
(筏くだりで有名な北山川、眼下に筏のスタート地点が見える!)
お盆にうちでもツアーを行った北山川、その時は相談役に頼んだのだが今回は自分でやってきた!関西でも屈指の急流で水もきれいな人気スポットだ!今回は私(サルト)に髭のおっちゃん(オールスター)に熟年パドラードンコさん(Gライド)に新人パドラーWEST97さん(Z-one)だ。さあ元気よく行きましょう!

(嬉しそうなひげのおっちゃん、このジャケットが後で禍を呼ぶ!)
集合は道の駅おくとろ、そこからまずスタート地点の音乗で艇を置きゴールまで車を置きに。ゴールの田戸はジェット船のスタート地点、さすがに盆もあけた平日で人も少ない。駐車場も2-3台しか車もなく楽々停めれる。
そして音乗に戻って頑張って担いで河原へ。さあスタートだ。実はこの時私は大失敗、うっかり気付かず荷物を持って降りてきてなんか重いので確認。まず予備の4分割パドル、薬、財布・・とまあここまではいい。続いて着替え、本・・・本?まあなんて無駄なもん持ってきたんだろう!しかし車まで置きに戻るのも面倒だ。えーい仕方ない全部積んでくだろう!

(音乗の瀬で沈むおっちゃんと乗りあげたドンコさん)
スタート早々の音乗の瀬勢いよく突っ込んでいきなりバックエンダー・・・あれ〜私がこけてる〜 実は私はロールが苦手で嫌いだ。だから瀬の中ではこけない事にしている。ああ、あんだけ荷物積んでたらもっとしっかり漕がな!基本は沈即脱が身上の私、しかし今はツアー中でレスキューもせねばならない。えーいぃとロール。なんと7年振りの流水ロール・・振り向くとドンコさんが岩に押しつけられて動けない。しかしじっと我慢して流れ出してからロール・・・やるう、さすが還暦の時に小歩危デビューしたドンコさんだ。しかしWEST47さんはその間に下の3段目で沈、いやいやツアーに関係ない荷物は減らさないとね・・・

(ひょうひょうと下るドンコさん、私と干支が一緒ということは12歳上!)
その後は私も「荷物を積んだらしっかろ漕いで」と真面目に漕ぐ。交互に沈する2人も全てロールでクリア・・しかし水が冷たくて気持ちいい。

(きいもちいい〜 ずっと浸かっていると寒くなるぐらい)
しばらく行って次の関門はナイアガラ、まあここは根性一発で漕ぎ抜けるしかないです。でも思ったよりパワーがない。先ほどもいったようにこの日は人出はすくない。朝の筏くだりは出ていた。北山川は筏くだりをやるときはダムを放流して水位を上げている。しかし筏くだりがないと放水を止める。どうやら昼からは筏くだりないのかもしれない。しかも明日の木曜日は筏の休業日、これからどんどん水減るのかな?

(ナイアガラ・・でもちょっと水が少なくなってきたかな?)
その後、ムササビホールで休憩。ここでようやく他のパドラーと会う。といっても一人で漕いでいた。なんと先月うちでスターを買ってくれた人ではないですか!うーん、カヌーの世界は狭いねえ。

(カメラで撮りながらくだる。こんなんするからこけるんや!)
ムササビホールで昼食、おっちゃんはどんどん瀬に入って遊んでるうちに岩であごにパンチをもらう。WEST97さんも肩をうつ。やはり浅くなってるかな?

(小松の筏のゴール地点・・こんなんで川下ったら怖いなあ)
昼食後すぐに小松の筏ゴール地点。ショートコースならここで上がるのだが今回は田戸までのロングコース。しかしまあよくこんなのに乗ってこの川下るもんだ。春先など寒いだろうに。
しかしこうして美しい渓谷美を楽しみながらカヌーというのは贅沢だねえ。と気持ちよくくだっている我々に襲いかかってきたアブ、まあ夏に川いったらこのアブに大概悩まされる。油断してると首や肩刺されて痛い。このアブが寄ってくるのは何と言っても黄色い色。おっちゃんは黄色いジャケットで誰も黄色は身につけていない。はっきりとおっちゃんの周りだけアブが寄ってくる。えーい、向こうにいって犠牲になってくれい。・・・ちなみにおっちゃんは刺されたけど私は無事でした(笑)

(まさに深山幽谷の世界だ!)
そしてゴール近くになると流れもなくなりただ静かな世界。あカヌーをやっていてよかったなあ。
しかしそこでアクシデント、誰もいないと思ったのがジェット船が減速せずに突っ込んでくる。あやうくWESU97さんはひっかかりそうな勢い。おいおいなんぼ人少ないからって確認はしてくれよ!

そしてゴール!でもここからが本当に大変なんだ!まあ知ってる人は知ってるがここは凄く長い階段を上らないと道路までいけない。20-30mは上がるはず。おっちゃんに艇替えてとお願いしたのにすげなく拒否!ただでさえ重いサルトにいらん荷物入ってるからアールスターとは6-7kmは重さが違うぞ。おっちゃんのいじわる(泣)

(先にいって見下ろすWEST97さん、若いっていいなあ)
一歩上っては誰の為〜二歩上ってはカヌーの為〜 もう途中で休みたいが休むと歩けなくなりそうで休めない。若いWEST97さんや軽いおっちゃんが楽々あがっているように見える・・・いやドンコさんもがんばっているんだあ。

ようやく上がってドンコさんの手助けを。しかしすぐそこまで上がってきている。ううっ助けが遅くなってすいませんでした!しかし60歳越えてるのに元気やなあ。
という感じで北山川ツアーは終わりを告げた。PS;次の日肩痛かったっす。(おっちゃんは顎が痛かったって・・)

0