
(四国本土が見えて来た)
瀬戸内海を縦断するべく岡山県玉野市の渋川海岸を出て大槌島、小槌島を通過してきた我々は、本船航路も無事通過して四国本土のすぐちかくまでやってきた。
まあ小槌島まできた時点で残り数百メートルだったので最後はすぐだ。
単に岡山県から香川県というだけなら、宇野港から500mの屏風島という島も香川県だし、本州から1km未満の香川県の島は結構ある。
でも本州から四国本土となるとなんか感慨深いものがある。

(小槌島をバックに)
そして
四国本土に上陸、四国側の先端の大崎の鼻の西側は坂出市、東側は高松市で上陸したのは坂出市側だ。
砂浜は無茶苦茶きれいでゴミもなく、まさにプライベートビーチ。
目の前に小槌島が見えるが、それに隠れて大槌島はみえない。

ちょっとわかりにくいのだが、すぐ上の写真の左手後ろにうっすら見えるのが瀬戸大橋。
このまま西に海岸線を漕いで坂出港を越え、多度津の近くの海岸寺駅まで漕いで、更に反対側の東側を高松、屋島と進み小鳴門海峡までいって香川県の沿岸線もいつか繋げたいもんだ。

(小槌島を東側から回り込む)
さて四国に到着したのは9時15分ぐらい、かなり順調にきたので転流には少し早い。
そこで一旦小槌島を東側に回り込んで、西流に変わる頃に大槌島をの航路を横切る事にする。

(手前は小槌島、奥は大槌島)
ちょうど潮が止まってる時間なので比較的容易に小槌島の東側に到着、奥に大槌島が見えて大型船が航行してるのがわかる。
さあ再び航路横断だ。

(向こうは大槌島)
時間的にちょうど潮が西に変わる頃、ちょっと潮止まりの影響で波がざわざわしてるが問題はない。
復路の何隻かの船舶が行きかっていたが、特に船待ちすることもなく比較的スムーズに漕げる。
こういうのは本当にタイミングですね。
引っかかる時は何度も引っかかるし、うまく行く時は嘘みたいにすっと通過できる。

順調に半分以上航路を越えて、このまま斜め左(西)に行けばいいのだが、大槌島の東側を通ってみたかったのと、東から角度付けた方が潮に乗って漕ぎやすそうだったのでそこから大槌島の東側に回り込む。

(私の写真、船が遠くを通っている)
メインの航路も越えたので、あとは潮に乗って気持ちよく帰れるかな?
とにかく島の東側へ向かおう!

7