
(いざ、沼島へ!)
スタートの浜から沼島までは約5km、一時間ほどだ。少し波が入ってきてるが1名除いて快調!1名は日頃ファルトなのでラウンドボトムのシーカヤックに手古摺っている。面白いもので焦れば焦るほどストロークは小さくただ水をパシャパシャたたくだけ。最悪海上で乗り換えようかなと思ったけどまあ沈したら沈したですぐ助けれるしリズムを整えて漕ぐ。
島に着く後半はかなり安定してきました、ハイ。

(水中メガネをつけてロールしながらお魚見物!)
無事島についてまず東側にいってそこから島を1周する。私は右回り、左回り両方やってみて絶対左回りがいいと確信している。まあこういうのは私のわがままでコース決定です(笑)
東側に回りこんでいくときれいな浜がある。少し早いがここで休憩。このあともう一つ浜があるがそこをこえたら島の南部は上陸する所がない。

そして休憩が終わっていよいよ南側にまわる。ここは外海のうねりを受けグット深みをました海と浸食されて奇岩が待っている。
既にアニキはポリ艇ならではの狭い水路に跳び込んで嬉しそうにはしゃいでいる。ついていきたいがさすがに底をするので無理。クソー、うらやましい。

みていた他のポリ艇組みも楽しそうに岩場を漕ぎ抜ける。

縦、横、斜めと不思議な断層の岩、岩の間からのうねりで時には1mほど波があがる。
楽しいなあ。カヤックだけが近づける地域が目の前に広がる。シーカヤック冥利につきますね。

(時々おおきなうねりが襲ってくる!)
本当に見あきないというかなんというか。大体繋げるために同じところは何度もこないのにプライベートで何度かきた島はこの沼島だけではないだろうか?私にとっては本当に心躍る島だ。

そして最後は上立神岩、まさに神話の世界だ。

実はこの横に階段があり上の社へと続いている。ただ海からあがるのは非常に困難で、上から降りてきて岩を見に来る為のもの。この岩を天浮橋(あめのうきはし)になぞらえて天のぬぼこで海面を混ぜるのになぞらえているのだろうか? 上に立つ神の岩、本当によくこんな岩が海中に立っているもんだ。

(岩を見ると登りたがるN1号)
巨岩をこえ前方に淡路島がみえてくる。ここに砂浜があるので最後の休憩。なぜが岩に泳いで行って登りだすN1号、元気ですねえ。

それを見て負けじと続くN2号、ふ、不思議な人たちだ!
そして休憩も終わり淡路島に帰る。帰りは追い潮に合わせたのでかなり楽。いい一日でした。着替えて帰りにたまねぎ買って・・・さらば沼島よ、またいつか!

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