改装中だった明石市天文科学館がこの29日にリニューアルオープンします。
オープンに先駆けて、本日ちょこっと見せていただきに(内覧会)行ってきました。
現在活躍中のプラネタリウムのなかでは日本でもっとも古い「カール・ツァイス・イエナ」社製の大型プラネタリウムが整備・補修されたのはもちろんのこと、3Fがメインとなる展示室がかなりのパワーアップがされています。
3Fのエレベーターを出ると目の前におおきな地球儀が・・
そして、その背面には大きな明石市の地図とともに東経135度子午線が赤くマーキングされてどこに子午線が通っているのかを示しています。
また、6月10日の時の記念日に明石市が配布している「子午線通過証」が第一回目からすべて並べられていました。(下)スゴイ!!
リニューアルなった展示スペースには大昔の地球儀、天球儀がずらりと並んでます。
天文ギャラリーには太陽系・銀河系など宇宙の展示が・・・
隕石もいっぱい並んでますよ。
篠田プラズマの大型スクリーンもソフトを一新。
迫力ある画像が映し出されます。
「時の展覧会」も開催されます。
昔の時の数え方、刻み方など・・実に面白い、興味深い展覧会です。
ぜひ見てほしいな〜と思います。
4Fには日時計広場が・・
その中でも興味深いもの。
下画像の「人間日時計」です。

月により立ち位置を変えて人間が立つと、その影により時刻がわかるというものです。
下画像は天文科学館の大時計の心臓部。

ここで大時計の調整などをするらしいです。
そしてなんといっても今回のリニューアルオープンの目玉は「展示解説ボランティア」の皆さんですね。
オレンジのユニフォームでご来館の皆さんのガイドをやっていただけます。
オープンまであと一週間。
必死になって練習に励んでおられました。

(一般公募で集まったボランティアのうちの若手3人娘)
「子午線のまち・明石」といいますが、これは東経135度子午線が明石を通っているからです。
そしてその‘オンリーワン’を大事にして私たちの先人が1世紀かけて「子午線のまち」を育ててくれたおかげです。
今回の天文のリニューアルはすばらしいパワーアップがされていると感じました。
これをまたひとつの節として、これから「子午線のまち」を育て続けるのは明石に生まれ、明石が大好きな私たちの役目でしょう。

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