
(少しずつ大きくなる瀬戸大橋)
カヤックを漕ぐ時に自分がどこを漕いでいるのかを確認するため周りの景色を見る。
それは山であり岬であり橋であったりする。
そして特に海の場合目印になるのが島、そして橋だ。
今回はゴールが瀬戸大橋の袂という事もあり瀬戸大橋自体が目標になっている。
これはもうかなり遠くからでも視認出来るポイントで絶好のランドマークといえる。

(まさにランドマークたる
大槌島)
そしてもう一つ、このエリアでのランドマークが大槌島だ!
実はここが瀬戸内海で最も狭い区間、岡山本土と香川本土が直線で約7kmしか離れていない。
そしてそのちょうど真ん中にあるのが大槌島となる。
この島が三角でまた目立つ。
どこから見てもほぼ同じ形というのもわかりやすい点。

(振り返ると水平線が見えない)
上の写真を見てほしい。
大槌島の手前から宇野方面を見た所だ。
カヤックの上からは水平線が見えておらず、本州と島影が繋がっている。
正直、地図がないとどこが抜けれるかわからない。

(かなり離れてもう一度振り返る。上の写真との違いは大槌島)
もう少し離れて同じように見ると、はっきり大槌島だけが浮かび上がる。
これがどれだけ心強い事か!
今みたいに地図が発達してなかった時はこの島が凄いランドマークとなっていたはず。
漕ぎながらそんな事ばかり考えてしまうんですね。

(瀬戸大橋がかなり近くになってきた)
そして島の横を抜けると現代のランドマークたる瀬戸大橋が大きくなってきた。
やっぱりいいもんですねえ。
ところでこのコースはそれなりに潮の速いエリア。
漕ぐ時は当然楽に漕げるように追い潮を選んでいる。
ファルトのタンデムで時速は8km/hはコンスタンスに出ている。
そういえば前に来た時もそれぐらいでていた。
ただ微妙に斜めに曲げられるので必死で舵を取る。
減速は嫌なので片側だけは大きく漕ぐのだがこれがしんどい。

(そして鷲羽山に到着)
そして瀬戸大橋の袂の鷲羽山に到着。
実はこれで相棒のDEEPさんは大阪〜尾道間を漕ぎきったことになる。
おめでとうございます!
さてではここからは児島駅に近づき上陸するだけだ。
もうちょいやね。

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