
(淀川大堰と
毛馬の閘門)
先日いつものように淀川でカヌー体験があった時の事、珍しく毛馬の閘門まで行ってみようという事になった。もちろん閘門を通るのではないのだが近くに寄って見に行こうというもの。
淀川ではしょっちゅう漕いでるのだが毛馬の閘門はめったに近寄る事がない。上陸する所も少ないし淀川大堰の方はかなり危険だ。

(淀川大堰、淀川の端から端まで水門で仕切られている。近づくと危険)
そもそも淀川とは元々が豊里の方から毛馬の閘門を通って桜ノ宮の方へ行くいわゆる大川が本流。ただ現在は十三、海老江、伝法から海に抜けるルートを新淀川として使っておりそちらが本流となっている。

(淀川大堰の手前の左岸で上陸する)
その淀川大堰の方は水門があるので通ることはできずこの区間を行こうと思うと手前から担がなくてはいけない。あまり近寄ると気がついたら吸い込まれるのでかなり離れた所から担ぐ。これが結構めんどくさい。(水門に吸い込まれたら九分九厘助かりません)

(こちらは毛馬の閘門)
一方旧淀川(大川)の方の閘門は水位を調整して通る事が出来る。(まあ申請してもカヌーでというと受け付けてもらえないですが・・)
実はこの淀川大堰、毛馬の閘門の上流が淡水、下流が海水が混ざっている。ここまで潮が上がってくるんですね。現に淀川大堰のすぐ下で満潮の時はクラゲが浮いています。
そこで大阪市内へ供給する水は大堰のすぐ上から取水するそうだ。

(柴島のポンプ場の取水口、上の橋は水の為の橋)
こんなこと考えるのもカヌーに乗ってからですね。
水の都大阪・・・まさにいろんな水路(川)が知らない所で大阪を支えています。

大阪南港にあるカヌーカヤック専門店KAYAK kono-tori

0