
今年一年は病気に一喜一憂、表面上は気楽に漕いでるようですがいろいろありました。
まずはちょうど一年前の昨年末、肺に転移したときから転機があった。
癌が転移する(ステージ3以上)はどこに転移するかで大きく変わる。
以前は膀胱癌で主に下の前立腺、精巣などに転移してたので全て全摘、ただこのあたりだと死亡率は低い。
それが肺にとんだのでそうとうショックを受けた。
今年の1月はそこからスタート。
いままでやってなかったオブジーボ治療を始める。
ただ前にも書いたが、肺癌に効くオブジーボも原発性肺癌なら標準治療で受けれるが、私のように転移性肺癌では自由診療扱いになる。
要するに保険が効かず実費ということ。
同じ肺癌なのにねえ・・・

(何回やっても点滴は嫌なもんです)
そして1月、2月とオブジーボ治療をやってる時に血尿が出だした。
2月はそれで何度も泌尿器科に通って診察&検査。
まあ内臓出血ではなく、回腸導管の外側からの出血のようだということで自然治癒をまつ。
外傷なら傷さえ治ればOK,でも不安でいっぱいでした。

(温熱療法です)
そのオブジーボ治療も始めは効果なく、2月、5月とCT検査のたびに肺がんが少しずつ大きくなってくる。
そして6月から自分の手術して取りだした癌細胞からワクチンをつくって投与する自家ガンワクチン治療、そして漢方薬の十全大補湯をのみ始める。
これらも相乗効果で症状が良くなった実証がありまさに藁をもつかむ気持ち。
更に温熱療法で患部に熱をあてたりもしました。

なのに7月は癌がとんでる左の鎖骨あたりが腫れてきたり、息苦しくなったりと不安材料続出。
不安の中の8月の検査はなんと肺の癌が縮小という結果。
そして11月の検査ではほぼ肺の癌は消え、残るは始めに転移した首部と左腹部のリンパ腫になった。

(暗雲をくぐりぬけ行こう!)
そして11月から3ヶ月集中でやってるのがオブジーボ+ヤーボイ+NK細胞、これを1月までやってしばらくは漢方薬だけで様子見の予定。
単純にお金が続かないせいもありますね。
思い返すと7月の息苦しさはストレスですね。
1月、2月にもありました。
ストレスは本当に怖い。
これまだカヤックやって気分転換&楽しんでるからいいものの、なにもなく治療だけならメンタルがきつくて参ってるかもです。
さて来年はいよいよ3年生存率20%といわれた3年目。
当初より私は3年間はなんとか効く薬があるが、それ以降は薬で止めれない。
広がるまでは普通の生活をおくれるが広がり出したら転移した場所によったらすぐアウトという感じだった。
さあ1年後はどんな感想かけるやら・・・

9