さて無事ダイエー前から連なる瀬をクリアした私は猪名川の思い出にふける。初めて猪名川にきたのは
H19年6月18日の事。淀川からスタートして一旦海に出て園田の近くまで漕ぎ上がった。次が
同年11月10日早朝に伊丹のダイヤモンドシティまで漕ぐ。その日はそれから一庫ダムのツアーをして終わってからこんどは
夕方にかけて30数回のポーテージをしながら浅く狭いところをくだったもんだ。
この3回で絹延橋から海まではつながっている。というわけでゴールは絹延橋だ!

(能勢電鉄の下の堰堤)
能勢電鉄を越えてしばらくはおだやかな川相。ほとんど流れもなくゆったりとしている。トムキャットLVは流れがないと船足が遅く全然進んでいる気がしない。でもこの日は追い風なんですね。これが向かい風ならまったく進まないですよ。
ふうふう言って漕いでると前方に流れの音。堰堤だ。それほどおおきくはない。端っこの流れがないところを担いで降りる。

(堰堤の下は浅い普通の流れ)
ちょうどこの堰堤のあたりが道路から見えない区間。護岸工事もされておらず自然の川の感じがでている。こういうのはいいですね。どうしても街中の川は全部護岸工事されているのでちょっと寂しい景色になっている。
そしてこの細い流れを過ぎると再び川幅がグッと広くなる。向こうの方に阪神高速の池田木部と川西小花の間の橋脚が見える。

(余野川との合流地点)
そして左手から川が合流してくる。余野川だ。実は大阪府内の全行政区制覇をやってる時に豊能町はこの余野川で繋ごうかと思っていた。ここを行けば豊能町、箕面市といける訳だ。結局どちらも池や湖で行ったので水の上の線で繋げてはいけてない。いつかまた行ってみようかな?大阪府内もまだまだ広いね。

(絹延橋から見えるゴム堰堤)
川が合流して益々広くなってきた。この辺りから両側に釣り人が見える。この辺でカヌーはあまりみないだろうなあ。川幅も広いので楽に避けれる。その先はゴールの絹延橋からも見えるゴム堰堤だ。堰堤の手前で副総統がいてる。副総統は半袖のTシャツ、その格好でバイクで走り回るのはちょっと寒そうだ。本当にありがとうございます。

しかしこのゴム堰堤無茶苦茶でかいな!普通コンクリートでないのは1mぐらいなのにこれは3-4mある。なんか滑ってカヌーで跳べそうだがこういう人工物は一番危険。ましてダッキーは横向いたら終わりだ。いやいやこんなものがあるとはねえ。川は下ってみないとわからないものだ。
そして無事堰堤も越えていよいよゴール・・・の手前で座り変えようとしたらLVがぁぁぁ!なんと沈。こちらをい見て大笑いする副総統。ああ情けなや。まさか猪名川で頭から落ちるとはおもわなかった!

(絹延橋で楽しそうに漕ぐ副総統!)
ゴールして少し漕ぎたいという副総統にLVを渡す。気持ち良さそうだなあ!漕いでたのは約1時間。これで気になっていたダイエー裏も漕げたし、そこから海までも繋がった。
そして副総統と別れATCに。ATCについてカヌー洗う時に頭から水ぶっかけて洗いました(泣) 濡れた身体にバイクは寒かったです・・・
PS;着替えはその前の日に店に置いてたんです。副総統また安全な所いきましょうね!

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