3月議会が24日に無事に?終了しました。
補正予算を含む新年度予算を可決し、いよいよ新年度へ向けての事業が始まります。
事業が決定されてもそれを執行するのに根拠となる予算が決まらないと、それは絵に描いたもちになってしまうわけです。
その意味でも、新年度予算が可決されたことによって事業計画が実際意味を成すことになります。
この議会では、将来の明石市にとって実に重要となる案件がありました。
まずは「明石市バス」の件です。
結果的には、2年の移行期間を設けた後に民間に移譲することとなりました。
これにつきましては、「2年の移譲までの期間がはたして妥当か?」、「移譲の後に残された職員への対応は?」、「移譲したのちに民間が撤退してしまうことはないのか?」など激しい協議がなされました。
結果として、今後発生するであろうバスの買い替えを含んだ財務的な将来予測や明石市の総合交通政策から見た市バス事業の役割の終焉などを考えると、2年間の移行期間の後、民間移譲の方向がよしとされたのでした。
また「明石市民病院」の件もです。
市民の安心・安全医療のよりどころとして、市民病院の存在は欠かすことはできません。
その市民病院が、昨今の医師不足の影響や公営だという経営の限界から、診療科の休止などで市民に不安を与えていました。
結論としては出ませんでしたが、方向性は2年後をめどに経営形態を「独立行政法人」に移行するということになりそうです。
ただ、経営形態を変更しただけでよくなるわけでもなく、肝心なのは、病院関係者を中心に市をあげてその目的のためにどれだけ汗をかけるのか・・だと思います。
私も一緒になって取り組んでいきます。
「明石駅南地区再整備を含む中心市街地の活性化」についても状況報告があり、この5月に国の内閣府に認定申請を行い、7月には認可をもらう予定です。
ざっとの予算(未確定)も報告されましたが、ざっと総予算250億にも上る多額の大事業です。
でも、長年の課題がやっと一歩を踏み出すんですね。
さあ、もうすぐ新年度。
はりきって行きましょう!!

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