2008/10/21
久しぶりの更新です。特に理由があったわけではありませんが、なんとなくお休みしてしまいました。けれど、釣りの方はお休みなしで頑張っていましたよ。
ここで問題です!さて、私はどうして更新する気になったのでしょう?
答えは以下の釣行記にて。
10月18日(土)
釣行メンバー:OGATA副隊長と私の2名。
この週は、ほとんど波なく、風なく、雨なく、秋晴れの良い天気が続きました。
「ここで行っとかな、いつ行くねん!」と、OGATA副隊長に強く誘われて2人で行ってまいりました。
午前7:30出船 目的地の沖ポイントへまっしぐら! 予想に反し風があり、ちょっと不安がよぎります。ポイントに着いても、あわてずゆったりと釣りの準備。これが仕立て船との違いかな?
さあ!私の一投目です。「おや?」途中で仕掛けが降りません。「なんで?」と巻き上げると竿が食い込みました。「何かかかっている!」 水面間近で走り出した犯人は、シイラでした。とりあえず、ボウズなし!「やるやないかぁ〜!」
しかし、風と潮からみて、どうも漁礁に対しての船の位置が気に食わないので、手間ですが水深80メートルからアンカーを引き上げ、打ち直すことにしました。
この判断と手間が、とんでもないドラマを引き起こすとは、この時は知る由もありませんでした。
アンカーを打ち直してすぐに、25センチから30センチほどの真鯛が釣れ出しました。OGATA副隊長は40センチほどのマダイ2匹を混じえ、私より順調。「くっそ〜! 負けてられるか〜!」
あっという間に11時を経過。心配していた天気も回復し、空も海も青く、風もそよそよ。 竿をみながらのんびり波に揺られて、心地よく過ごしていました。しか〜し、私は心の中で「竿先よ突っ込め!」と強く、強く念じていました。
そのときです!ドラマが起こりました!
念が通じたのか、竿先が「もぞもぞ」の前アタリのあと、大きく「グイィ〜ン」と水面に突っ込んだのです!
竿をゆっくり大きく合わせました。そして、電動リールスイッチON!
お〜っと!電動リールが巻けません。竿がさらに突っ込みます!
あわててスイッチをOFFにして竿を手に持ち、強い引き込みに対処するためドラグを調整。カウンターを見るとまだ50メートル以上あります。竿をあげては下ろしながら巻き取る。せっかく巻いたのにまた竿が突っ込み、ドラグが唸り、糸が出て行く。これを繰り返しながら慎重に巻き上げていく。
「かなりでかいで〜! これまで味わったことのない引きや〜!」と叫びながら、まだ見えぬ大物と格闘を続けました。
OGATA副隊長からも、初めて見る竿の曲がり方と私の格闘姿に、「うわ〜」「すごい!」などと興奮しながら応援がとびます。
10分位はかかったでしょうか、ようやくあがってきた魚影を見て「デカ〜!」2人が同時に叫びました。
慎重にタモに入れ船へ取り込んだとき、体が震えるほど興奮していました。こんなに心から「うれしい」と思ったことは、いつ以来だったでしょうか。
さすがに、釣り上げてからしばらくは次の仕掛けを降ろす気にならず、「ぼ〜っと」放心状態でした。
たぶんあの時インタビューされたら「なんも言えねぇ〜」って、声が裏返っていたと思います。
輝くピンクの大鯛を持ち上げて記念撮影しました。大きな割には、とてもきれいな魚体でした。
メジャーを当てると、全長70センチ、5キロ以上の大物でした!
ようやく私も大鯛を釣ることができました。次はもっと大きな獲物を狙います!
次はドラマではなく、レジェンドクラスの大物にチャレンジだ〜!
【ついに大鯛とったど〜!】
【70センチ 5キロオーバー】

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