(大阪「駅名」の謎 谷川彰英 著)
実は先日武庫川に行く時に車内で読むようにもっていったのがこの本。大阪のいろんな電車の駅名を中心に歴史にからめて説明していく。これが結構面白い。
そもそも文中にもあるが大阪は歴史の宝庫だ。神武天皇が東征して上陸しようとしたのが東大阪市の枚岡だ。ただ神話の時代でもあるので教科書ではあまり重視していないというだけ。四天王寺にしても法隆寺より古い日本で最初の官寺だしその聖徳太子の生誕地でもある南河内郡太子町は大阪府だ。

(特に意味はないのですが駅名・・電車という繋がりで)
川でいえば以前平野川を漕いだ時に鶴橋の横をとおったのだが、その鶴橋自体が日本で最初にかけられた
つるのはしから名前がきている。大阪といえば八百八橋と言われるほどの川の街、当然駅名にも川と関わるものも多くそこからもいろんな歴史がしられるもんだ。

(環状線の車窓より大川を眺める)
また海も関わりが深い。奈良や京都に都があった時に海路への入り口はやはり大阪湾だ。実際私も漕いでみたが日本海へは高低差があり意外と行きにくい。なんといっても大阪湾が便利だ。
この大阪湾は
茅渟(ちぬ)の海と言われていたのをご存知だろうか?これも元々は血沼の海の佳字化なのか?

(ATCの前のフェリー乗り場)
佳字化といえば阿倍野区の
桃が池を漕いだ時、元々は悪霊祈願の為に四股を踏んだ地なので股が池と言われたいたのをおんをそのままで意味を良くするために桃に変えたというのを聞いて驚いたものだ。埋田から梅田もそうですね。

(最後の名前は都市の名前になってる川;寝屋川)
ちょっと強引だがカヌーを漕ぎながら大阪の歴史を考えると川も海も池もいろいろ関わってきますね。これだからカヌーはやめられないんです!

大阪南港にあるカヌーカヤック専門店KAYAK kono-tori

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