
(冬になろうとする雲、晴れた空、ここは安曇川 朽木の山神橋 この雲の写真を使いたかった!)
先月に漕いだ滋賀県安曇川、もう鮎も終わり気兼ねなく漕げるようになった。そこで前にいったところの上流のいわゆる朽木渓谷にチャレンジ。さあどうなるのかな?

(スタート地点 約2mほどの石垣の下から)
まず前回のスタート地点のすぐ上の荒川橋の袂に集合、今回はここがゴールになる。前の日の晩に二日前と雨が続いたので水量が多い。うーん、大丈夫かなあ。まあとにかく出発だ。
スタート地点に向かう途中に今回のコース中の最大の障壁の朽木ダムがある。念入りにそこを下見してどうポーテージするかを決める。よし、大丈夫だ!そして安曇川沿いから北川沿いに国道367号線を北上する。そして北川が麻生川と合流したちょっと下がスタート地点、かなりの段差のところを協力して艇をおろす。さあ出発だ!

(清流が濁って濁流に。木々がところどころ川にかぶさっている)
水はかなり濁っている。しかしまったく匂いもなくきれいな感じ。ただ川幅いっぱいに流れが広がり止まるところが少ない。所々木々が川にかぶさりラインを変えないと引っかかってしまう。でもこれはこれで面白いな。
そしてそのまま北川をくだり2kmほどで安曇川と合流、一気に川幅も広くなり景色が一変する。こういう広い空間を漕ぐのは久しぶりだ。

(このバックの雲がたまらなく好きです)
まあここまでちょっぴりはりつきとかもあったものの概ね平和なツアー。流れも早くトロ場がないのでサクサク進む。でもこれ通常水量なら底すりまくりだろうなあ。
そいて現れたのが朽木ダム、ここははいったら絶対駄目。まず死んでしまう。慎重に慎重を重ねかなり手前からポーテージ。万が一にもあせってこけたりしたら命にかかわるので担ぐ距離が延びるのもやくをえない。まあ先に入念に確認したのでスムーズにいける。でもポーテージ終わるのに30分以上かかりました。

(人工物は絶対にいかないでください。とても危険です!)
ダムのしたは瀬が続く。浅くて岩が多く時々落差がある。正直、この朽木渓谷はファルトでもいけるかなとおもっていた。もちろん水が増えたのが大きいのだがとんでもない。とてもファルトでいけるようなコースではない。

(長〜い瀬。見えてるもっと上から続いている。)
そして長〜い瀬の入り口近くでYさんが横波に倒され脱!なんとか艇は流して人間だけは助ける。それから瀬の出口(400mぐらい)を艇を追い掛けましたよ!もし人間ごとながされてたらきつかったな。そして対岸にYさんをロープレスキュー・・・うーん20mロープ使うの久しぶりや!

(とにかく岩だらけ)
後半はまめにスカウティングしてきっちりセフティールートを選ぶ。風がふいてくると寒い。(ちなみにあとでみた朽木町は9度でした)
そして2時前にゴール!スポットもせず食事もとらく7kmほどで3時間・・・いやいや面白かったです。安曇川なめたら駄目ですね。

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