今日は久しぶりの雨でしたね。
市内の幼稚園は一斉に終了式だったのに・・・なんか可哀想でした。
昨日チョコッとお伝えしてはいましたが、文教厚生常任委員会で明石商業高校のスポーツ課に関する予算案が承認されませんでした。
それを受けて、やはり予想どうりにその修正の予算案が、「議員提出議案」として出されました。
本日、緊急の議会運営委員会を開催し、提案理由の説明を受けてその取り扱いを協議したんです。
結果、25日の本会議にて上程し採決をすることで決まりました。
これってたいがい「すごい」こと。
予算案(市長サイドから20年度の施策のために提案されます)を承認しないということは、ある部分においては市長に対してNOを突きつけたことなんです。
通常は、事前に十分に協議をして、お互い言いたい事を言い合った上に予算案がでてきますので、今回のようなことはないのですが・・・
事、明石商業スポーツ課の件については足らないことが多かったんでしょうね。
ちょっと議会に対しての見方が甘かったんじゃないでしょうか。
ある意味、二元代表制における議会の存在意義を知らしめたのではないでしょうか。
市政のチェック機関でもあるし、政策提案機関でもあるんですから。
これにより、来春のスポーツ課の開設が見送られるようになります。
ただし、同時に開設予定をしていた会計課については承認されてますので、予定どうりに来春からスタートします。
明石商業の今後のあり方として考えると、私はスポーツ課開設には賛成です。(会計課も当然賛成です。)
県立高校が一斉にそれぞれの特色を打ち出しているなかで、明石商業も当然のことだと思います。
それも「市立」という市の裁量でやることができる学校です。
しかし、それには多額の予算を伴うということ、しっかりとした学校計画、ビジョンが必要であるということなど、考えねばならぬことも多いです。
スポーツ課開設は遅れるけれども、きっちりと議論、協議を重ねて、明石商業がよりよい学校になるように・・・
そして何よりも、明石商業で高校生活をおくる生徒達にとっての環境作りを念頭に、引き続いて考えて行きたいですね。

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