴロスの縫い目の糸がほずれてしまっていました。

 現場は道路から15メートルほど谷までおりて谷川を渡り、谷川から対岸を15メートルほど雑木林を上った所です。急峻な孟宗竹の中を下ります。
 対岸にわたりイノシシがかかっているワナが見える所まできました。イノシシは土をハナで掘り返しながら暴れています。相棒が言っていたほど小さくはないのです。その時はまだ袋詰めして生かして持ち帰るつもりでした。
 あがっていって対峙してみると、どう見ても20キロ以上はあります。決して大きいとは言えませんが、それでも20キロ以上もある獣が袋に入れられて暴れ回るとなかなかたいへんです。いままでに何度も生かしたまま連れ帰ったことがありますが、今回は場所が悪すぎます。とても袋に入れて担いでもちかえることはできません。
 相棒が言っていた7〜8キロはいったいどうやって見たらそう見えるのだろうとぶつぶつ言いながら仕方なく仕留めることにしました。
 バイクを停めてある道路までやっと引っ張りあげたのは薄暗くなってきた頃でした。汗だくです。
 家に帰り着いて相棒に電話。「あんたの7〜8キロはなかなか重たかった。ヤッケのポケットに入れて連れ帰ろうと思っていたが、入りそうになかったので仕留めてきた。今から料理するので来てくれ」。
 相棒とハカリに乗せると何と27キロありました。
 
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2009/2/25

イノシシ獲った  狩猟

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 2009年2月1日、ワナにかかっていた53キロの♀

 今年はミカンの作業が忙しくて、狩猟に本格的には取り組みができません。今猟期から友人とコンビを組んで猟を行っています。
 ワナ猟はワナを仕掛けると見回りに行かないといけません。ですから相棒がいると見回り回数が半分ですむのでその分楽なのです。
 
 今期は12月1月とシカを4匹とりましたがイノシシは獲れていませんでした。
イノシシには大サービスとなった仕掛けの不備でかたっぱしから逃げられていました。
 私の見回り当番のときにやっとかかっていました。
 相棒とのはなしではイノシシがかかっていた場合、相手を呼んでから2人で処理をしようとなっていたのですが、足も大丈夫だしワイヤーも傷んでないようだしそれほど大きくはないので一人でやりました。

 仕留めてから他のワナを見まわり、その後で相棒を呼んで解体しました。
 よく脂ののった太ったイノシシでした。
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2009/1/22

ニホンジカ  狩猟

 ニホンジカ 

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 画像は2008年12月31日撮影、仕掛けてあったワナにシカの雄がかかり、生きているうちに犬(たぶん猟犬)に食われたと思われるものです。

 ここ数年、高知県ではニホンジカの被害が大きく報道されてきました。林業や農業に与える被害、山林の植生に与える被害が大きくなったといいます。

 増えすぎたので狩猟により数を減らそうということになったようです。

 数年前までは、高知県ではニホンジカの狩猟には制限がありました。雌は獲ってはならない。雄も一日2頭までしか獲ってはならない。と、されていたのです。

 今では、雌も雄も制限なし。一日に何頭獲ってもよろしい。多ければ多いだけよろしい。百頭でも二百頭でもよろしい。ということになりました。

 おまけに今回の猟期からニホンジカには懸賞金がかけられました。
 雌、一頭につき賞金1万円也、雄は五千円也が自治体から支払われるらしいのです。

 ニホンジカは懸賞首のお尋ね者になってしまいました。

 あまりの変転にさぞかし驚いていることでしょう。
 
 いままで見向きもしなかった猟師たちまでが懸賞稼ぎになってシカを追うようになりました。
 
 数年先には、また保護の方向に向かうかもしれませんね。
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2008/11/23

2008年狩猟解禁  狩猟

 2008年11月15日に狩猟が解禁になりました。
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 先日からハクビシンと思われるミカンの被害が出始め早速箱ワナを仕掛けました。餌は量販店で買ってきた1匹まるまる尾頭付きで980円の鮭の新巻の頭。
 2日目に息子がミカンの収穫で出かけました。ミカン畑のすぐ側に仕掛けてあるワナを見てくるように頼んでいたのですが、その日はかかっていませんでした。

 翌11月22日、カミさんと二人でミカンの収穫に行くとかかっておりました。

 ハクビシンです。まだお兄ちゃんクラスのハクビシンでした。夜ときどき車で帰宅中などに見かけていた妻も近くでまじまじと見るのは初めてでした。「ハクビシンよりタヌキの方がかわいらしい」とのことです。

 「このハクビシンはどうする?」と妻が聞くので「そりゃあ、食べらあよ、日本に在住の獣で一番美味しいお肉の持ち主と言われちゅうがやき」と私。
 「わたしはよう食べん」と妻。
 近づいて覗き込むと「ふー?ぶおう?」と吠えます。ふーふーと猫の怒りの声にも少し似ていますが。
 ミカンの皮をむいて与えてみると、なんと、ばくばく食べるのです。つぶらな瞳で見つめられると絶対食ってやろうと思っていた決心が鈍ってきそうです。

 さて、この獲物が今年の狩猟期の初物です。
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