
(篠山川の川代公園MAP)
さて篠山川の太田橋-谷川区間を漕いだあとは川沿いに遡上するように道路を走る。途中で川代公園で一休み。ここはつり橋の下に瀬が一望にできる。かなりのアップダウンがあり左右にコースをかえないと行けない。昨年12月に行ったのだが、あまり余裕はなかったですね。とにかくレスキューしにくいコースで沈したら大変な事になりそうだ。

(つり橋の真下が瀬になっている。)
はじめはこの篠山川が加古川水系だとしらなかった。JR福知山線で横を通ると、きつそうな川があるなあという感じ。ちょうどJR加古川線と福知山線の分岐の谷川駅の前の川も篠山川と知らずに加古川と思ってました。それが漕ぎ出すといろいろ調べるし行きたくなってくるんですね。

(つり橋の下の瀬、篠山川は見通しのきかない瀬が多い)
さてこの篠山川だが、篠山口の駅前で非常に珍しい
谷中分水界という水路で武庫川水系と繋がっている。田松川という人工の水路なんだが、田松川の真ん中がちょうど池のように溜まりになっていて、北へ行くと篠山川、南へ行くと武庫川になるという不思議な水系。
まったく別々の水系の川が繋がっているというのは非常に珍しい。

(JR篠山口駅前の谷中分水界の看板)
そもそも由良川水系と加古川水系も
石生の分水界で同じ所から分かれていくのだから、兵庫県の丹波市、西脇市、篠山市の由良川、加古川(篠山川)、武庫川は支流を通じてすべて繋がっているということになる。

(できたら看板を拡大してみてください。石生の中央分水界)
これも漕ぎ出すまで知らなかったんですねえ。漕ぐ(繫ぐ)事をしようと思うと、ルートを始めとしてそのエリアのいろんな事を調べる。その調べる過程で今まで自分に地縁のなかったところにも思い入れができてくる。

(赤は漕ぐか歩いた所、青はこれから)
そうするとこういう発見がある。これだから繋げていく旅はやめられないんです。
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