
(いいよねっとのGPSの画面です。左側拡大したら航路もでてますよ。)
海上で合流後一路小豆島を目指す。波は穏やか、気温も寒くなくいい感じ。(手袋邪魔なので外しました)モヤがかった感じが水墨画のようでとてもいい。この景色がどうしてもカメラではうまく撮影できない。今回もただボヤーとした景色になってしまっているが実際はもっと幻想的な感じです。

(貨物船との遭遇、基本は直角にクロスする・・です)
しばらくすると船舶がやってくる。もやがかかってるので少し見にくい。実は初めに気が付いていたのは私一人、このできるだけ早く船を見つけるというのは意外と難しい。これが遅いと怖い思いをする。どうすれ違うかも重要、まあ航路上はいかないのが一番いいのだが・・

(左から前島(小豆島)、小豊島、豊島・・まったく距離感がわからない。)
しばらく漕ぐと艇が右(西)に流されている。島が近づき潮が早くなっている。真っすぐ漕ごうとすると右に右に行くので少し左にバウを向けてフェリーグライドするイメージで漕いで行く。
この流れにだが川で10年ぐらい漕いだ頃からどれくらいの角度なら流されないか本能的に解るようになった。この潮流で一番苦労したのが大潮の明石海峡、漕いでないのに7km/h以上で流されていて非常に怖い思いをした。
まあ今回はそこまで速くない。ただ流されてると認識してるのならいいが認識してなかったらそれは危ない。知らない間に航路上に押し出されていたりする。

(小豆島のすぐ横の葛島、ここで鳥の足跡しかない)
12:40ぐらいに葛島に到着。ここから土生港までは3kmちょい、ここまで来たら島伝いに泳いででもいける距離。そこで昼食をとる事にする。周りにはだあれもいない。海を鳥、時々遠くを船が通る。いいですねえ、まさに心が洗われるようだ。本当にこういうひと時は何物にも替え難い。

(フェリーを高速艇が抜いていく。こいつが引き波きついんです)
食事もとったし再びカヌーへ。いよいよ土庄港の方へ進んでいく。時折フェリーが行きかう中、港の奥へ奥へと進む。
実は私にしても10km以上離れた島に渡ったのは久しぶり、やはりいい達成感が心を満たす。湾内でしばらく時を過ごしてやがて上陸。漕いで帰ってもいいのだが畳んで帰れるというのがファルトの魅力。たっちの差でフェリーに乗りそこなったのでまあゆっくりしましょう!

(帰りのフェリーの上で。既にビールを飲んでいるMomoさん・・顔色みたら誰が飲んだかわかるでしょ 笑)
そこで讃岐うどん(香川県ですし)食べてあちこちウロウロしてたら乗船時間。カヌーは下の車の横に置いてゆったり気分。今まで自分が漕いできた海をみながら帰る・・贅沢だなあ。

(夕日がきれいです。オリーブフェリーの船上より)
1時間ちょっとで岡山港へ、そこから今度は両備バス。なんとか膝の上にカヌーを載せて頑張る。ファルトの場合このバスが一番しんどい。やはり通路が狭いので人が多いと迷惑かけてしまう。
なんとか岡山駅についてコンビニを探す。そこで艇は大阪に発送。艇さえなければかなり楽。ちなみにアルピナ460で1690円でした!

(165cm以上無理ですといわれ前で詰めなおしました!小豆島で郵便局いけばよかった。)
あとは手荷物もって帰るだけ。帰りは乗り継ぎはめげて新幹線乗る事にしました。岡山から新大阪まで1時間かからない。これなら普通の通勤時間ぐらい。特急料金2410円はまあ仕方ないね。

(似合うでしょ。新幹線が似合ってるよね・・・)
こうして日帰りプチセレブ小豆島渡航計画は終わる。家についたのは21:00ぐらい。いい一日でした。やはりたまには遠征もね!

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