
(淡路島について珈琲を一杯!)
紀淡海峡の北行き航路、南行き航路と大型船の航路を通過し一安心、あとは上陸するだけと意気揚々と漕いで行く。
ただ帰りも北への流れなので、流される事も考えて上陸地点は少し南寄りにしたい。
そこで浜が近くなると斜め南に進路を変える。
するとそれまで時速6〜7km/hだったのが4km/h台に失速。
やはり潮に逆らうとしんどいですね。
まあそれでも無事淡路島に上陸。
私以外の二人は紀淡海峡を渡ったのは初めてなのでそれなりに嬉しそう・・・まだ帰路があるので喜びきれない部分はあるのです。

(友が島を指差し喜ぶasobimanさん、しかし視界が悪い・・・)
淡嶋神社前から淡路島まで2時間をちょっときったぐらい。
予定では12時ぐらいまでのんびりして潮が緩くなり出してから帰るつもり。
そして珈琲で乾杯して軽く行動食を食べていると風が少し出て来た。
うーん、これは早めに帰ろうかなと予定を早めて11時45分に帰路をスタートする。

(11時45分 ここまで11.1km)
帰りの紀淡海峡では淡路島寄りの南行き航路はまったく船がおらず。
これはラッキーだ。
そして海峡の真ん中を越えて友が島寄りの北行き航路に近づく。
するとかなりの大型船がこちらに来ている。
たままだ我々が航路まで遠いのでこれはあっさり前を通過していく。

(まずは北行きで先に通り過ぎた)
ペースを変えず漕いで行くとその後に何隻か続いている。
ただラッキーな事にもう神戸方面航路は通り過ぎたあと。
これは15分早く出発した甲斐があったね。
正直行きのようにダッシュや海峡真ん中で待ちを覚悟していたので、普通のペースで漕いでるだけで全部やりすごせた。
ありがたいことだ。

(後ろを通る大型船)
ただ始めに書いてたのだが、北行きはより友が島寄りの大阪方面と少し真ん中よりの神戸方面がある。
通り過ぎたのは神戸方面。
ここで私以外の二人は航路は終わったと油断して確認してなかった。
帰路は潮に乗せるために少しだけ北向き、まあ西北西ぐらいに進んでいる。
友が島の北側に入るルートだ。
これにたいして南から来る船は時計の4時ぐらいの方向から来るので見えにくい。
気にして定期的に確認してた私は気が付いていたので軽く注意を促す。
気合いを入れる意味もあって軽くダッシュ。
まあダッシュしなくてもいけたとおもうけど気が抜けてる時は緩い引き波でも怖いので安全な所まで逃げ込んだ。
こういうのも慣れですね。

(沖ノ島に戻ってきた!)
そしてついに沖ノ島に到着!
無事紀淡海峡を往復できた。
今回、友が島には上陸はしない。
あくまで和歌山から淡路島で、途中友が島の島影を利用したという感じ。
さあしばらくは島沿いだ。
油断はしないものの景色も楽しみながら行きましょう!

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