
(早朝の誰もいない時間に院内を少しでも歩く)
本日7月28日、またまた一時退院。
6月18日に入院して9クール、10クールが終了。
しかしどちらも、本来は1クール中に2回抗がん剤を打つはずがあまりの白血球の低下により1回しかうてず。完全に薬で骨髄抑制がされて自分で造り出せてない。
特に2回目は量を減らして打ったにもかかわらずの低下、お手上げです。
今回の退院も治ったのでなくあまりに数値が悪いので、自宅で一ヶ月ほど回復さしてまた9月ぐらいに再入院して11クール目をうとうという事。
本来今回の入院は抗がん剤をやって、その先の分子標的薬に行きたい為。
しかし抗がん剤がちゃんと打てず、効かなくなったという結果が出てないので先に進まない。
変な話だが、抗がん剤で身体が壊されて行ってるのに打ち続けて、効かなくならないと分子標的薬が使えない。
ほんとになんてこった!

今回は髪の毛もあまり抜けず、見た目が変わらない。
また身体は動くしそれなりに元気に見える。
しかし看護師さんにも言われたが血液の数値がボロボロ・・・インフルエンザなんかがはやったら一発でかかってしまいそう。
あと日焼けでかぶれたし水ぶくれするので、炎天下はあまり出ないように。
カヤックも2時間ぐらいまでか・・(漕ぎには行きます。せめて少しでもストレス緩和したい。ストレスってほんとに凄いしんどい)
どっちにしろ夏はバシャバシャレベル。
涼しくなると身体が負けにくくなるのでかなり楽。
まあしばらくは自宅です。

(自動販売機にもこういう文字が)
退院して一番辛いのは「退院おめでとう」、「もう大丈夫?」と言われる事。
<退院といっても回復期間が必要でまたすぐ入院します。>
<過去最高に血液の数値が悪化、治療が継続できなくなりました> といちいち言うのもしんどい。
普通に最近暑いねとかなんかおいしいもの食べたいなあとか行ってくれるのが一番ありがたいが、みんな妙に気にして大丈夫と聞いてくれるのでゴリゴリメンタル削られます。
でもこれも聞いてほしい時もあるので病人の心理とは複雑なもんです。

(ハローワークと合同でこういう事もやってるんですね)
ちなみにあと2年ぐらいは生きれるかな?で、それ以降はなんともいえないそうです。
今年の12月で満58歳、目指せ還暦、それ以降はそうなってから考えよう。
*今週同室になった人のためいきと独り言が多くてしんどい。もうどうしても聞こえてしまうんです。癌患者しかいないんだがらみんな苦しいんやけどなあ。でも個室は高いしねえ。 暗い文章すいません。

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