
(南あわじより見える
沼島の眺望)
日本書紀や古事記に出てくる創生神話、イザナミ、イザナミの二柱が浮桟橋から矛を降ろして、海水を掻き回す。その時初めに矛の先からしたたる海水が滴り出来たのがオノゴロ島、この島こそが淡路島の南の沼島とも言われている。
淡路島から見える北側と南側の景色は大きく違い、外海の波が入ってきて浸食された岩々は必見。比較的大阪からも近く一度は見ておきたい所だ。

(先日、満73歳になられたmomo御大)
そんな沼島だが、南側は迫力ある岩場の反面上陸するところがない。うねりや波もあり荒れると近寄れない。また鳴門にも近く、吹き下ろしの風も吹きやすいのでツアーをするとそれなりに難易度が高い。天気をみてぱっといけばいいのだが、計画すると中止になる事も多い所。しかも島に渡れなかったら、単調な海岸線が続くだけでちょっと寂しくなる。

こんな沼島だが、うちの仲間で最高齢のシーカヤッカーmomoさんという人の場合、H21/7に初めてツアー参加を申し込んで以来中止中止の連続。momoさんが申し込まなかった時は普通にツアーも催行くしてたのでもう沼島の神様に嫌われたとしかいいようがない。この人は古希の記念に単独で和歌山の日高から徳島まで漕いで渡るような人なので、行く気になれば行けるのだが、なんとなく一人だといかないままこんにちに至っていた。

そんなmomoさんも先日73歳の誕生日を迎えた。そこで折角なのでどこか行きましょうかというと、沼島に行こうとの事。そんなわけで久々の沼島へのツーリングです。

(沼島についてガッツポーズ)
ところで漕ぎまくってるから忘れられてるのだが、私は今年は1/4から3/29まで成人病センターに入院していた。そして退院後いろんなところに行ってるのだがまだ使ってない艇がある。Prijonのマーリンとアルピナ450HV。どちらもソロの海用の艇。そういえば大阪湾で練習では2回一人で漕いだが、海はタンデムばかりでしたね。そして今回の艇はPrijonマーリン。全然使ってなくてごめんなさい。450もそのうち使います!

(わかりにくいですが指先は伊島、頭の後ろが徳島県阿南市)
そしていよいよ私、momoさん/シメスタ500の3分割、シーマスターさん/スパルタンアラシで出発。本当に今までは何だったんだというぐらいのベタ凪ぎ。サクサク漕いであっという間に沼島に到着。まあ行ける時ってこんなもんですね。
そしていよいよ迫力の南側へ進む。さあどんな感じかな!
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