
2010年ももう最後、当然どこか漕ぎ納めにとなったのだがいつものように二転三転。初めは海が川に変わり池でもいいかなと思ったり・・・最後は最近は急流にいってないのと今年はまだ一度も私にとってのホームコースの伊賀川にいってないのでいこうということとなる。(伊賀川とは木津川の事ですが柘植川の合流地点から名張川の合流地点までの通称です)一緒に行くのはうちのスタッフのヒー先輩。実は2人だけでいくのは今回初めてです。

(カヌー歴20年のヒー先輩、でも心は永遠の少年!・・らしい)
朝、ゴール近くのJR月が瀬口駅で集合。そして河原へ移動する。実はこのゴールのすぐ先が木津川と名張川の合流地点、川沿いの奥には夢絃峡温泉がある。川沿いの広場に車を止めるのだが奥の広い所はバスなどの大型車の転回場所なので手前に止める。1台の車を止めそこから国道163号線を東へ。伊賀上野城が見えると左に曲がって岩倉郵便局の横から川沿いに入ってキャンプ場の手前の公園に車を止める。

ぱっとみただの公園だがちゃんと無料駐車場の看板も出ている。まあその先にも無料駐車場があるので駐車には便利だ。
この伊賀川(木津川)は岩が多くとにかく引っかかる箇所が多い。この日は水もすくなく島が原の水位計で56cm、でも前日が雨だったので少し増えて水位の割には水流が速い。増水すると怖いところだ。

(岩倉の瀬、写真でみて左手がメインルート、増水時は右になる)
まあとにかく小さい瀬が多く曲がりくねった川だが、大きく曲がって長い瀬が終わり出てくるのが岩倉の瀬。普段は右がルートだが入口は真ん中なのでうまくコースを変える必要がある。左は岩だらけでかなりの確率で引っかかるのでいかない方が無難。右の最後が落ち込みで一番右は少しキーパー気味。

(2段の瀬、写真で見るとたいしたことはない)
そしてまたいくつかの瀬を越えてちょっとトロ場があって鯛が瀬のキャンプ場の横に入る。ここの瀬は前半は左右に振られるがちゃんと漕いでたら問題ない。そして2段目の入り口がやらしく本流が落ち込みのキーパー気味、しかも岩があってここで沈して2人顔面流血あり。本流の落ち込み手前を左に針路をかえ入るのだがこの入ってすぐで左右の流れがぶつかりウェーブで捕まってしまう。まあこの日の水量では問題なくあと20cmぐらい増えたらよく捕まる。その下はパチンコ玉になったように左右の岩にはじかれるので沈脱すると悲しい。
そこを越えるとしばらくトロ場、そしてJR島が原駅の近くで橋をくぐる。まあここまででも十分楽しめる。

(大滝の瀬、何人か骨折あり。私は一度捻挫しました。)
島が原から下は小さな瀬の連続。大きいのは落差4mの大滝の瀬。国道163号線のバイパスの高架をくぐり右に瀬が入った所の次にあり、瀬の音が重い低音になる。間違って入ると危ないので手前でポーテージ。
この水量で行くとしたら左岸(写真では右)真ん中を行くのは写真で見て私の左肩の岩が水被ったらいけないことはない。ただ下に岩があるので跳びこえて着水しないと危険。上でロールしてたりしたら失速して岩の手前に落ちる。(2人艇が折れました)まあ行く必要はないと思います。

(スピンの失敗で瀬から出てしまって笑うヒー先輩)
滝を越えると気持ちのいい瀬が続く。そして大きくカーブして橋を越えるとゴール・・・
ヒー先輩がこのコース気に行ったようでコースガイド風に書きましたがどうですか?今度は水増えたら行きましょうか!
*そういえば三重県漕いだの今年初めてだった。
伊賀川の水質は


です。

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