今年も残すはあとわずか。
世間は年末でばたばたしてきましたね。
今日はまた素晴らしいものを見せていただきました。
たまご焼き(明石焼き)はご存知だと思います。
そのたまご焼きにはなくてはならない物・・・
そう、たまご焼きを焼く「なべ」ですね。
それも銅製のものが一番いいとされています。
そのたまご焼きの銅なべを、本場の明石で、それも手打ちで作られていらっしゃる「明石の匠」の方からすばらしいものを見せていただきました。
それは下画像にある銅製の「鶴と亀」です。
これは銅製なんですが、驚くなかれ1枚の銅版を折り紙で折るように折って作成してあるんです。
なんと見事なものなんでしょうか!!
1つ作るにも大変な労と時間を要するそうです。(そりゃそうでしょうね)
しかしこれは売り物ではないそうで、業師としての作品なんだそうです。
驚くことに、鶴の羽の部分には鯛と蛸が刻印までしてあります。(これも細かくたたき出したそうです)
喜んで見せていただいたところ、おやっさんが「お前に1つやるわ」と上画像の鶴・亀の1セットをいただけることになりました。(ラッキー!!)
ここのおやっさんは明石でただ1人、手打ちで銅版を加工する技をもつ有名な人です。
テレビにもしばしば出演されていますしご存知の方も多いと思います。
貴重ですよね。
明石から全国に発信できるような技の匠・・・
ほかのジャンルでもこのおやっさんのような「明石の匠」と言える方もいらっしゃると思います。
明石の貴重な財産でもある「明石の匠」
一度、明石中を探して掘り起こすべきでしょうね。

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