H19/5/29:日高川河口から日の御崎を越え阿尾まで。同年6/19:日高川ゆりの瀬から河口まで。そしてそのまま南下はずっと止まったままだった。昨年は琵琶湖の最北の塩津から敦賀に抜けて小浜までいって北を延ばした。また牛窓から宇野、宇野から高松と西も延びている。一昨年は伊勢から伊良湖岬までいくことで東を延ばした。
いよいよ今年は南だ。潮の岬まで4日?それとも5日?隣の県なのに果てしなく遠い。しかしここをいかなくては近畿の東西南北は終わらない!

(3年振りの日高川河口、待っててくれたのかい!)
今回は気合いを入れて久々にノア500EX、相棒は一緒に日の御崎を越えた犀さん。今回のスタート地点は駅から遠いのでスタート地点までは車で行く。そして次につなげるよう適当な駅の近くであがって帰ろうというもの。印南かみなべかはたまた紀伊田辺か?ファルトならではのゴールを決めないいけるとこまでツアーだ。
まず事前にカヤックを犀さんに預ける。パドルはコンパクトさを優先して買ったばかりのマーシャス4分割45度特別仕様(まあ自分で穴をあけただけなんですが・・・)

(河口の横の発電所)
朝始発のバスに乗る。といっても6:43だ。歩けない事もないが駅まで2km、今回はそこまで早朝からいけなくても海岸沿いだしいつでも上がれるからいいか・・とこの時は思っている。寝屋川市駅からは京阪電車、艇がないのでなんとか急行に乗る。京橋でJRに乗り換え、内回り環状線&阪和線か関空快速か悩んだが5分と変わらないので天王寺で乗り換えのない関空快速を選ぶ。待ち合わせは日根野駅、8:30に到着だ。
この日根野駅は駅前に駐車場も多く終日600円。そしてここから5:17の始発で串本までいける。よし、次はここまで車できてあとは電車にしよう!
さて犀さんと合流して一路御坊へ。懐かしの日高川河口にたどりつき出艇準備、出艇は10:35だ。

(透き通った水、最近大和川や放出のイメージ強かったしねえ)
スタート時はほぼ無風、波長の長いうねりがゆっくりやってくる。2月というのに気温は20度、そして水温も変わらない。さすが南紀だ。手袋もはずし気持ちよく漕いで行く。どうも最近、あまりきれいといえない水質を漕ぐのが多かったが比べようもない綺麗さに気持ちがおどる。別にどんなところ漕いでもイヤだとは思わないがやはり気持ちがいい。

(ちょっとわかりにくいですが波長の大きなうねりです)
とうとう南に漕ぎ始めたんだなあ。どうも行きたいと思っていても一度時間が開くときっかけがないとついつち後回しになってしまう。
たわいもない話をしながら漕いで行く。発電所を越えると穏やかな海岸線が目にはいる。
2時間ほど漕いだ時、軽く食事をとることにする。ちょうど印南あたりだ。12kmほどなので平均時速6km/hちょい。本当は一旦上陸したほうがいいのだがめんどくさいので浮いたまま食べる。
それからどこまでいくかという話、初めは犀さんはみなべ、私ははやあたりを考えていた。でもまたその続きを行くときに田辺湾はちょっと面倒だ。ちょうど印南を越えて切目の切目崎だったのでそのままバウを白浜に向けてみた。う-ん16kmぐらいかな?
なんとかなりそうな気がするなあ。犀さんも特に反対しない。あっ行けるなら行きたいんや。

ちょうどこの写真で見えてるのが白浜です。かなり視界が悪いので20kmないのにうっすらとしている。直線でいくと岸から5-6kmは離れるなあ。まあいいか!ヨシ、目的地変更で白浜へ。

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