今年の大きな目標の一つにしまなみ海道の大三島まで到達するというのがある。
それも尾道から2回漕いで、次には到達というところまできた。
そもそもなぜ大三島か?
それは河野にゆかりの島だからだ。
もともとうちは愛媛県の新居浜の出身、祖父が大阪に出てきて100年ちょっと、私は20代の時に本籍を大阪に変えたのだが、父や兄はまだ愛媛県新居浜市のままだ。

そんなわけで瀬戸内海を西に進んで、塩飽諸島を過ぎた高見島から本州沿いと四国沿いに分かれて進みだした。
最終ゴールは大三島であり、そこに両側から繋げていく行程だ。
しかししなまみ海道に入り、島を廻りながらの楽しいシーカヤッキングに比べて、愛媛県の海岸線はどちらかというと単調で気が進まない。
もちろん父祖の地である新居浜と、縁の地の大三島を繋ぐのは私にとっても大事な事なので辞めるわけにはいかない。
しかしこのままでは楽しいしなまみ海道ばかり進んで、愛媛県沿岸が70kmばかり残るという事になりかねない。

特に次に漕ぐ予定の川之江は製紙業中心の工業地帯で、海岸線が9kmばかり続くコンクリートの岸壁となっている。
地図でみてるだけでもおっくうだ。
そうも言ってられないので、気持ちをふるいおこし川之江から西に進むツーリングを計画した!

(後ろには製紙工場の煙突が並んでいる)
まず四国に縁のある人にお願い、墓参りで帰られる方に同乗して、漕いでる間に用事をすませてピックアップしてもらうというかなりずるいもの。
幸い引き受けてくれる方があり、艇も積ませてもらう。
もう今回は強引に行く段取りしました!
そして計画を海仲間の掲示板に挙げると、これまた奇特な仲間が同行するといってくれた。
こうやって自分以外も入っての計画だと、もう行くしかないと気持ちが定まる。

朝、大阪を出発。
川之江まできて
昨年8月に出した場所までやってきた。
ここは一見出せそうにないが、湾内で波が穏やかな点、底が浅く干潮になると立てる点で出艇に選んだ。
出しているすぐ後ろには工場群が見える。
まずあれを越えていかないと!

今回の目的地は新居浜東港の新居浜キャンプ場、あるいは垣生海水浴場、そして国領川の河口のうちのどれか。
天気は快晴、気圧も1015hPaと安定している。
では行きますか!
まずは工場群をサクッと越えていこう!
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