全国市議会議長会の研究フォーラムで金沢市に行ってきました。
毎年この時期に行われ、できるだけ参加するようにしています。
その時期にタイムリーな問題、これから議会として取り組むべき課題を明確に提議されるのでなかなか内容が濃いいんです。
地方分権改革の進展や市町村合併により、市に対する基礎自治体としての役割が一層重要になる中、市民の付託と信頼にいかに的確に応えるのかが市議会の果たすべきものだと思います。
そのためのヒント、気着きになったらなぁ・・・と言うことで行ってきました。
まず、基調講演は丹羽宇一郎氏。
伊藤忠商事の取締役会長であり、また政府の地方分権改革推進委員会委員長でいらっしゃいます。
テレビなどにもよく出演されているのでおそらくご存知だと思います。
地方分権推進委員会の出された一次、二次、三次の勧告に基ずいた講演をされました。
要するには、生活者の視点に立つ「地方政府」を確立せねばならない。
そのためには、国と地方の役割分担を明確にしないとだめであろうし、重点行政分野の抜本的な見直しも必要であるとのこと。
そして、地方自治体の自主性を強化し、自由度を拡大。
自らの責任で行政を実施する仕組みの構築を図ろうとのことでした。
そうなると地方分権はどんどん進んでいきますが、市自身の責任や行政能力がほんとにためされることになると思います。
ふんどしを締めなおさんといけないですね。
せっかく金沢に来たのであちこち見て回りました。
下画像は市内にある昔の町並みを残してある通りです。
観光客も多く訪れるそうで、実に落ち着いた雰囲気の通りでした。

近江町市場にも行ってきました。(下画像)
自然と明石のうおん棚と見比べてしまいますね。
平日にもかかわらずたくさんのお客さん。
観光客だけでなく地元のお客さんが割と多いのがすごい。
商店の種類も多種にわたり、ここにきたら欲しいものがそろってしまうんでしょうね。
(花屋さんが多かったのが不思議でした。)
店だしが綺麗にそろっているのが印象的でした。


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